スポーツ選手と個人契約が決まった栄養士さんから、
ご相談のお電話をいただきました。
「先方から値段表を出してって言われているんです。
提案書を見ていただけませんか」
食コーチングのクライアントを持った最初、
私も値段設定に困っていました。
私の担当する栄養相談料ってどのくらいなの?
3ヶ月コースのメニューって何をしたらいいの?
面談はどこでするの?などなど。
いろいろな方にお聞きしたり、
クリニックや病院での値段を参考にしたり、
エステティックでのメニューを分析してみたり。
前述の栄養士さん、
結局、先方にわかりやすいよう
基本料金とオプション料金を設定することになりました。
開業栄養士さんだから必要というわけでなく、
お勤めの栄養士さんでも必要なことかも。
毎月いただくお給料に対して、自分は
どのくらい企業あるいは病院に貢献しているのだろうか。
「2人分や3人分働くのはあたりまえ、
お勤めの栄養士さん
であれば、10人分や20人分の働きが
会社や病院に貢献できると考えます」と、マイコーチ。
値段をつける作業って難しい。
でもあえて自分で値段をつけてみる。
スポーツ選手と契約を交わす栄養士さん、
「いいきっかけになりました。こういう機会でなければ
考えてもみませんでしたから」
自分がおこなっている仕事を
より具体的な数字にしてみる。
それも自分自身の準備性を高めることになる。
それが、自分自身のモチベーションを高めることに。
それが、選ばれる栄養士としての第一歩になるのだから。