
1995年の夏、大学の夏休みを利用して
韓国外国語大学に1ヶ月間短期留学していました。
その頃の私、昼は女子栄養大学、夜は
拓殖大学の夜間韓国語講座に通っていました。
当時、韓国語講座はできたばかりで、
私は1期生でした。
英語が定員オーバーなのに対し、
韓国語は、1クラス5人。
授業が進むにつれて、1人減り。
担任のキム・ドンジュン先生から
「韓国語の発音がいいね!」と褒められて
すごくがんばっていたあの頃を、
この夏も思い出します。
韓国に留学したい!という想いが募り、先生に相談してから
3ヵ月後に、私、韓国に1人で来ていました。
行ったはいいものの、さすがに1人は怖かった!
何が怖いって、語学力のなさに!
ああ、もっともっと
韓国語を日本で勉強しておくんだった!!
自分ではすご~く勉強していたつもりが、
本場の韓国語をほとんど理解できなかった、
その実践力のなさに愕然としました。
でもさすが、キム先生。
私が不安であろうことをよく理解しておられ、
韓国語を専攻する日本人留学生を私にちゃーんと紹介
してくださっていたのです。
彼女と1ヶ月間、
明洞(ミョンドン)にある安ホテルをシェアしていました。
1泊1000円!!このホテルを舞台に!
いろいろな事件が1ヶ月続きました。
(続く)