自己紹介をする練習、
私たちはふだんからおこなっているでしょうか。
なんとなく、自分の番がくると、そわそわしてみたり、
他の人の自己紹介に耳を傾ける余裕がなかったり。
また、講師として研修会をさせていただいたとき、
「先生のプロフィールは、各自見ておいてください」
と平気でおっしゃる司会者がいらしたり……。
私たちがいかに、自分を紹介する、相手を紹介する
ということになれていないか……と、感じる瞬間。
ある人が、「私の趣味はいろいろあります……。
これと、これと、あれも……。
私は多趣味なんです」とおっしゃったとしましょう。
これが、自己紹介の達人たちの手にかかると、
こう、コメントされるのです。
「趣味の数って、
この世の中にどのくらいあるか考えたことある?
自分で多趣味というよりも、
趣味をただ話すことで、あるいは書くことで、
相手が、この人、趣味が多いんだなって
思っていただければそれでいいんじゃない?
自分から多趣味ですって言うことないよね」
自分から評価をするのではなく、
目の前の人が自分を評価する。
なんだか自分に自信がないから、
自分で自分を過剰評価しているところって、
あるのかもしれません……。
自己紹介1つとっても、
履歴書の書き方1つとっても、
話すことや、書いた文から、
性格が、すご~く出るものですね……。
だからこそ、生活習慣をふりかえることが
必要なのかもしれません。