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仙台市保育所連合会 栄養士研修会にお招きいただき、 保育園にお勤めになる栄養士140名のみなさまに 「栄養士のための食コーチング入門」 というタイトルで お話をさせていただきました。 1園に1人の栄養士が 配置されることになっているとか。 「全国でも珍しいこと」と、 他県の栄養士さんたちが指摘されます。 他県では、調理員だけで給食している保育園も 珍しくないといいます。 子への大きな期待をこめて、 あるいは母親の仕事復帰のために、 わが子を保育園に預けます。 親たちは、 家族の健康向上に目覚め、 食にも大きな関心を示すようになります。 わが子への期待が一挙に保育園に向かうのは 自然ななりゆき。 とすると、保育園は 食育、健康教育の最前線といえるでしょう。 保護者の方々の食事相談に応じたり、、 同僚の保育士さんの健康サポートをしたりと、 給食業務以外にも 多くのお仕事に追われることになります。 保育園勤務の栄養士さんだけにお話しするのは 今回が初めてでした。 ここでも他業種の場合と同様、 栄養士は1人職場が多く、 やはりコミュニケーションに関する 悩みが多い様子。 午前の部では、保育士が講師となって、 保護者とのコミュニケーションのとり方について お話しをされたとのこと。 主催者の先生方からは、 日々の業務に追われているので 後輩の栄養士を育てる時間的余裕がなく、 そこにも課題がある、とお聞きしました。 保育園に勤務する栄養士は、 メインの調理作業に追われながらも、 保護者からの相談などにも対応しなければならず、 「とにかく、大変!!」とのこと。 この問題は小学校にもあり、いえ、 どこの職場にもあるように思いますが、 それらが改善されないまま、 どこでも業務が続けられているというのは、 なぜなのでしょう。 現場だけでは改善しにくいことが多いようですが、 それとは別に、 コミュニケーションの問題もあります。 園児のお母さんとのコミュニケーションのとり方、 同僚とのコミュニケーションのあり方、 先輩栄養士としての コミュニケーション力などについて 考えていただく機会と考えて、 こんなお話をせさていただきました。 ある問題が生じたとき、 だれもが自分の意見を強調して、 相手を説得しようとリキむものですが、 そうした強いぶつかり合いを避けるには、 「○○についてはどのようにお考えですか」 のように問いかけることで、 お互いに状況を冷静に見直す 「間」を持つことができます。 即答を急ぐことで対応を間違えたり、 誤った回答をしたりすることを防ぐスキルを 何人かの方に体験していただきました。 どうしたらいいでしょう?」 2.「うちの子は食が細いの。 どうしたらいいでしょうか」 「野菜嫌いだったら、野菜をみじん切りにして ハンバーグに入れたらどうかしら?」などと……。 でも、「野菜嫌い」の内容、「食が細い」の意味を 確かめずに答えを急ぐと、見当違いや、 より大きな問題を見落としたりしがち。 みなさまのお役に立つところがあったようで、 「もっと食コーチングの話を聞きたい」と おっしゃっていただきました。 終了後、何人かの先輩栄養士さんから、 人材が育ちにくいことや、 そもそも、この仕事に入ってくる人が少ない、 長続きしない、などのお話を伺いました。 「私たち栄養士は地味で、 まじめな人が多いですね。 仕事は正直大変です。重労働です。 就職したとき、 正直何度もやめようと思いました。 今の仕事のたいせつさがわかったの。 だから、あなたも20年したら 仕事が楽しくなるわ。きっと」 栄養士が働く いろいろの職場の先輩からよく伺う話です。 これもコミュニケーション環境と 大きな関係がある問題だと思っています。 自分の仕事を 魅力的に語ることばを持っていない、 ということがあるのではないでしょうか。 よくいわれるように、 男性には「おいしい」ということばを 持っていない人が少なくありません。 「男は食事のことをウダウダいわない」 などの文化があるせいか、奥さんの料理について 「おいしい」「うまい」となかなかいわない。 そうこうするうちに、 「おいしい」語を失ってしまいます。 「私、職場でこんなことしているの」と 明るく語る環境にいないと、 いつの間にか 「楽しい」ということばを失ってしまう。 反対に、 「忙しいばっか」「重労働よ」とかの 否定的表現が発達する。 20年も勤めてようやく「たいせつさがわかった」 となってしまいます。 石の上にも3年といいますが、 20年はなんとも長い。 その前に、大半は辞めてしまいます。 まずは職場を楽しく語ることばを 復活させることから始める必要がありそうです。 栄養士の職場が「タイヘン」なのは、 仕事の種類や量の問題以前に、 グチったり、嘆いたりすることばが 蔓延していること。 「食育のスターターのような仕事よ」 などの普通の説明、 肯定的な説明をすることばを持つと、 いまよりは 仕事の大変さは軽減される可能性があります。 パルマローザのみなさんの例、 私や、私たちが主催する セミナーやグループ活動の例が 証明しています。 マイナス言語はありません。 だからとても明るく、 いきいきしています。 「重労働」がないわけではありません。 が、ことばとしては、存在していません。 そういう意味です。 「食コーチングを仙台で学ぶことができますか」 「第12期『食コーチング』研修を 受講したいのですが」などと さっそくうれしいお問い合わせをいただきました。 仙台在住の相澤美里さんがおいでになりました。 彼女は、食コーチング第1期生です。 演習にもご参加いただいたことで、 食コーチングの実力(?!)の一端を みなさまに感じていただくきっかけに なったのではないかと、思っています。
by palmarosaK
| 2012-09-16 02:48
| 保育園栄養士
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