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2月13日(土)、 横浜の映画館 「ジャック&ベティ」で 「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」 を夫婦で鑑賞しました。 横浜では、大勢の方が 映画館の前に並んでいました。 整理券番号は、54番と55番。 館内はほぼ満席。 主演は、 モーガン・フリーマン& ダイアン・キートン。 実在の夫婦をモデルにした 夫婦の機微を描いた、 3日間のストーリー。 10年前に退職した妻ルースと、 妻よりは10歳は年上であろう、 画家アレックス。 2人は子どもには恵まれなかったものの、 ブルックリンの最上階マンションに住み、 屋上の菜園もある、 眺めのいい部屋に住んでいます。 結婚して40年。 ずっとこの家に住んでいるのです。 妻にとって、 老後の心配といえば、 マンションにエレベーターがついていないこと。 夫・アレックスが 階段の昇り降りがつらいのではないかと、 この家を売り、エレベーター付きの マンションに住む計画をしはじめることから この物語は始まります。 昔は、ニューヨーカーから、 「ド田舎」といわれた ブルックリンも、いまは、 おしゃれな街に様変わり。 アレックス夫妻の購入したマンションも、 いまは、高騰し、手放したとしても、 日本円で1億2,000万円近くになるとの予想。 そこで、不動産バイヤーであり、 姪のリリーが、 夫妻に「魅力的なマンションの売り方」を 指南する細かい描写からも、 この物語は、さらに現実味を帯び、 「あるある! こうした風景って!」 となるのだと思いました。 リリーは、アレックスに 「このガラクタを片付けて」 と指さしたのは、 彼の描いた絵たち。 第3者から見たガラクタでも、 本人にとっては、すべて宝物。 妻・ルースは、 そういわれた本人よりも カンカンに怒るのです。 それは、若きアレックスの回想シーン でも同じ。 「市場受けする絵を描いたほうがいい」 と画廊からの注文に、 妻ルースが猛然と抵抗。 そういわれた本人以上に……。 若いときから、 夫を、夫の才能を信じ、 愛し続けていることが、 歳を重ねても変わらないことに 観客はほっとし、 かたい絆で結ばれている2人に 観客はエールを贈るのです。 彼らの結婚した当時は、 アメリカでもまだ30州で 黒人と白人との結婚が禁止されていた時代。 ルースの親・兄弟さえ、 この結婚に賛成はしてくれないなか、 ルースは強硬し、結婚した。 そんな強い妻、 ルースを愛し、 誇りに思うアレックス。 しかし、 家を売ることに疑問を感じつつ、 愛妻のいうとおりにしようとするアレックス。 2人の意見はくいちがいながらも、 観客は、 2人の結末をあらかた想像しながら でも、2人の心の機微を 映像を通して、はらはら、 どきどきしながらこのプロセスを待つのです。 この映画の監督、 リチャード・ロンクレイ氏は、 「この作品は、私にとって非常に胸を打つ 映画。自分の人生の終わりが必ずしも 下り坂ではないと確信できるという事実を描いた 物語です。この映画は、何か破滅的なことが起きたり、 大きな失敗などしたりするわけではなく、 すっかり落ち着いている夫婦が、 ある週末のできごとをきっかけにまた活気を取り戻し、 人生の新しい旅立を見つける物語です」と結んでいます。 いまをどう生きるか、 いまの幸せをずっと続けるためにどうするか、 2人の決断は、 観客の心に、 深く響いたことでしょう。 夫・アレックスが妻ルースに内緒にして描いていた 妻の肖像画が、 ルースに見つかってしまったとき、 「こんなおばあちゃんを絵に?」という妻に、 「僕にはすてきな愛すべき女性だから」と夫。 「いい答えだわ」と妻。 女性雑誌では、 妻ルースのファッションのことも 話題になっていましたが、 この映画は、 1つ1つのセリフが、 おしゃれな、そしてときには、 観客をもノックアウトさせてしまう、 スパイスにも変わってしまう、 メッセージとして、 すべて聞き逃さないようにと、 彼らのセリフを1つ1つかみしめていました。 この映画を鑑賞した 翌日、2月14日は、 私たち夫婦の 結婚記念日。 黙っていても、 お互いの心を図りあう関係ではなく、 アレックス&ルース夫妻のように、 ささいなことでも話し合えて、 けんかしてでも、 とことん話し合えるような2人のようでありたい……と、 考えながら、映画館を後にしました。
by palmarosaK
| 2016-02-15 15:29
| 映画鑑賞
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