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2016年9月17日(土)~19日(月)の3連休は、 こんなプログラムで過ごしました。 1日目 「アクションクッキング 10周年 サンクスビュッフェ」 2日目 「食ジム 第48回 人生を豊かにする『食』とは トークショー」 3日目 「ロッコム文章塾主催 栄養士・健康支援者のための 遠距離在住者対象 文章教室」 ここでは、アシスタントとして参加しました。 「アクションクッキング」は、 2006年9月にスタートした、 影山が主宰する料理教室。 対象は、栄養士や健康支援者の方々。 すでに料理教室を主宰されておられる先生、 病院や施設などで食事相談などを されている栄養士の方が中心であるため、 責任も大きく、 主宰者としても力が入ります。 アクションクッキングの特徴は、 料理をお教えすることを メインにしないこと。 ポイントは、 お料理を作ったり召し上がっていただきながら、 食の楽しみ方、 料理や食材のルーツや現状などを再認識、 再発見をしていただくことにあります。 それというのも、 参加者の多くは指導者であるため、 最終的には、 みなさんが接するクライアントの 食のセンスアップにつながるからです。 そのため、ときには、 栄養士が行なっている「料理教室」の 傾向と対策を考えたり、 そこで話す「食」の話題の在り方を点検したりします。 実際、栄養士が担当する料理教室では、 栄養素の話に話題が集中したり、 話し方、話題の取り上げ方が マンネリになっていたりすることがよくあるようです。 料理は、楽しむためにあるもの。 必要以上にエネルギー量や塩分量を気にすると、 食事が我慢や忍耐の対象になってしまいます。 栄養士の料理教室こそ、 楽しさでは、栄養士以外の料理教室には負けないと、 自他ともに認めるレベルを目指したいところ。 そうでないと、栄養士の料理教室からは 「おいしさ」が消えてしまいます。 ある栄養士主催の料理教室に 人が集まらない、 といううわさを耳にした私のコーチが、 「ひょっとして、その料理教室、 お料理を教えているんじゃないの?」 と指摘されたことがあります。 その意味は、 教える料理が多すぎる、 料理を教えることに講師が手いっぱい、 そのため、楽しい雰囲気がない……ということ。 そんな状態を比喩的に指摘したのでした。 わがアクションクッキングでは、 みんなでお食事をいただくことが いかに楽しいかを 自ら実践していただく場として、 この10年、少しずつ 目指すスタイルに近づいてきました。 今回は、 ≪10周年 サンクス ビュッフェ ーエプロンパーティーにようこそ!≫に 9名の方にご参加いただきました。 坂が多い横浜で、汗をかきながら いらしていただいたみなさまに、 まずは、ウェルカムドリンクでおもてなし。 手作りジンジャーエールと ハーブコーディアルを召し上がっていただきます。 今回は事前に 「お気に入りのエプロンをご持参ください」 とご案内をしていたため、 ご自分のエプロンの プレゼンテーションをしていただきました。 お気に入りのブランドのエプロンで プレゼンをされた方、 パルマローザのセミナーで、 その年の「ファッショニスタ賞」を 受賞され、 その景品となったエプロンを お召しになられた方、 着物に割烹着をキメタ方、 病院の特別なユニフォームを持参した方、 想い出のハワイで 求めたエプロンで¥をご披露した方、 影山がお見立てしたり、さしあげたりした エプロンをお持ちいただいた方、 それぞれが持つ「エプロン」のこだわりを お話していただきました。 自分の体形にぴったりと合った、 自分自身を魅力的に プロデュースしてくれる「エプロン」……。 今回は以下のように進行しました。 1.「お気に入りのエプロン」プレゼンテーション。 2.アクションクッキング10年の歩み 3.「アクションクッキング」いま、そして、これから。 4.きょうのお料理の説明 5.ビュッフェの持つ意味 6.ビュッフェで これだけは気をつけておきたい7か条。 7.知っておきたいビュッフェのマナー。 ビュッフェスタイルであったため、 ビュッフェに出たときに気をつけたいこと、 お招きされたときに 知っておきたいことなどを ご紹介させていただきました。 その中のいくつかは、 「お料理の前で立ち話をしない」 「≪元≫をとろうとするあまり、 お皿をてんこ盛りにしない」などなど。 ビュッフェの目的は、例外もありますが、 料理をいただくため、というよりも、 いろいろの人とのコミュニケーションを楽しみ、 情報交換をすることが主目的であることを 忘れないように……。 ビュッフェパーティーなどに 参加される方の中には、 軽く、近くで召し上がってから 会場に臨むという方もおられたり、 終わってから、どこかで 軽くいただけるような場所を あらかじめ探しておいたり……という方も おられたり……。 コミュニケーションを楽しむためのビュッフェ。 「食」のプロフェッショナルとして、 もちろん私自身も、 今後も気をつけながら、 楽しみたいと思います。 その他、 自身が主催者として、 ビュッフェパーティーを企画する際は、 「とにかく第四群(米、パン、麺)が 少なくならないように」を気をつけます。 第四群があると、 人々の心は(脳は?) 満たされた気持ちになるのでしょうか。 エネルギー源としての 炭水化物は 今回も多めにご用意させていただきました。 (栗ときのこのおこわ、 ほうれん草のカレー&かもめベーグル、 韓国風のりまき(キンパップ)) 若い男性が多いときなどは、 お腹を満たす第四群の食品がないと ひどいブーイングを受けると、 プロから伺ったことがあります。 この10年間で、 ここに通ってこられた栄養士さんの中には、 ご自身が料理教室を主宰され、 いまや、海外からのオファーもある 料理教室の講師になっている栄養士さんが おられたり、 本業の学校講師の他に、 料理教室を主宰され、人気の料理教室として、 名古屋でご活躍されておられる栄養士さんがおられたり。 これからの10年、20年、30年も、 場所や集まる面々は変わっても、 私自身、変わらず、このスタイルで、 続けてゆけたら……と あらためて思っています。 翌日は、「食ジム」第48回トークショー。 大橋禄郎先生が総進行。 (開催会場 男女参画センター太田南) 29名の方々に 各地からお出でいただきました。 その誰もが、トークショーと聞いて、 「大橋禄郎先生のトークショーだと思っていた!」と、 思われたそう。かくいう私もですが……。 ところが、 この「食ジム」でのトークショーとは、 参加者が5人1組になって 各組とも、与えられたテーマで話し合い、 その様子を 周囲の人から20分間モニタリングされ、 そののち、モニターから 質問や指摘を受けるというスタイル。 12項目あるテーマの中から くじびきで、 以下の6テーマで 各サークルが話し合いをしました。 テーマの例(中略) 1.カレーライスは日本料理か。 2.栄養士は外食オンチなのか、 そうでないのか。その功罪は。 3.なぜ「野菜はヘルシー」ということになったのか。 4.「もう80歳だから、食べることに気をつかいたくない」 という人にどう接すればよいか。 5.「野暮」な栄養士・健康支援者、 「粋」な栄養士・健康支援者とは。 6.BMI35.5の恋人とディナーをすることに。 プロとしてどんな店を選ぶか。 先生が考えてくださったテーマ12項目には、 「ああ、こんな質問されたことがある!」とか、 「こういうクライアントがいた!」とか、 参加者のみなさま、食い入るようにテーマを ご覧になっておられます。 サークルのネーミングもユニーク! ・たんぱく質サークル、 ・脂質サークル、 ・糖質サークル、 ・カルシウムサークル、 ・ビタミンサークル ・栄養素士サークル どこかに、 「くすっ」とする笑いがあると 楽しくなるもの。 こうした取り組みは、 6年前に開催した ≪栄養士・健康支援者のための リーダーシップトレーニングゼミ≫以来。 1つのお題で、 進行役は決まっていないものの、 自然発生的に司会・進行役が決まり、 最初に5人の自己紹介からスタートし、 本論に入っていきます。 外野にいると、 まるで、みなさまの頭(脳)の中を 俯瞰的に見せていただいてるような気持ち! これが健康支援者の 「食事相談」や「健康相談」での 「問いかけ方」「答え方」につながって ゆくことを実感しました。 たとえば、 1番のカレーライスは日本料理か、そうではないか。 というテーマでは、 1人が、 「みなさまがイメージされるカレーライスって? どんなものでしょうか」 と問いかけると、 5人のそれぞれが考えるカレーライスが 次々に発表されます。 ナスのカレー、 キーマカレー、 カレールーを使ったどろっとしたカレー……などなど。 なかには、 ご飯にカレーをかけると「日本料理」、 ご飯とカレールーが別々に盛りつけていると 「日本料理」ではないとおっしゃる方も! ライスカレーとカレーライスのちがいとは? にまで発展してはみたものの、 なかなか苦戦されているご様子。 その発表の中で、 今回の座長、大橋先生は、 「日本料理の定義が必要」 「カレーライスの定義が必要」と、 定義の必要性を その他のどの項目でもご指摘されました。 「外食オンチとはどういうことを指すのか」 「ヘルシーな野菜とはどういうことか」 などを考えていくことで、 そこで初めて、参加者全員の認識が一致し、 互角にディスカッションすることができる。 外食オンチの項目では、 参加者のお1人が、 「栄養士は外食をも含めた食生活をナビゲートする人」と 発表されました。 だからこそ、 外食のことをまったく知らない人では、 クライアントに外食の魅力をお伝えすることが 難しくなるでしょうし、 クライアントの食事相談が 幅の狭い(視野の狭い)ものに なってしまうこともあるのでは? と参加者一同あらためて 納得されたのではないかとお見受けしました。 「80歳だから食べることに気をつけたくない」 という項目では、 まず、「食べることに気をつけたくない」とは どういうことかが、 ディスカッションされ、 なんとなく食欲が弱いイメージを持ってしまうが、 そうとは限らない、と。 この80歳はどういう方なのか、 いまどんな状況でそのことをおっしゃったのだろう、 どういう生活をされているのだろう、 などなど、相手の状況を 「問いかける」ことが先というご意見が ありました。 こんなふうにクライアントから言われると、 ついつい、私たちは深刻な顔(表情)で、 相手に向き合うことも少なくないでしょう。 しかし、 相手はあまり深刻に考えていないことを 栄養士側が深刻に考えすぎてしまっていることは ないだろうか……。 そんな外野から 全体を見ていたからこそのご意見が出たのは 興味深いことでした。 ユニークなテーマだなぁ……と感じたのは、 BMI35.5の恋人とのディナー。 ここでも、 活発に意見が出ます。 さすが、「食コーチング」を学んでいる方々、 このテーマでの 「プロとしてどんな店を選ぶか」に 惑わされないで、 「恋人とのディナーとなれば、 特別なお夕食ということですよね。 そうだとすれば、彼の(彼女の)好きな お店で予約する」といったご意見が 多く出ました。 「野菜がたくさん食べられるから」とか、 「量が少ないから、太めのカレにはぴったり」 という理由でお店選びをされた方は どなたもいらっしゃいませんでした。 すると、ここで、 「チョット待った!」と声がかかります 「私の夫は、BMI35.5以上です。 昔、大学時代に、アメフトをしていたので、 その体型が今も続いています。 でも、みなさんが思っておられるような 大食漢ではありませんよ。 ご飯の量も人並みですし そんなに食べていませんよ」と。 日常生活では、 少しでもがんばって 食生活を改善、キープしようと 努力されている……と考えると、 たまの外食、しかも恋人とのディナーとなれば、 いつもがんばっているから、きょうはご褒美デー、 ということもあっていいのでは? そんな意見が多くでたことは救いでもありました。 目の前のクライアントの 「ご病気」ばかりを見て、 食事を提案する栄養士ではなく、 目の前のクライアントという「人」に しっかり向き合い、 クライアントのライフスタイルについて 「問いかけ」し、理解しようとする気持ちを持つことが大事。 それをしようとしない栄養士は、 栄養素の話でしか会話が成り立たない、 一方的なアドバイスばかりで 相手の話を聞こうとしない姿勢は、 「野暮な栄養士」 といわれてもしかたないのかもしれません。 今回は、今までちがうスタイルの「食ジム」。 タイトルの「トークショー」とは、 参加者一同がトークショーを演ずるという シナリオだったのでした。 こうした、不意打ちも新鮮ですし、 まさに実践で鍛えられてゆく感じ! 今年のシルバーウィークは、 横浜元町の年に2回開催される 元町チャーミングセールの初日と重なり、 会場のある横浜・元町は人、人、人で たいへん賑わっていました。 元町チャーミングセールは、 1959年にスタートし、 57年の歴史に対し、 アクションクッキングや 『エンパル』は、やっと10年。 これからも、ここ横浜で、 この先の5年後、10年後、20年後も 継続し、多くの仲間たちとともに、 学び合い、切磋琢磨し続けている 自分たちを想像しています
by palmarosaK
| 2016-09-22 22:45
| アクションクッキング
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