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2016年10月9日~10日の両日、 パルマローザ主催のイベントを開催しました。 1日目は、 「パルマローザ 古書店めぐりツアー in 神保町」 ガイド 大橋禄郎先生 (大橋予暇研究所主宰 ロッコム文章・編集塾主宰) 2日目は、 「栄養士・健康支援者のための輪読会 テーマ 『食文化論』に視点を持つ」。 (講師 大橋禄郎先生 会場 横浜技能文化会館) 1日目に開催した 「古書店巡り」はシリーズ化し、 これまでも、原宿、浅草、日本橋、上野、銀座、 など、都内いろいろの場所を、 「歩コム」しています。 今月末には、「ぶらカメラ in 沖縄」を予定。 神田神保町での古書店巡りは 2年ぶりの開催。 都内および都内近郊に住んでいても、 「神保町には行ったことがない!」 とおっしゃる方は少なくありません。 そもそも「じんぼうちょう」の発音が違う人がいると、 最初から大橋先生からダメ出し。 「北海道」「勧進帳」と同じ発音ならOK。 「お絵かき帳」と同じ発音ならNG。 神保町は、古本屋さんが多く並ぶ街として 知られていますが、 「本離れ」が進む今日、 1日かけて「古書店」巡りをする人は 激減していることでしょう。 そもそも、古書店そのものが激減している様子。 私たちが入った、ある古書店では、 「きょうはみなさんのおかげで祭りのよう!」 と、店主がおっしゃっていました。 どんな本でも インターネットで居ながらにして かつ、送料無料で本が届く時代。 なのに、本屋さんに足を運ぶメリットはあるの? と聞かれたら 私はこんなふうに即答します。 1.購入予定以外の本に出会うことができたり、 本の品ぞろえ、本の配置、 本屋さんで見かけるお客さん、 経営者一族のマンウォッチング……。 幸い(?)古書店の大半は個人経営。 「古き、よき時代」の証言者として そこに立つ自分もウォッチングの対象。 2.古書店の場合、 絶版になっている本にも 出会うことができたり、 新刊でもあまり見たことがない、 いろいろの「食の辞典」 に出会うことも多い。 世の中には、食の事典や辞典のなんと多いこと。 3.自分の念頭には まったくなかった分野の本にも 目を向けることができる。 現代社会にも、 なんと「発見」が多いことか、 それも、100年前の本もある古書店の中で。 今回、私は、 国語研究者対象の雑誌の中で、 「医療コミュニケーション」の 特集に出会えた。 4.1人で行くのも楽しいけれど、 大勢で行くことで、 自分1人なら選ばなかった本を 購入することができたり、 人に買われる前に、ゲットしようと焦って、 すばやく自分の腕の中に抱きしめたり。 その気分は、 オークションで競り合う競り人のよう。 古書店で手に汗を握る体験をするなんて。 気がつけば、 送ってもらわなければならないほどの量を 買い込んでいた。 司馬遼太郎さんは、 トラック一杯分、古書を買い込んだとか。 畏れながら、その気分がわかるような気がしてきたり……。 私の収穫は21冊。 (1)日本語学』2000~2015年までの号を5冊 (特集) ―医療のことば― ―ことばのハンドブック― ―人の呼び方― ―食べ物とことば― ―ことばの「美しさ」とは― ―ジェスチャーとことば― (6)『もてなしの辞典』 (7)『ヨコハマ 洋食文化始め』 (8)『國文学』(特集 現代の名句名言777) (9)『面談 たべもの誌』 (10)『食べることの思想』 (11)『秘められた和食史』 (12)『いま蘇る味の世界』 (13)『食べる楽しみ、生きる喜び』 (14)『香料 日本のにおい』 (15)『色の名前BOOK』 (16)『ホットケーキの本』 (17)『作ろう 食べよう 行事食』2冊 (19)『食は時代とともに』 (20)『自宅で始める小さなパン教室』 (21)『はっとする味』 通勤電車の中で、 カフェタイムに、 待ち合わせのときに、 健康診断を受診する際のロビーで、 飛行機や新幹線で、 これらの本をしばらく、 持ち歩く予定です。 ★翌日は、「栄養士・健康支援者のための輪読会」。 パルマローザでは、 毎年、輪読会を定期的に開催し、 (講師 大橋禄郎先生) これまでも、 『食品成分表』を読んだり、 先生が『栄養と料理』編集長時代の 『栄養と料理』からの記事を先生の解説のもと、 声に出して読んだりしています。 栄養士・健康支援者である前に、 感性と奥行、洞察力のある自分づくりに 時間と労力を使う喜びはひとしお。 先生のちょっとしたコメントによって、 1センテンス、段落、1行、行間の深い意味が あぶり出しのように見えてくるのです。 今回は「食文化論」に視点を持つ、をテーマに、 大橋先生は、 3つのテキストをご用意くださいました。 1.『食卓文明論』 2.『たべもの日本史総覧』 3.文学に描かれた『日本の「食」のすがた』 「人は料理をする動物」、 「人間は共食をする動物」、 「COOKとは、加熱した料理のことをさす」 石毛直道先生のご本では、 野生動物から人間に至る食行動の進化のプロセス、 料理を楽しみ、 共食することで家族の絆が深まる ヒトの「文化」のカタチを 学ばせていただくことができます。 小論文『食生活の東と西』では、 うどんとそば、 おでん、 かば焼き、 てんぷらとすし……など、 東と西の食文化の比較とルーツがおもしろい。 とかく栄養士は、 含有栄養素の質や量で食を語りがち。 それによって、 人間にとっての食のダイナミズムを いかに見落としているかを 改めて思い知りました。 前日の古書店巡りのとき、 お別れのごあいさつの中で、 大橋先生は 「栄養士さんには悪いけれど、 人間はけっして栄養素だけで生きているわけではない、 情報によっても生かされている、 そのことをお忘れなく」 とおっしゃっていました。 輪読会の回数を重ねていくたびに、 参加者のみなさまが 最初のころよりも、 「すらすらと大きな声でわかりやすく読み、 つっかからなくなってきた」 という印象を持ちました。 1人でじっくり見る本も楽しいのですが、 グループで読み、それらについて 解説してくれる人がいたり、 1つ1つの疑問に答えてくれる人がいてくれたりするころで、 同じご本を読んでいても、 まったく異なるものになってしまう……、 ことも実感することができました。 かつて、文系のゼミでは、 こうした輪読によって、 たくさんの研究書や原書を読んできたとのこと。 そういうトレーニングを受けた人には負けそう。 でも、学ぶのに「早すぎる」も 「遅すぎる」はないとか。 今回、 「本の数がここ数年で増えた!」 というお声を多くいただきますが、 それは、 「自分の足で探した結果、 情報が多く入ってくるようになった」 ということなのでしょうか。 「読書の秋」。 電車での移動が多い私。 まわりがケイタイに釘づけになっている中、 「活字に釘づけ」になっている女子がいたら、 それは、私たち栄養士サークル パルマローザのお仲間かもしれません。
by palmarosaK
| 2016-10-12 20:31
| 輪読会
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