栄養士、「お魚天国」を泳ぐ。

2012年11月24日～25日、東京代々木第一体育館で、
日本体操協会主催の「２０１２　日本体操祭」が開催されました。

2日間で延べ5000人以上が参加するとあって
一般体操の分野では大規模なイベントの１つです。


演技発表される方々は、
子どもからアクティブシニア世代までさまざま。

出場するチームの特徴は、
体操の技そのもので勝負するチーム、
器具（バランスボールやバトンなど）を得意とするチーム、
集団で歩き、それぞれが交差してゆく美しさを魅せるチーム、
音響が強みのチーム、
衣装の美しさが強みのチーム……などに集約されるように思います。
今年4月から、中学校保健体育においてすべての中学生が
武道およびダンスが必須授業となったこともあり、
各地のダンス教室は盛況だとうかがったことがありますが、
ここ、日本体操祭でも子どもたちのグループの演技発表はとても多く、
目にも心にも、私たちを楽しませてくれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　↑奄美大島在住のピアニスト　村松　健氏　　　　↑２０１２年ロンドンオリンピックで活躍された田中理恵選手と日本体操協会理事の森末慎二さん
さて、わが「メタボリックバスターズ」は、
今年も19名が、関東近郊をはじめ、遠方では
石川県、岡山県からもエントリーしました。

「栄養士さんたちも『日本体操祭』に参加しませんか」と
日本体育大学教授の荒木達雄先生から
お声をかけていただいたのがご縁となり、
「メタボリックバスターズ」を結成。
今年で5回目の出場となりました。

昨年まで、わがメタボリックバスターズは
キューピー3分間クッキングのテーマ音楽に合わせて演技発表をしていました。
お料理番組のＢＧＭで、
しかも栄養士の集団が体操をするという物珍しさもあってか、
「メタボリックバスターズ」という存在が
体操祭関係者の間では知られてきたことを実感した4年間でもありました。

しかし、4年間同じ曲で演技発表をしていたため、
「新しい曲で踊ってみたい！」という欲！？も生まれ、
今年は、魚の食品価値を歌う「お魚天国」のＢＧＭにあわせて、
演技発表をさせていただくこととなりました。

大きな舞台で発表させていただくこと3分30秒。
この瞬間のために、
19人が心を１つにして、作品を作り上げました。
私たちが演技発表している間、
「お魚天国」の曲に合わせて、
いっしょにからだを動かしてくださる方がいらしたり、
手拍士は一段と高く感じられたと鑑賞者の声もあったりしました。

この日のために、
ご家族が応援にいらしてくださったり、
毎年、カメラマンとしてサポートしてくださったり、
遠方からこの日のために応援にかけつけてくださったり……。
すべてのみなさまに感謝申し上げます。

最後になりましたが、
「メタボリックバスターズ」としてこの晴れの舞台に立たせていただく
きっかけを作ってくださり、演技指導をしてくださる
荒木達雄先生、伊藤由美子先生に心から感謝いたします。