東西交流で得たものは……。

2012年７月４日（水）～６日（金）の２泊３日、
パルマローザサークルの有志で
広島に出かけました。

今回の旅のメインテーマは、
２日目に開催される、
広島県行政栄養士協議会主催の
大橋禄郎先生のご講義
「食情報・健康情報発信者のための企画力・表現力強化法」
に参加させていただくこと。

このツアーに、パルマローザメンバー１４名が
各地から集まりました。

これまでも、パルマローザでは、年に数回、
合宿や有志による国内・国外ツアーを
実施してきました。

旅の予定が決まったら、数か月前から
「旅のスケジュール表」を作成し、お配りします。
参加者は、スケジュール表を確認しながら
朝食時、昼食時、クルーズ時、夕食時、懇親会時………と
それぞれの服装と着替えなどの準備をするようです。

今回の旅の初日は、夕陽が美しいホテルとして有名な
広島グランドプリンスホテルにある展望レストランに
１２時に現地集合。
メニューは中華料理のビュッフェ。
味、値段ともに申し分なし。


昼食後は、世界遺産となってますます人気の宮島へ。
広島が初めての栄養士さんもおられたため、
「ここだけは外せない広島」としてピックアップしました。
ホテルからはダイレクトに宮島へ向かう船を利用。
このコース、名所・宮島への入り方にちょっぴり自己満足。

宮島には、ＡＮＡの客室乗務員時代から含めて
５回は来ていますが、引き潮のため、
干潟の見える宮島は初めてでした。


いつもは、ジャケットやスーツなどのカチっとした服装で
お目にかかる機会が多い方々も、
今回は、「旅ファッション」とあって、
参加者の宮島スタイルは、カジュアルでカラフル。
（羽田空港から広島入りした９名全員が、
ホテルでのランチの後、第１回目のお着替えをして宮島入り）

「写真映りがよい色を選びました」
「他の方々と交流しやすいように、
いつもより、つばの小さい帽子を持ってきました」
「海に映える色を考え、オレンジ色のワンピースにしました」
「きのう、ネイルサロンに行ってペディキュアをしました」
「動きやすいようにスポーツウェアにしました」


２日目は、大橋先生のご講義（１０時～３時）。
主催者のご好意により、
パルマローザからは１０名が参加。
広島県の行政栄養士２０名の方々とご一緒に
聴講させていただきました。
主催者のご配慮で、
パルマローザメンバー特別席をご用意くださいました。

いつもと異なる場所での研修会は、ほどよい緊張感と、
パルマローザを代表して参加させていただいているという
責任感とで、新鮮な気持ちで臨むことができました。

先生のご講義は、「イントロクエスチョン」からスタート。
「あなたが健康であることの理由を
５つ箇条書きでアピールしてください」

ご発表される栄養士さんは
緊張はされていたものの、心なしか、うれしそう。
先生のご講義をコース料理にたとえれば、
イントロクエスチョンは、「前菜」かな？

この前菜を一口味わうことによって、
みなさん、和やかになり、
メインの「一充三最」（最高×３）のお話に耳を傾けるのでした。
健康支援者としてのセンスを磨くのに欠かせないお話でした。

ランチのときは、パルマローザメンバーは
特別席から離れて、島型に配置された
各テーブルに２～３名ずつ
加わらせていただきました。

「食ジム」や「食コーチング研修」、
「リーダーシップゼミ」などで
「問いかけのスキル」を日ごろから鍛えていることもあり、
ここ広島でも、初対面の方々との話し合いは、
とてもスムースだったと思います。
和やかな他流試合というところでしょうか。

連日の夕食タイムには、
広島の栄養士さんたちがご参加くださり、
多いに盛り上がりました。

広島の名物、タコ、カキ、ビワ、マスヤミソ、
そして人気のクールクリームパンなどを
たくさんお持ちいただき、わがメンバーは
確実に体重１ｋｇは増量の危機を迎えたのでした。

２泊３日、梅雨の間の旅行ではありましたが、
１日目の宮島では、屋根つきの神殿だったため
ほとんど傘をさすシーンがありませんでした。
雨は降ってはいましたが、空は明るく、
写真撮影にはまったく支障はありませんでした。
また移動時は雨がやんだり、
小雨だったりでラッキーでした。
５年前から連続した「食コーチング」研修会
（主催：広島県栄養士会）に
ご参加いただいている方々が
昼食、夕食のためだけに
お集まりいただいたこともうれしいことでした。
食コーチング研修が終わった後も、
広島では、そのネットワークは続いているとのこと。
お夕食時、それぞれが、
食コーチング研修を受けてどのように変化したかなどと
近況報告をされるなど、
パルマローザメンバーとも
意見交換を活発になさっておられました。

２日目の宿泊は、広島の栄養士さんおすすめの
空港の近くにあるコテージで宿泊。
この点在するコテージはそのどれもが内装が異なるそうです。
私たちは、ジャスミンというコテージ。
コテージには、キッチン、電子レンジ、冷蔵庫、
なんでもあるので、広島の栄養士さんたちは
しばしば「女子会」で利用されておられるそう。

ちなみに、私のホームページにある
プロフィールのトップ写真は、
ここのコテージのフロントで２年前に撮影したものです。
http://www.palmarosa.jp/palmarosa/profile/index.html
夕食は、コテージ内の本格的イタリアンレストランで。
広島県竹原市で有名な「竹原牛」のステーキを
いただきました。
ここでも、広島の栄養士のみなさんが
集まってくださいました。
その中には、横浜で開講している「食ジム」に毎回通っておられる方も……。

コテージでの朝食は、ルームサービスを頼み、
テラスでいただきました。
うぐいすの鳴き声、鳥たちのさえずりは、
都会に住む私たちの天然の目覚まし時計となってくれました。

２泊３日の広島ステイは、
パルマローザメンバーにとっては、
アウェイ交流でしたが、ここでも、
さらに「人と人を結びつけるコミュニケーション」
のスキルを実践し、強化・発展させることが
できたと思っています。