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都内の職場に勤務する、ある30代のサラリーマンは ウェブサイトに登録し、携帯電話のサイトによって 毎日食事記録を送り、メールによるアドバイスを受けているとか。 有料のサイトと無料のサイトがあり、 有料サイトでは1食分ずつのアドバイスが得られる。 無料サイトのほうは、1日分まとめてのアドバイス。 「エネルギーが足りない」 「お酒の飲みすぎです」 「ビタミンが足りていません」などなどというコメントをもらうと、 居酒屋などで「もう一杯飲もうか」と思っているときにも、 アドバイスを読み返すことで、 「もう1杯」を抑えることができるといいます。 いまや、ウェブサイトでの食事相談は24時間、 いつでもアクセス可能な時代。 こうしたシステムがあることで、 不特定多数の人々の健康行動がアップすることは 喜ばしいことといえるでしょう。 ロボットを作っている専門家たちは、 無機質なロボットを、 できるだけ人間に近い表情、声、しぐさにするよう心がけていると、 ニュースでも聞いたことがあります。 食事相談も、ウエブサイトを利用する人が増え、 人間に近い回答ができるようにと、ますます進化するはずです。 カーナビには、方言バージョンもあると聞きますから、 ウエブサイト食事相談にも、いろいろのバージョンが開発されることでしょう。 朝食の習慣を身につけようとしている淋しい男性には、 「朝食を食べる習慣があるってすごい! いい子いい子」なんて、 恋人口調でメールを返してくれたり、 「あなたの、そういう実行力、尊敬しちゃう」と、奥様口調で応えたり、 「エライのォ、おめえは、ちっさいときから、意志の強い子だったがな!!」 (どこの方言だか不明)と、お袋さん調でほめてくれたり、 そんなコンテンツが現実のものになるのは、時間の問題です。 そういう日がきた暁には、少なくとも「ダメ出し型栄養士」の職域は 少なからず奪われることが予想できます。 栄養士から、生活習慣のあれこれのアラ探しをされて喜ぶ人は、 そう多くはないでしょう。 「温か味のあるウエブサイトでの食事相談のほうがいい」という人が 増えたとしても、意外でも不思議でもありません。 「そういう時代に対処するため」という気持ちとはまったく異なりますが、 食コーチングとしては、人と人とが真に対面する、 個々人の「いま」と「これから」に対応し得るコミュニケーションスキルを 進化させていきたいと思っています。 一部の先輩たちに「人間栄養学」を提唱する人がいますが、 著述を何回拝見しても、そこでいう「人間」の意味がわかりません。 イヌやネコの栄養学が一般的ではない以上、 「栄養学」といえば、人間を対象にするに決まっています。 そこをあえて「人間」というからには、 大きな理念がおありのことと思うのですが、それがわかりません。 もし、食コーチングで「人間を対象とする栄養学とは何か」と聞かれたら、 「人が生涯にわたって持続できるモチベーションを、食行動の面から 支援すること」と答えるでしょう。 「日本の栄養士は不勉強」「論文が書けない」「専門性が弱い」などと、 当事者意識がなく、評論家のように遠くから叱咤しているだけの、 「人間」のわかっていない先輩からは、 「人間栄養学」などということばは、聞きたくありません。 仲間のモチベーションを下げるようなことばかりいっている人に どの程度「人間」がわかっているのか、とても疑問です。 これまでの食コーチング研修の経験から、 受講者のみなさん自身、および、 その人たちのサポートを受けるクライアントのモチベーションが、 どのようにアップするか、 いろいろの事例で確証することができるようになりました。 研修を受けたあと、それを実践したことによって、 クライアントの意欲や自発性を感じとることができた人からは、 「栄養士になって初めて手応えを感じた」 「食事相談を望むクライアントが増えている」 「学会発表をする代表に選ばれた」 などのご報告を受けています。 それ以前のこととして、 栄養士自身の身だしなみ、立ち居振る舞い、話し方、 食事相談や栄養士のあり方・考え方に大きな変化が現われれていることは、 受講者のみなさんが、お互いに認め合っているところです。 残念ながら現状は、自分の食事相談のあり方を 相談する人や場がないのが一般です。 うっかり先輩と相談しようとすれば、 「あなたのは手ぬるくてダメ。もっと叱ってやりなさい」 「甘やかしていては行動変容はできないわよ」などと 突っ込まれるのがオチでしょう。 こういう環境からは、とても好ましい栄養士像は生まれません。 私は、多くの受講者から、毎日のように、 きょう行なった食事相談やセミナー講師についてのご報告を受けています。 私自身も、コーチからいろいろのアドバイスを受けています。 1人職場が多い栄養士、怖いうえに、 自己流を押しつける先輩の多い栄養士にとっては、 部外のコーチによって軌道修正やスキルアップを行なうことは、 次善の策として意味があると思います。 それと同時に、持続的にスキルアップを図ることが必要でしょう。 コミュニケーションは、人間のスキルの中で、 もっともむずかしいスキルの1つではないかと思います。 だからこそ、日々のトレーニングは欠かせません。 その点では、プロのスポーツ選手、 プロの棋士、プロの音楽家、プロのダンサーとまったく同じでしょう。 1日休むと、元に戻るのに3日はかかる、などという人もいます。 「食コーチング」の研修会では、 対象者のライフスタイル(それぞれの価値観、健康観、人生観など)の洞察の仕方、 相手の可能性、自発性を引き出す「問いかけ」コミュニケーション、 相手の価値観を認め、相手のやる気を引き出す「肯定的指摘」などの 言語コミュニケーションの強化とともに、 笑顔や身だしなみなど、非言語コミュニケーション力の強化、スキルアップ などを続けています。 最初の、ウエブサイト食事相談の話に戻りますが、 これによって健康意識のある人の割合を増やすことになるとは思いますが、 そのときだけの、ややお遊び的なところで終わってしまう人も多いことでしょう。 神社でのおみくじ、街中での手相占いがそうであるように、 効果が一過的であることが多いことと思われます。 これからの食事相談スキルの磨き方として、 たとえ持続的なサポートができなくても、 持続性へとつながる自発性の誘因、 強化を促すコミュニケーションスキルを身につけることはできます。 その基本は、人間性というものをよく知ることではないでしょうか。 今後とも横浜では、こうしたスキルを 食コーチング研修としてお伝えしていきたいと思っています。 現在まで第12期生の方々が入門コースを修了し、 各地でご活躍をされています。 4月7日、第13期「食コーチング」研修がスタートします。 春香る横浜で、また新たな気持ちで 私自身もこの研修に臨みたいと思っています。
by palmarosak
| 2013-02-04 16:47
| 食コーチング
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