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![]() 2015年3月15日(日)、 食コーチングプログラムス主催の研修会、 「栄養士のライフデザイン いま、そして、これから……」 を開催しました。 ![]() このテーマでお話するようになって 3年になります。 疾病の治療、増悪を防ぐ3次予防、 改善、回復、抑制を中心とする2次予防、 健康行動によって病気の発症を防ぐ1次予防、 社会的、環境的整備を伴う0次予防へと、 病気予防が先手、先手を打つ方向へと シフトするのに伴って、 栄養士の仕事の軸足も、 栄養指導や食事指導から、 食事相談、健康相談へと移ってきました。 つまり、守備範囲が食卓の上とか、 人々の食行動とかに限定するのではなく、 人々の生き方(ライフスタイル)までをも 視界に入れてサポートする、 という役割が求められるようになりました。 ![]() そうだとすれば、 栄養士自身も、 自分のライフスタイルを見直す必要があります。 クライアントの人生を支える人が 自分のライフスタイルに無関心であるとすれば、 それは「医者の不養生」 「紺屋の白袴」(こうやのしろばかま)に 等しくなります。 というより、 自分のほうがからっぽでは、 リアリティのあるサポートができないでしょう。 そこで、栄養士も、 自分の5年後、10年後をイメージして、 ライフデザインをするときなのではないか、 そのような思いから、 この研修会を企画しました。 ![]() 2015年度初めてとなるこの研修は、 以下の進行でおこないました。 1.栄養士のライフイメージ 1)栄養士としてのモデルはあるか。 私が栄養士になろうと思ったきっかけ、 あるいは、栄養士を目指すモデルとなった人。 2)栄養士の社会的役割ー時代的変化 2.栄養士のライフデザインはどう描くか。 3.栄養士としての私を支えてくれる本 (1)各自プレゼンテーション) (2)思想を支える情報源ー影山の場合 ①エッセイ・伝記 ②食/料理 ③教養/実用 ④映画/舞台 4.キャリアアップのためのチェックポイント 5.「健康のカタチ」としての「輝き」とは。 6.場面ごとの「輝きのカタチ」 (1)自分の中で輝くとは。 (2)家庭の中で輝くとは。 (3)ご近所で輝くとは。 (4)職場、仕事の中で輝くとは。 (5)地域(村、町、市の範囲)で輝くとは。 (6)広域(県、地方、日本、世界)で輝くとは。 (7)人生で輝くとは。 ![]() 栄養士になったきっかけをふり返ったり、 それを第3者の前で発表したりということは、 日常には、そうそうあることではないでしょう。 みなさんから伺った栄養士になった理由には 「手に職を持ちなさい」と親や先生から勧められた というものが多いのは、 少なくとも私の世代以前には多かったようです。 私自身も、それが理由の1つでした。 先日、母校の兵庫県立姫路東高等学校の 同窓会に、卒業後、初めて参加したとき、 当時のクラスメートたちが、 「私たちのときは、文系、とくに 英文科やフランス語学科が花形だったよね」 と話していました。 時代の変化とともに、 学校の選択や職業の選択は 変わってきていることを実感させられました。 ![]() 動機はどうであれ、 その後の人生において、 「栄養士としてのモデルはいますか」 という問いかけに対しては こんな答えがありました。 「栄養士になるきっかけを 与えてくれた料理の先生。 料理が好きで、 OL時代通っていた料理教室の先生は、 料理のプロセスや結果について 『なぜこうなるのか』と質問しても 適切に答えてくれなかった。 (人間的にはとても尊敬している先生なのに) その教え方を見て、 私は料理の作り方についても 理論的に説明できるようになりたい、 と思わせてくれたから」 「病院時代に出会った大先輩の先生。 食や栄養以外に、 新聞を読んだり、本を読んだり、 美術館に行ったり、 いろいろの教養を身につけるようにと お話されたことが印象的でした」 「子育てで一度栄養士の仕事を退職し、 家庭の中にいた私を、 もう一度社会に出してくださるきっかけを 作ってくださった方。いまは、神奈川県の 栄養士会長を務めておられます。 当時から人望が厚く、 すてきな方でいらしゃいます」 ![]() 「病院の栄養士として駆け出しの頃、 『病院の栄養士も お料理がおいしく作れなくては』と、 自らも お忙しい病院の栄養士さん だったにもかかわらず、 栄養士を集めて料理教室をしてくださった先生。 石川県の病院栄養士組織の トップでもあられた先生」 「保育園の栄養士として勤務していたころ、 お目にかかったことはないのですが、 静岡県でご活躍されている保育園の 栄養士さんのご活躍に とても刺激を受けていました」 その他、じっくりお考えになりながら、 「モデル……になる人はいません、 というか、考えたことがありませんでした」 とおっしゃる方、 「モデルは母です。 実家は自営業なのですが、 忙しい中で、子どもたちに 3食欠かさず手づくりの食事を与えてくれた……。 私も家庭に入ったら、母のようになりたい」 ![]() などなど、 いろいろのモデルがみなさまから あげられました。 畏れ多いことですが、 影山の名前を発表してくださった方も おられました。 そのいずれの方も 当時、直接お目にかかったわけではなく、 それぞれ栄養士組織の主催する研修会に 参加されたことがきっかけとなった とおっしゃいます。 それぞれの方のご発表をお聞きしながら、 自分自身がその人の著作を読んだり、 講演会を聞きにいったり、 その人のそばにいるように努めておられたりと、 自分からアクションを起こして、 モデルとなる人を見つけておられる方が 少なくないことが共通点としてあげられました。 もちろん、モデルになる人は1人ではなく、 複数おられるという方もおられます。 ![]() 私のコーチは、 「モデルを見つけるのも才能です」と、 日ごろからお話されていることも みなさまにご紹介させていただきました。 「それはまた、内在する上昇へのモチベーションを カタチとして示すことでもあるのでしょう」と。 今回、ご参加のみなさまには、 事前に、課題を出しておきました。 「『自分を支えてくれている本』を リストアップしてくださいという」と。 それも「食」に限った本でという限定で。 本のタイトル、 発行年月日、 著者 発行元 ![]() 栄養士として 食関係者として、 健康支援者としての自分を支えてくれている、 自分の血や肉になっている本をリストアップし、 プレゼンテーションをすることで、 その先の未来の一面が見えてくることがあると みなさまの発表をお聞きして思いました。 みなさんのお声は……。 ![]() 「このリストを作成していて、 最近、本を更新していないことに気がつきました」 「食関係の本は、 料理の本が多いことに気がつきました」 「最近は、栄養の本というよりも、 食の歴史の本などに関心を持っていることに 気がつきました」などなど……。 ![]() ほしいときに、いつでも、どこでも 手を伸ばせば届くところに本があるということは、 栄養士として、健康支援者としての自分が どういうスタンスで 職業人としての人生を歩いているかを示す 精神的ナビゲーションシステムのようなものかも、 などと考えていました。 その他、 参加者がプレゼンテーションされたご本を しっかりメモされてい方がおられ、 情報が共有をされる利点を感じました。 ![]() 「健康のカタチ」としての「輝き」とは、 3月8日(日)に 広島の研修会でお話させていただいたものを ここ、横浜でもご紹介させていただきました。 だれの目にも見える 「健康のカタチ」のポイントは、 「輝き」ではないだろうか、 輝きといっても、いろいろのカタチがあるため、 まずは輝きのカタチを見つめていただくために、 輝きの定義をお示しさせていただきました。 ![]() そして、66歳のいまも、 アメリカを代表する第一線で 活躍し続ける女優、 メリル・ストリープの インタビューをご紹介しました。 「あなたがいまも第一線で活動し続けているのは なぜだと思う?」というインタビュアーに、 メリル・ストリープは、 「よい人間関係に恵まれたこと。 それと、たくさん努力をしていることかしら」。 メリル・ストリープが 40歳のころのアメリカ映画界は、 40歳以降の女優が主役で出るような 映画がほとんどなかったといいます。 ![]() そのような中でも努力し続けていることを さらりとインタビューで答える メリル・ストリープ。 だからこそ、 いま、一流と称されるのだと思います。 研修会終了後、 懇親会の席で、 参加者のお1人がおっしゃっていたことが 心に響いています。 「10年前、夫を亡くした私は 栄養士として この先どうして生きていけばよいのか、 不安の真っ只中にいました。 そんなとき、インターネットで パルマローザの存在を知り、 横浜まで新幹線で通うようになりました。 いま考えてみると、 あのとき、 10年後の自分のことを 真剣に考えるようになったから、 今の私がいるんだと思います。 ![]() あっという間の10年でした。 これからもあっというまに 10年は過ぎていくのでしょう。 ここにいらっしゃるみなさんで また10年後も、 こうして、 次の10年後の私たちについて 話し合いたい……、 研修会に参加して、 そんな気持ちになりました」 10年後の自分が いまより、さらに輝いているために、 いま、できることから 「カタチ」にしていこうと みなさんが感じたのではないでしょうか。 ![]() 懇親会の会場に使わせていただいた 森田英子先生のティーサロンは、 わたしたちだけの貸切。 元町名物の塩プリンと、 先生手づくりのケーキを おいしくいただきながら それぞれが感じたセミナーの感想を シェアしたのでありました。
by palmarosaK
| 2015-03-18 15:15
| 栄養士のためのライフデザイン
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