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![]() 2013年最後の「食ジム」(第20回)を、 12月15日(日)に開催しました。 (主催 食コーチングプログラムス 会場 横浜市技能文化会館 10時~17時) 今回は、 「栄養士・健康支援者のメイクアップ 現状と方向」というテーマ。 司会進行は、私・影山が、 アドバイザーには、 大橋禄郎先生をお願いしました。 ![]() 私が主宰する栄養士ネットワークで、 「栄養士のためのメイクアップセミナー」を 開催した2006年当時は、 お集まりいただいた栄養士の中でも、 本心からメイクの必要性を感じている方は、 そう多くはなかったように思います。 それが、今では、 各地の栄養士会や栄養士の専門誌などでも 「栄養士のためのメイクレッスン」という 企画を見かけるようになりました。 少しずつですが、 栄養士・健康支援者自身からの 「メイク」情報へのニーズが 高まってきているように感じます。 ![]() 今回は以下のように司会進行を進めました。 1.私は見た! 栄養士の「ダメメイク」事例集。 2.ここだけの話。私の失敗メイク事例集。 3.なぜ、いま、栄養士・健康支援者にメイクが必要なのか。 4.メイクアップTPO。(場所、目的、時間) 5.栄養士はメイクをどうスキルアップすべきか。 1の「私は見た!栄養士のダメメイク事例集」では、 以下のような事例が報告されました。 ![]() 事例1 12月は職場での忘年会が多い季節。 転職先の病院では、 仕事が終わった後、 栄養士は参加することになっている。 が、早朝出勤時から パーティーメイクをしている同僚。 食事相談のときにもそのメイクで……。 事例2 ダメメイクというよりも、 メイクをまったくしたことがない栄養士が少なくない。 たとえば、 50代の先輩栄養士。 すっぴんでいつも出勤している。 それが自分のスタイルになっている人。 (同僚の声「あの人、人間的にはいい人なのよね」) ![]() 事例3 「香害」となった事例。 クライアントから「香水の強い栄養士がいる」と 指摘された。 事例4 口紅だけ、アイラインだけ、アイシャドーだけ、 チークだけというポイントメイク。 ファンデーションなどの基礎メイクをしていないので、 口紅だけ浮きあがったり、 アイラインが強調されすぎていたり、 アイシャドーが「打ち身」の跡のように見えたりする人がいた。 ![]() 事例5 ヘアメイクの事例。 髪がパサパサで、切れ毛などが目立つ人。 「髪が長い人は美容院に行く回数が少なくなる人も いるようで、髪のお手入れが気になる人がいます」 事例6. メガネが化粧の粉などで いつも曇っていたり、汚れていたりする人。 事例としてはまだまだあがりましたが、 客観的に「ダメメイク」事例を述べていただくことで、 わが身にも思い当たることがあり、ドキっとすることも。 これらの「ダメメイク」事例では、 肌のメイクと、肌以外のメイクにと (ヘアメイク、香のメイク、メガネのお手入れ) 対象がいくつかに分かれました。 「メイク」ということばの指す範囲の広さを感じました。 共通点として明確になったことは、 派手なメイクはダメ、 というのが暗黙の了解ではあるものの、 失敗した人にとっては、 あるべきメイクの、業種別、職場別の規範、 またはマニュアルが用意されていないこと。 ![]() そのため、気になることがあっても、 周囲の人としては、指摘してよいのか、 「自分の考え過ぎかもしれない」 などと迷うことがあって、 結局、そのままにされている、というのが実態。 20年前に、航空会社に勤務していた当時、 客室乗務員の服務規程に関しては、 かなり細かく明記されていていました。 たとえば、 アイラインは、目のふちから何ミリとか、 ピアスの大きさは、何ミリとか……。 これに関して、アドバイザーの大橋先生は 「航空会社の服務規程などのマニュアルは、 たぶんアメリカから来たものでしょう」と 指摘されました。 ![]() 食事のものさし同様、基準がないと、 「よい・適切・過剰」などの判断ができません。 ぜひ、健康支援者に世界にも、 メイクのマニュアルが必要と思いますが、 いざ「職域ごとに」ということになると、 それをだれが作るか、ということが問題になります。 プログラム2、 「ここだけの話。私のメイク失敗事例集」 では、「1」で、人のメイクに対してダメ出ししたのが 助走効果となって、出るわ、出るわ。 ![]() こんな失敗体験をご披露くださいました。 「眉を書くのを忘れたので筆ペンで書いてしまった! (やはりうまく書けなかった)」(一同爆笑) 「いつも同じ場所に寝ぐせ(後頭部)があることを指摘された」 「チーク(ほほ紅)を入れるのを忘れたまま出勤したところ、 『体調が悪いの?』と同僚に聞かれた」 「チーク(ほほ紅)を入れすぎたせいか、 同僚に『熱があるんじゃない?』と聞かれた」 ![]() 「すっぴんに口紅だけしていたところ、 ある人に『血みたい』と指摘された」 「口ひげが伸びており、指摘された」 「汗でマスカラが落ちてしまい、 パンダのような顔になってしまっていた」 「歯に口紅がついたまま仕事をしていた」 ![]() 指摘されるのは、まだいいものの、 指摘されないまま、 自宅に帰って気がついたという人もおられました。 メイクに関しては、 信頼関係がないと指摘しづらいという意見も出ました。 1、2を通して、いろいろ問いかけをしながら 進めたことで、こんなことも見えてきました。 「日ごろメイクに関心がなかったり、 ほとんどしなかったりする人の場合、 いざメイクというとになると、 中間にあたるナチュラルメイクがない。 メイクゼロか、メイクのしすぎるの、 両極端になりがち」 ![]() でも、こんな意見も多く出ました。 「人と会う栄養士や健康支援者は、 それでも、メイクや身だしなみに 気をつけているほうではないか」と。 この意見に対して、 こんな反論も出ました。 「学校現場で働く調理師さんたちは、 おしゃれな人が多い。 大きなマスクに覆われていても、 その方々がおしゃれなのだとわかる」というのです。 マスクをとった後、メイクが崩れないようにと 気をつけていることが、会話の中から 垣間見える、というのです。 ![]() 現在、外回りの仕事が多い、 転職したばかりの栄養士さんは、 「意外だったのが、外回りの仕事をしている栄養士さんは メイクも服装も整っていて、 社交的な人が多いと思っていました。 ところが、実際はそうでもない……」 とおっしゃいます。 こうしたご発言からも、 「メイクや身だしなみに関して、 人と会うことが多い職業の人のほうが 気をつけている」ということでもなさそうです。 この事例に対して、 「自分に対するプライドがあるかどうかではないか」 大橋先生はこのように指摘されました。 昔から、先入観があって、 おしゃれは男性を意識しているとか、 仕事をしている人はおしゃれに気をつかうとか、 周囲に対する気づかいから生まれるもの、 と決めてかかりがち。 ![]() 「そうなのでしょうか」と。 お化粧道具が簡単に手には入らない時代や状況のときはいざ知らず、 今日では、そういう段階は過ぎている。 クライアントに会うとか、会わないとか、 仕事があるとか、ないとかではなくて、 1日をどう過ごすかという、 個々人のライフスタイルの問題、 さらには、 自分に対するプライドの程度の問題として 考えてみてはどうなのでしよう……。 大きく頷くご指摘でした。 そのように考えると、 仮に、「メイクにまで手が回らない」 と考える栄養士がいたとしたら、 仕事と家の往復だけの人生になっているか、 あるいは、自分自身への「モチベーション不足」 といっても過言ではないように思いました。 ![]() プログラム「3」の、 「なぜ、栄養士・健康支援者にメイクが必要なのか」では、 活発に意見交換ができたと思います。 昔は、どちらかというと、 「メイクは異性を意識しておこなうもの。 結婚したらメイクはしなくなることが多い」 というふうに考えられていた時代もあったように思います。 (いまもそういう方がおられるかもしれませんが……) この食ジムでは、参加者のどなたからも、 「誰かに見られているからメイクをする」 という発言はありませんでした。 ![]() これは、日ごろから、 食コーチング研修などでも強化している部分。 しっかりとご自身のコトバで示されていたことが 主催者としてうれしいことでした。 ①メイクをしている自分は自信につながる。 ②メイクは、「健康をカタチにする」1つの手段。 ③たとえば、ゴミだしするときに、 メイクをして出かけるだけでも、 気分がよかったり、人にも堂々と(こそこそせず) 明るくあいさつができるようになる。 ④感じのよいメイクは、まわりの人の健康度を上げる。 などなど……。 ここでも、大橋先生がびしっと決めてくださいました。 「顔は自分のものであって自分のものではない」のだから、 メイクを含めた顔が、私たちの環境をよくし、 人々にモチベーションを与えることになる。 人々にモチベーションを与えることになるのか、 モチベーションを下げることになるのかは、 私たち栄養士・健康支援者次第なのだとも思いました。 ![]() プログラム「4.メイクアップTPO」 メイクにもいろいろのバリエーションがあります。 午前中のメイクとアフターシックスのメイクは異なるでしょうし、 お通夜のメイクと結婚披露宴のときのメイクは異なって当然でしょう。 場所、目的、時間によっても 刻々とメイクは変わります。 ですから「メイクを習っています」と おっしゃる方でも、教えていただいた そのとおりのメイクをして、 ある場所に出かけたとしても 違和感がある場合もあるでしょう。 メイクを学ぶ際にも、 メイクの先生が 「普段どのようなメイクをしているのですか」 「お出かけになる研修会は どういう方がたが集まっておいでなのですか」 「『こんなメイクをしたい』というご希望はありますか」 「栄養士さんのイメージってご自分ではどう思われますか」 「ではこのメイクに期待することってございますか」 などなど、お聞きくださると、 こちらの期待以上のメイクの仕上がりになることもあるでしょう。 ![]() プロフェッショナルとは、 クライアントの気づきを促すことができる問いかけや バリエーションの準備性のある人、といえそうです。 メイクも、食事相談も、 そのスキルに関してはみな同じなのだと 一同納得されたことと思います。 こんな話も出ました。 以前婚活中の方が 結婚相談所で教わったメイクが 「控えめなメイク、自己主張しないメイク、 おとなしいメイク」だったそうです。 それもTPOで、 お見合いにいらっしゃる男性は、 そのようなメイクを好まれる傾向にあるから そのようにそこでは指導されておられるのでしょう。 ![]() 最後の、 「栄養士はメイクをどうスキルアップすべきか」では、 ご自身の体験をまじえながら たくさんのご意見が飛び交いましたが、 学校栄養士Nさんの意見に、 既存のメイクアップセミナーでは 出ないであろうご提案がでました。 1.メイクをしていきたいという場があること(作ること) 2.メイクレッスンに定期的に通うこと。 できれば、メイクの先生も、 「自分もこの先生にようになりたい」という人に 師事すること。 大橋先生は、こんなふうに締めくくってくださいました。 「モチベーションは落ちるのが前提です。 落ちるからいいんですよ。 次へのモチベーションにつながるんです」と。 実は、1日研修の中で、 メイクの話をするのに、メイク道具を使わずに、 ディスカッションだけで司会進行をできるかどうか、 心配していましたが、 その心配は杞憂に終わりました。 メイクを含め、身だしなみに関わることは、 まずは自分が率先して 自分のまわりの環境をよくすること、 そして、栄養士である自分は、 人々のモチベーションを与え続ける存在なのだと この食ジムを通して体感することができました。
by palmarosaK
| 2013-10-17 15:40
| メイクセミナー
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