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![]() 2013年11月9日(土)は、 石川県能登で研修会を受講し、 翌10日(日)は、横浜で自分の研修会を開講しました。 1日目の研修会は、 石川県栄養士会能登支部が開催した研修会 「コトバを磨くと栄養士活動が3倍楽しくなる」 (講師 大橋禄郎先生) これには、神奈川県の行政栄養士、 三奈木麻弓さんとご一緒に参加しました。 (会場 能登空港会議室 14時~17時) ![]() 石川県栄養士会 能登支部が開催する研修会で 大橋先生がお話しされるのは初めて。 以前は、能登の自主的な栄養士組織 「あじさい会」や「いちご会」のネットワーク主催の 研修会で2度ほどお話しされておられます。 ![]() ![]() 2回目の受講の方も少なくなく、 以前、お聞きしたお話の意味がよくわかった、 さらに強い刺激を受けた、という感想をお聞きしました。 ![]() 3時間にわたるご講義は、以下のとおり。 1.イントロクエスチョン 10項目(×か○か) 2.いま、栄養士に求められる表現力とは……。 【非言語系】 【話し方系】 【書き方・文章系】 3.「栄養士がコトバを磨くとは」どういうことか。 (1)もう「栄養素士」からは脱却しよう。 (2)自分の職業の使命と方向性をイメージしよう。 ![]() 先生のお話で印象に残ったフレーズは 栄養士が話題にする「健康」というのは、 目で見ることができない概念である。 「健康な人」は見ることはできるけれど、 「健康」そのものは目には見えない。 ことばの中に存在するものであると……。 同様に、「病気」というものは見えない。 私たちが見ているのは「病人」であって、「病気」そのものではない。 ついでにいえば、「気」ということばは、 見えないものの存在を表わすことばである。 ![]() 空気、元気、勇気、弱気、強気、 気持ち、気分、気楽、気丈……。 目では見ることができない。 つまり、「健康」も「病気」「元気」も、 現実には見えない、その見えないものを わかりやすく、印象的に伝えるのが 栄養士や健康支援者の仕事の大事な部分だとのこと。 ![]() 「それは言語能力に大きく依存するスキル」と大橋先生。 「一種の『話芸』ではないだろうか」 「一般的には、話芸というと、 講談や浪曲、漫才、落語を指しますが、 健康を語る話芸者といえば、 栄養士や健康支援者ということになると思います。 栄養士とは、 『食』を通して人々のモチベーションを高め、 将来の健康度を強化する「話芸者」であってほしいと思います」 次に、栄養士の「話し方」のスキルアップのポイントについて こんな点をご指摘されました。 ![]() 1.あいさつ――家族、同僚、来客との明るいあいさつを励行する。 2.適正な発声――小さい声の人が多い。歯切れのよい話し方を身につける。 3.好ましい国語表現―― 「食べれる」「見れる」などの「ら」抜き表現は使わない。 正しくは「食べられる」「見られる」。 栄養士、食関係者が「この食材、食べれますか」というのを聞くと、 「これは二流だな」と感じてしまうとのこと。 その他、「やばい」「正直言って」などの俗語も使わない。 4.通俗的な考え方の回避――「自分探し」「元気をもらう」「身の丈に合った」など。 5.会議力――会議には積極的に参加する。発言を予定して臨む。 定刻に着席。肯定的発言。 6.司会力――最初のあいさつ、進行プランの表示。講師やゲストの的確な紹介。 7.進行力――会議や座談会、ブレーンストーミング、グループカウンセリングの進行。 8.「指導」から「相談」へ――「話したことが全部伝わる」とは思いこまない。 9.問いかけ力――「食コーチング」による問いかけ法。(聞かれても返事を急がない) 10.講演力――パワーポイント頼みの、うす暗い中での講演は終わりにする。 ![]() 「文章がうまくなるコツはなんでしょう?」と 聞かれることがよくあるそうです。 「文章といっても、少なくとも200種類以上あるのです」と大橋先生。 「手紙、公文書、エッセイ、論文、日記、報告書、 小説(純文学、中間小説、大衆小説……)、 詩歌、……などなど、 それぞれが異なるジャンルですし、 それぞれの考え方や構成も異なってくるので うまくなるコツは、1つではない」とおっしゃいます。 ![]() 日記などを書いている人は、 文章そのものがうまくなるという保証はないけれど、 1日に体験したことを要約するスキル、 いわば編集力は身につくとのこと。 日記を書く意味について、 よく「あとで記録として役立つ」という人が多いけれど、 それは日記の一面……「二次的目的」である。 それ以前の「一次的目的」を軽視するか無視する人が多い。 ![]() 一次目的とは、「書く」という習慣が生み出すモチベーション、 言い換えれば、「取材モード」とのこと。 「これも書こう」「あれも書ける」とあえて意識しなくても、 1日を思い出す日々をくり返していると、 いつの間にか、その場その場での注意力、観察力がついてくる。 頭の中で、知らず知らずのうちに、 あとで思い出すのに苦労するのはいやだから、 しっかり記憶にとどめておこう、というシステムが 構築されるのではないか。 ![]() それは、体験(非言語的なものも多い)を ことばに変換するシステムでもある、とおっしゃいます。 確かに、栄養士の知人は、 最近ブログを始めましたが、 彼女は、ブログを始めたとたん、 最近はあまり撮っていなかった写真を 積極的に撮るようになったり、 どこかに出かける頻度がこれまで以上に 多くなったようです。 ![]() 健康支援者が、生涯現役を貫くためには、 スポーツ選手同様、トレーニングを続けること、というお話では、 私の主催している栄養士・健康支援者ネットワーク 「パルマローザ」でおこなっているセミナーを パワーポイントにまとめて、 みなさまにご紹介させていただきました。 話し方教室、立ち居振る舞い教室、 写真教室、メイクアップ教室、マラソン教室、 フェイスストレッチ教室、身だしなみセミナーなどなど。 能登のこの地で、 横浜でおこなっている研修会のシーンを ご覧いただくことで、 「すでに他の栄養士たちはこうしたことに気がつき、 何年も前から表現力に関する研修会を継続している……」 という気づきを、先生は促しておられました。 ![]() 先生は最後にこうおっしゃいます。 「顔は社会に対する掲示板」だと。 自分の顔(表情)が、 誰かに伝言を託しているのだということでしょうか。 「若者に未来がある」というのは正確ではない。 努力をしない若者、運のない若者には未来は約束されない。 年齢に関係なく、あしたの予定、来週の予定、 来月、来年の予定のある人には未来がある!! ![]() 先生のこれらのメッセージは、 『栄養と料理』編集長時代から50年近くにわたって 多くの栄養士さんたちをご覧になってきたからこそ言える、 説得力あるお言葉です。 【書き方・文章系】については 12項目お示しくださいました。 その1つは、 横浜の研修会でも何度も先生から 教えていただいている、 正しい国語の表記法。 「美味しい」「年令」「20才」「有り難う」は避ける。 正しくは、 「おいしい」「年齢」「20歳」「ありがとう」。 ![]() 食品の表記についても、自分なりに、 組織なりに決めておく。 たとえば、魚はカタカナで表記する、 (イワシ、アジ、サバなどなど) 野菜やくだものは、漢字かな併用する(大根、玉ねぎ、キャベツ) などを、再確認することとなりました。 (果物は、「くだもの」に) 栄養士の仕事の悪い事例として 雑誌の記事をとりあげ、 「効果なし 食材の食べ合わせ」などの記述が 「なぜよくないのか」ということを 具体的に教えていただきました。 これは、栄養士が、将来、怪しい情報発信者にならないためにも、 必見のテーマであろうと思いました。 ![]() 「きょう1日が人生」と大橋先生は締めくくられました。 「いまは、人生のある瞬間のための『いま』なのではなく、 『いま』が人生そのものなのです。 人生は、いくつもの『いま』の連続なのであって、 あしたやあさってに『人生』が待っているのではない。 0歳から10歳までの10年は短かったのではありませんか。 11歳から20歳までの10年は? 21歳から30歳までの10年間は? それらの10年間はあっというまに過ぎたのではありませんか。 「人生90年」だとしても、 人生とは、その10年を9回経験するだけなんです」 ![]() そして、先生はご自分のログブックを開きながら 「羽田空港を離陸してから能登空港に着地するまで、 38分だった」とおっしゃいました。 先生は、飛行機の離陸、着陸時刻を記録する習慣があるそう。 たったの38分、能登の方々も、この事実にはびっくり。 いつ、どこにいても、 「そこは遠い」と感じた人は、 たいせつな情報まで遠く、 人との関係まで希薄な、小さな人生になることも……。 「近い」と思えた人は情報が増え、人脈も増え、 生きがいも増え、人材という宝に恵まれることを、 先生のご講義から、 みなさまお感じになられたご様子でした。 ![]() 研修会が終わった後は、 能登の栄養士さんたちによる 大橋先生との懇親会のお席に同席させていただきました。 以前にも連れて行っていただいた、 魚介類の浜焼きで有名なお店(「太公望」) ![]() ![]() 能登はカキの養殖が盛んとのことで カキ好きの私にはたまりません。 能登のおいしい魚介を たくさんいただきました。 ![]() 宿泊先のコテージでは、 恒例の夜通しトーク。 大橋先生を中心に和やかに 能登の夜が過ぎていきました。 ![]() 2日目は、第14期「食コーチング」研修の2回目を 横浜元町の港の見える丘公園にある、 イギリス館で開催しました。(11時~17時30分) (講師 影山なお子) 10日の朝5時には能登を出発し、 能登の栄養士、谷口佳津子先生のお車で、 富山空港へ向かいました。(車で約1時間30分) ![]() 始発便7時10分に間に合うよう、 早朝に起きていただき、 同じく、能登の栄養士、森野外喜子先生、 山口節子先生のお手製のおむすび、 サンドイッチ、野菜サラダなどのお弁当を 機内に持ち込んで羽田へ。 8時30分に羽田空港へ到着し、 第14期「食コーチング」研修会会場へ。 なんとか間に合いました。 (離陸から着地まで50分) ![]() 食コーチング研修入門コースは 4回で入門コースを修了となるのですが 今回は2回目。 今期はお1人の方が2回目からのご参加。 あとの方は、第2期、3期、13期ご修了の 聴講生の方々。 横浜での食コーチング研修では、 4回コースをご受講された方は、 その後に開催される新規の入門コースは 無料で何度でもご受講いただけるというシステムにしているため、 毎期、これまでご修了された方々が、 「久しぶりに来ました」 「最近食コーチングの研修に行ってなかったから」 「私が学んだときとは内容も異なっていると聞いたから」 などという理由でいらしてくださっています。 ![]() 「研修を企画したからには最後まで責任を持つ」 そんな理由で たとえ新規の受講生がいなくても 聴講生の場としても、 これからも食コーチング研修は続けていく予定です。 ![]() 次回は、12月8日。 横浜大桟橋に停泊している船の汽笛が 研修中も遠くから聞こえてくる環境の中で 来月も、港の見える丘公園にある会場で みなさまのご参加をお待ちしています。
by palmarosaK
| 2013-11-13 02:11
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