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「栄養士のライフデザイン いま そして これから……」 という演題で、研修会を開催しました。 (主催:食コーチングプログラムス 講師:影山なお子 開催場所:イギリス館 午後1時~午後5時30分) これまでの研修会では 「食コーチング」の基本や食事相談、 「食育」のお話が中心となるため、 栄養士、健康支援者のライフデザインに関して、 深く触れる機会がなかなかありませんでした。 自分の健康やライフスタイルに関して 無関心であることは許されることではありません。 恩師の香川 綾先生は、 そのことをよくおっしゃっておられました。 「自分でできないこと、自分がやっていないことを 人にすすめることは失礼であり、 無責任である」と。 研修会を継続的に開催させていただくことの利点の1つは、 栄養士、健康支援者自身のあり方について、 ロングスパンで見つめざるを得なくなる、 ということでしょう。 人のライフスタイルに関して、 クライアントにいろいろ問いかけていると、 「では、あなた自身はどうなの?」という、 もう1人の自分の声が聞こえてくるものです。 健康支援者のライフデザインに関する 研修会を開くことができました。 研修会では、 栄養士・健康支援者の原点に戻る意味で、 まずはみなさんに、 栄養士、健康支援者になった理由を 発表いただきました。 親や担任の先生から言われた」 「自宅のダイニングテーブルに、 栄養士に関する本が置いてあったので 読んでいるうちに、この職業に興味を持った。 いまから考えると、親の作戦だったかも!」 「大学進学時、 自分の偏差値に合う学科を選んだら、 たまたま栄養科だったから」 「栄養士だったら、 食いっぱぐれないと思ったから」 お伺いしていると、 栄養士、健康支援者の職業選択は、 かならずしも強い動機があったわけではない、 ということがわかります。 10代という年代は、 そういうものかもしれません。 ナイチンゲールが出てきたり、 「身近な人の死に直面して、 自分も人の命を救いたいと思った」 といったりする例がよくありますが、 栄養士の場合には、身近に栄養士がいたとか、 栄養士の活躍ぶりを見て……とかの、 強いきっかけはなかったように思えます。 「これからの女性は手に職をつけたほうがよい」 といった 現実的な職業選択が多いように見えるのは、 親や学校の先生など、 大人の発想だったのか、 その少女に夢やイメージが少なかったので 大人が現実路線を選んだのか、 さて、どちらなのでしょうか。 転職を考えていた時期に 偶然手にした雑誌の記事がきっかけでした。 そこには、「管理栄養士」という、 今まで私が耳にしたことがなかった 職業の方々が、「食と健康」について 魅力的に述べておられました。 大きな組織の中で 自分の存在感が確認しにくい環境であったため、 女性がフリーランスでも 活躍できる職業にもとても興味を持ちました。 栄養士になるために 再び社会人から大学生となりました。 研修会では、栄養士の社会的役割が、 時代とともに少しずつ変わってきていることを いくつかに分けてお話ししました。 1.救済的役割 ①栄養失調(戦中 戦後) ②病気治療(結核~生活習慣病) 2.文化的ニーズへ対応する役割 ①健康向上(一次予防 スポーツ) ②ダイエット ③健康志向/アンチエイジング (古来の『不老長寿』にあたる) ①メタボ健診 ②食育 ③外食産業 ④各国栄養士の職域 (日本は管理栄養士 新卒の就職状況) 4.そして、現在、さらにこれからは 人の生きがいをうかがったりして、 人生を支える時代へと 移行しつつあるのではないでしょうか。 「食コーチング」は、 ここでの役割を重んじ、 いろいろの理論やスキルを構築しつつあります。 栄養士養成課程で学んでいた大学時代に 栄養士の歴史を学んだ記憶はあるものの、 社会に出てみると、 毎日の栄養士業務に忙殺され、 なぜ自分が栄養士になったのかを 忘れてしまいがちです。 いま、自分がついている仕事は、 0次から3次予防まで分類されている 病気予防レベルのうち、 どのあたりを中心にしているのか、 そして、5年後、10年後、 どのような栄養士活動をしているのか……、 などについて、話題にしました。 この研修では、 栄養士のライフデザインの描き方として 7項目を紹介しましたが、 その1つに「栄養士としてのモデルはあるか」 をあげました。 「モデルを見つけるのも才能の1つ」と、 以前、コーチから教わっていたので、 それをみなさんにご紹介しました。 目的地まで時間どおりに着けなかったり、 そもそも、 どこを歩いているのかがわからなくなったりする。 それと同じで、 自分が目指す栄養士像がまったくない人では、 とかく日々の仕事に追われるだけで、 帰宅しても疲れきって なにもする気になれなかったりします。 ムダが多くて疲れるように、 モデルか、 それに近い存在がまったくない人生は、 やはり疲れが蓄積するように思います。 自分の数歩前を歩いている人の 方向やペースを参考にして 進むほうが楽だし、 モチベーションが違います。 モデルは1人とは限らないこと、 身近な人たち、 それぞれのよいところをモデルにすれば よいということに気づいた方もおられました。 その他、「座右の書を持つ」という項目では、 私自身の思想を支えてくれた 情報源としての本 (エッセイ・伝記、食分野、料理分野、教養、実用書)、 映画、舞台などを ご紹介させていただきました。 ご自分の思想を支える情報源としての本があれば 発表してくださいとお聞きしたところ、 「今までに本はたくさん読んではいますが 自分の思想を支えてくれているという気持ちで 読んだことはないですし、 読んだ本のタイトルもいまは覚えていません」 とおっしゃる方が 何人かいらっしゃいました。 栄養士という職業人としてどうあるべきか どのような栄養士ライフを送るか、 そのためには、何をすればよいのか、 という研修会を進めながら、 私自身が 栄養士という職業に就く前に受けてみたかった……と ふと思ったりしました。 そして、私自身、 これからの5年先、10年先を 考えながら4時間30分の研修会を終えました。
by palmarosaK
| 2012-07-20 15:52
| 栄養士のためのライフデザイン
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