秋の軽井沢 フォトテク ステップアップツアー講師表彰作品一覧 講師：大橋禄郎先生

２００５年１０月２２日～２３日にかけて、写真教室を軽井沢で開催しました。今回９名の方のお写真が１２月４日のクリスマスパーティーで表彰されましたので、ご報告いたします。

大賞「王様の休日」　
撮影：森川有子

★選評：
絶好の被写体を見つけ、
夢のある作品にした。
背景もある程度生かしてあり、
旅行先のスナップとしての価値も高い。
一瞬の情景に対応した判断力を買う。
★さらに、ひ・と・こ・と
王様の右肩まで入るとよりムードが出た。
カメラも、わずかに上から構えると遠景も入る。

入選　「共に生きましょう」　
撮影：福島芳子

★選評：
花の中の虫が効果的。
花だけの場合よりも動きが出て印象深くなる。
瞬時の判断の勝利。
★さらに、ひ・と・こ・と
花の左の部分をもう少し狭くすると、より締まった感じに。

入選「軒下のとうもろこし」　
撮影：加藤悦子

★選評：
ここのファームらしさを見つけ、しかも遠景まで計算に入れて撮ったところがよい。
旅先の写真の手本に。
★さらに、ひ・と・こ・と
右側の風景表現、軒下の雰囲気などほとんど難点がない。

入選 「紅葉間近の三笠ホテル」　
撮影：影山なお子

★選評：
いろいろのものが見える景色の中から、印象的な場面を切り取るのが写真というもの。着眼がよい。
★さらに、ひ・と・こ・と
タイトルをもう少しシンプルに。
「もうすぐ紅葉」とか。


入選　「グラス」　
撮影：尾尻麻弓
★選評：

写真の特性は光をとらえること。
ガラスの輝きを通してその光をとらえた。
余分なものを省いて、
そこだけを切り取ったところがよい。
斜めからのアングルもよい。
★さらに、ひ・と・こ・と
ほんの少し逆光補正をすると、左２つのガラスの透明感がもっと出たことだろう。

ネーミング賞　「輝きの向こうに・・・・・・」　
撮影：今福美保

★選評：
いわゆる「イメージ写真」。こういう技巧を身につけると、
どこへ行っても被写体には困らない。
★さらに、ひ・と・こ・と
縦位置にして、遠景を少し入れると情景がよりはっきりと。

ネーミング賞　「我が道をゆく」　
撮影：成瀬紀子

★選評：
虫がいま、まさに花に止まろうという瞬間をキャッチした。
生物たちの生き方を理解したタイトルがいい。
★さらに、ひ・と・こ・と
ムリだとは思うが、虫がもう少し花に近いと、より強い写真に。

ネーミング賞　「それぞれの人生」
撮影：齊森弥生

★選評：
自分たちの影が立派に被写体になることを証明。
仲間と一緒という場面に対応したネーミングも深い。
★さらに、ひ・と・こ・と
シルエット自体に動きがあるが、自分は手をあげる方法も。

スナップ賞　「イェ～イッ！」　
撮影：山田佐奈絵

★選評：
動きに弱いデジカメの弱点をうまく克服して、楽しい作品にした。
不思議な擬声語タイトルも絵にあっている。
★さらに、ひ・と・こ・と
いつも成功するとは限らない。天気の良い日の隠しワザに。

フォトジェニック賞（モデル賞）　加藤悦子

★選評：
カメラを意識しすぎず、
自然な笑顔で多くのカメラマンの被写体となった。
どの写真もさわやかで、
その透明感が印象的。
ベストモデルとして評価したい。
★以上敬省略