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![]() 2016年6月11日(土)~12日(日)は、 ≪コミュニケーション研究会 ひろしま≫主催の 研修会に講師としてお声をかけていただきました。 1日目 10時~16時 テーマ 「対話力」をつける。専門性と日常性への対応 講師 影山なお子 ![]() 2日目 10時~16時 テーマ 「栄養士」「健康支援者」という職業のリーダーのかたち。 ―「引っぱり型」と「あと押し型」の活用法ー 講師 大橋禄郎先生 ![]() いつもは、 大橋先生のご講義がメインですが、 今回は、影山もコラボレーションさせていただいため、 参加者の一部の方は、 1泊2日の泊りがけとなったようです。 ≪コミュニケーション研究会 ひろしま≫を 主催されているみなさんは、 2008年2月に広島県栄養士会が主催した 「食コーチング」の研修会に ご参加いただいて以来、 「食コーチング」研修を、 広島、そして横浜で学ばれておられる方々。 1日目には、 8年前に、広島での 「食コーチング」研修のきっかけをつくってくださった、 広島県前栄養士会長、 松原知子先生にもお出でいただき、 たいへん光栄なことと感激しました。 ![]() 私が今回お話させていただいたテーマは、 「対話力」をつける。専門性と日常性への対応。 ー「食コーチング」による コミュニケーション力強化へのアプローチー。 このテーマ、広島が封切り版となりました。 「コミュニケーション」とせず、 「対話」というテーマでお伝えした理由は、 「コミュニケーションというと、 非言語コミュニケーションから、 言語コミュニケーションまで、 その範囲が広すぎるため、 今回は、対人コミュニケーションの基本となる、 「対話力」を中心に考えたかったから。 ![]() 「対話力」とは、 ①「向かい合って話すこと。相対して話すこと」(広辞苑) ②「向かい合って話すこと。また、その話」(明解国語辞典) 影山はもう少しくわしく、以下のように定義してみました。 「人と人とが向き合って話し合うこと。 1人が一方的に話す場合は対話とはせず、 双方向的話し合いを指す。 基本は2者間の話し合いだが、 1対2、1対3という バリエーションもあり、 さらには、講師が講演後、 おおぜいの受講者の中の 1人からの質問に応じて行われる問答も 「対話」と見ることができる。 結果から見て、ある話題について、 ある程度の内容について、 数分以上話し合うような状態をいう。 したがって、出会った人との立ち話、 道を聞いたり聞かれたりするときの会話、 お茶を飲みながらの「茶飲み話」などは「対話」とはしない。 なお、電話、テレビ電話、ファクシミリ、Eメールなどによる 非対面の話し合いも、 同時進行的に行なわれる場合において、 (現代社会的な)「対話」と考えることができる」 ![]() 栄養士・健康支援者にとって、 専門性を掲げる前に、 まずは、日常会話を磨く必要がある、 とつねづね考えていました。 「英会話レッスンも同じ」と、 知人の英会話学校経営の先生も指摘されます。 「僕は、ビジネス会話がやりたいんです。 日常会話ではなく!」 という人に限って、 ビジネスシーンでの会話以前に、 外国人とのコミュニケーションが うまくとれず、孤軍奮闘……というパターンが 少なくないとのこと。 ![]() 料理教室でいえば、 こういうことでしょうか。 「おもてなし料理は学んでみたいけれど、 ふだんのお料理には興味がないんです」 専門性とは、 日常会話の先にあるものであるとしても、 基礎工事をていねいにしあげておかないと、 専門性を伸ばすには限界が出てくる。 また、日常会話がうまくとれない人は、 専門性を強調しすぎたあまり、 クライアントに限らず、 まわりからも敬遠されることがあるのではないでしょうか。 ![]() 世の中には、「歩き方」教室があったり、 「笑顔のつくり方」セミナーがあったり、 「話し方」教室で、話すトーンや発声法を 学んだり、呼吸を深いものにするための 「呼吸法」の授業があったりします。 でも、日常会話を 教えてくれるところは あまり聞かないように思います。 もちろん、「話し方教室」はありますが、 それは、日常会話を鍛えるのとは 異なる場合が多いのではないでしょうか。 そこで、影山は、 広島バージョンとして、以下のように進めてみました。 ![]() 1.「対話力」とはなにか。 2.「対話力」を向上させるためのセルフチェックポイント GOODの例、BADの例 3.非対面の対話(電話、ファックス、テレビ電話などの対話の例) 4.対話力強化に「食コーチング」のスキルをどういかすか。 5.「肯定的指摘」で人間関係をハッピーに。 6.演習 3の非対面の対話は、 メールで食事相談をなさっておられたり、 電話での相談をされていたりしている方が 少なからずおられます。 ![]() かつて、電話での食事相談が 私のメイン業務だったこともあり、 ここでは、電話を受けたり、かけたりする姿勢、 心構えについて、 良い事例、よくない事例をお伝えしました。 ![]() その他の項目については、 栄養士・健康支援者がよく使う、 ていねい表現の見直し、 「用字用語」のたいせつさについて お話しました。 メールの始まりが、いつも、決まって、 同じ文言の人がいます。 「お世話になっています」 「お疲れ様です」 「ご苦労様です」 そうした一本調子は、 すぐ見抜かれますし、心のない対応しかできない人、 との評価を固定することにもなります。 「人は見た目が9割」というけれど、 メールも、見た目に人柄が現われます。 ![]() 会場では、「初めて聞いたコトバ!」 というお声があったのは、 「肯定的指摘」という用語でした。 肯定的指摘とは、 「対象者との会話のきっかけをつくったり、 親近感を高めたり、自分の利点や強みを 意識していただいたりすることを目的に、 相手の様子や言動の特徴を肯定的に指摘すること」 「ほめる」言語表現とはあえて区別し、 肯定的は、こちらの評価を なるべく入れないで指摘するようにします。 ![]() 「いいですね」 「すてき!」 「あらかわいいですね」 「きれいですね」 というほめコトバ以外の、 バリエーションも増やそうと、 横浜でも、4年前から「肯定的指摘100本ノック」を 1日研修によってスキルアップを図っています。 肯定的指摘には、 かならずしも回答を求めない、 問いかけ形式による指摘もあります。 「なにかよいことがあったようですね?」 「なにかうれしいことがあったのかしら?」 ![]() 演習2題のうちの1つは、 参加者の方々どうして、 ビジュアル面の肯定的指摘をしていただくというもの。 1.髪型 2.お化粧 3.表情 4.靴 5.服装 6.姿勢 7.バッグ 8.アクセサリー 9.持ち物 10.本 1人につき、1回は肯定的指摘をする演習では、 「日常会話がスラスラと コトバに出てこないなんて!」と、 ご自分の語彙力に、もどかしさを感じていた様子。 ![]() 最後は、 魅力的にものごとを伝えるための演習。 1分間で、 「私の職場自慢」 「私の75歳。こうなっていたい」 「私の趣味はこんな点が楽しい」などなど、 16の事例について魅力的に1分間で 語っていただきます。 しかし、たくさんの体験談があるはずなのに、 それを魅力的なお話に仕立てられない方が 少なくなかったようです。 お料理と同じで、トレーニングが足りないと、 せっかくの食材も生かせない、ということでしょうか。 ![]() ある方は、「私の職場自慢」を、 「私の職場は、アットホームな職場で……」 とおっしゃった瞬間、 大橋先生からイエローカードが! 「職場がアットホーム? それが自慢になるのでしょうか。 一般的な印象では、 『アットホームの職場』というのは、 見方によっては、だらけた職場ということになりますよ」 というご指摘。 自分が「よい」と思っていた職場での特徴が 第3者には「NG」となる。 そうした体験をシェアできたのはよかったと思います。 ![]() お知り合いの栄養士さんは、 特定保健指導をメインとする企業に勤務しています。 そこでは、 栄養士の採用、面接に関わる人事にも 携わっておられます。 その栄養士さんが 「栄養士さんの面接で驚くことがしばしばあります。 『わが社を希望する理由は?』と 尋ねたら、前職場の悪口を言う人が 少なくないのが気になります。 それって、当然のマナーだと思うのですが、 栄養士さんはご存じない人が多いよう……」 自分の仕事や職場を魅力的に伝える話法は、 「食事相談」や「健康相談」を 魅力的に進めるスキルとも関係あると思うのです。 ![]() こうして、 午前10時から午後4時までの 1日研修が終わりました。 ![]() 翌日は、 ロッコム文章・編集塾主宰の大橋禄郎先生が 講師をお務めになる、文章教室 広島バージョン! 今回のテーマは、 「栄養士」「健康支援者」という職業の リーダーのカタチ。 ―「引っぱり型」と「あと押し型」の活用法― ![]() ![]() 今回は、以下のように進行されました。 1.ウォーミングアップ クエスチョン 2.「リーダー」「リーダーシップ」とは……。 3.「あと押し型リーダー」というカタチがあることを 認識しよう。 4.リーダーシップの多様性。 5.健康支援者や栄養士が、なぜリーダーなのか。 6.「あと押し型」リーダーとしての方向性。 7.「リーダー」としてのセルフチェック。 大橋先生のお話は、 初めての方にも、何度も参加されている方にも、 気づきを促すことが多いご講義。 今回は、「栄養士はリーダーである!」ことを前提に、 1日この授業に臨むことができたので、 参加者の方々の学ばれる姿勢も、 だれもが、意欲に満ちたご様子だったと思います。 ![]() 「私なんてリーダーっていう柄ではないわ」 「生まれたときから、リーダーになる人って そういう資質があるもの」 と、大橋先生にお目にかかる前までは、 そう思っていました。 先生がおっしゃるには、 「率先垂範型」のリーダーと、 「あと押し型」のリーダーとがあるとのこと。 *率先垂範型リーダーは、 大橋先生のブログをご参照ください。 http://rockyroad1.exblog.jp/ 「栄養士は、食を通じて人々の食生活、 健康生活のあり方について 主導し、支援するという点において、 この分野のリーダーであることは自明のこと」と、大橋先生。 従来の「栄養指導」型リーダーは、 「率先垂範型」であり、 食事相談の一例として、以下のような傾向があると、 指摘されます。 ![]() ![]() 1.初対面の人に対して友好的なあいさつをしない傾向。 2.クライアントの話を聞くよりも、栄養士が話すことが多い。 3.どのクライアントにも、言うことが同じか、似通っている。 (個別対応がない) 4.話し方が断定的。上から目線。 5.質問を歓迎しないか、質問に対して、ていねいで適切な対応をしない。 6.栄養素や栄養バランスの話題が中心となる。 7.健康状態と食事との関係を過度に結びつける傾向。 8.相手かまわず専門用語を使う傾向……などなど。 「人は健康になるために生きているわけではない」 1人1人のライフスタイルのなかに、 それぞれの答えがある。 ![]() 大橋先生のお授業は、 2004年から欠かさず、 お聞きするようにしていますが、 場所が変われば、 お集まりになる人が変われば、 研修会の開催時間が変われば、 毎回新鮮に、拝聴させていただけるのが大きな魅力。 ![]() 同じ1つのことをお伝えするのに、 「前回と同じ」ものは1つもありません。 導入部分が変わったり、 視点が変わったり。 お1人の先生のお話を長期に渡り、 継続的にお聞きいただけるようなシステムを 広島にもつくられた「コミュニケーション研究会 ひろしま」の みなさまの団結力に乾杯! ![]() 今回の研修にお伺いさせていただくにあたり、 前日から広島入りをしていたため、 2泊3日の広島ステイとなりました。 ご参加いただいた方々の少なからずが 同じお宿でのお泊りだったため、 懇親会、夜通しトーク! まで ご一緒させていただきました。 ![]() ![]() 梅雨入りしていた広島も、 私たちが伺った初日は、 31℃まで気温が上がり、 まるで「夏日」のような天候でした。 ![]() 晴れ女集団! ここ、広島でもやっぱり雨雲を遠ざけたようでした。 ![]()
by palmarosaK
| 2016-06-14 23:22
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