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![]() この教室では、食事や料理に接し、 その技術を身につけたり、食の話題をはずませたりすることで、 食と健康を深く認識し、健康行動が一生ものとして定着することを 基本方針としています。 ご飯をじょうずに炊くこと、 おみおつけをじょうずにつくること、 だしをとれること、 料理によって使うだしの違いがわかること……などなど、 実習はシンプルというか、地味というか。 ![]() 「ご飯の炊き方を学びに横浜まで行ったの?」 「料理教室でみそ汁の作り方までするの?」 などと、ご家族や知人の反応は、ときに懐疑的になる可能性があり、 それにより彼らがトーンダウンする可能性がなきにしもあらず。 こちらのほうも、「それ以外にレパートリーがないの?」と疑われる冒険者気分です。 伊勢エビのレモン風味だのビーフストロガノフだのといった 非日常的なお料理のように、賞賛や羨望の対象になりにくいことは 充分にわかっているつもりです。 ![]() 現・女子栄養大学学長の香川芳子先生は、 「多くの動物の中で、自分で自分の餌を確保できないのは人間の雄だけ」と おっしゃったそうです。 今日のように、外食や中食が発達していなかった時代の話です。 いまは、自分で食事をいっさい作らなくても、食事を確保できます。 それは、そこにある果実や草を食べ続ける草食動物の捕食行動に似ています。 そうか、ここにも「草食系」を存在させる環境があるのでした。 この環境は「男子」にも「女子」にも共通する環境です。 餌を獲得するのに、ちょっとかがめば草があり、 首や鼻を伸ばせば木の芽や葉がある(それがコンビニかしら)といった、 アクションが小さくてすむ環境を、 「自己家畜化」(動物行動学者/小原秀雄先生の用語)したヒトは獲得したのでした。 ![]() でも、アクションクッキングは、骨太の食生活を営む人を支援することを コンセプトの1つにしています。 草食動物的に小さなアクションではなく、 ときには攻撃もあり、創意工夫で獲物を確保する肉食動物的アクションを 生活行動の中に組み込んでおくことで、 骨太の男子になっていただきたい、と考えています。 アクションが大きいという点では、 「男子厨房に入ろう」系の料理教室は、 より骨太のように見えます。 「そば打ち」「パン作り」「アウトドアクッキング」「スモーク」 「ベトナム料理」といった作業量の多い料理は、 手間も暇も、場所も選び、挑戦的といえば挑戦的。 でも、これらは日常の食事ではなく、趣味であり、 年に数回か、一生に数回となりかねないイベント料理。 ![]() 一般の料理教室も、どちらかといえばこの系統。 一流シェフや懐石料理の板前さんのお料理は、 見るだけ、食べるだけで話題性をごちそうになるシステムです。 栄養士や医師がかかわる料理教室も、 「塩分制限」「要介護にならない」「アンチエージング」など、 テーマ性が強く、したがって日常食とはなりにくい料理を選ぶ点で、 イベント的、シンボル的です。 アクションクッキングで「日常茶飯事」を楽しく伝えることに苦心してみると、 イベント食を教えることのほうが容易であることを実感します。 それは、料理そのものが、饒舌に主張してくれるからです。 講師の企画力やことばはあまり要しません。 ![]() こういう楽しみもおおいに求められていますが、 アクションクッキングのうち、とくに男性クラスは、 努めて日常茶飯事に軸足を置きたいと思っています。 「ご飯の炊き方」「だしの取り方」「おみおつけの作り方」 「ぬか漬けの作り方」「調理道具の使い方、揃え方」……などなど こういうことに3~4時間をかけ、それが楽しかった、 短く感じた、といっていただけるように努力を続けています。 ![]() 「お得感」という点では、いまの男性諸氏には、 そば打ち体験やスモーク技術のほうが強く感じられるかもしれません。 でも、ご飯炊きやみそ汁のバリエーション、 一汁三菜の献立構成法は、一生、彼らの食生活を支えるはず。 10年後、30年後、彼らは「お得感」をきっと感じてくださるでしょう。 生活習慣病も有意義な人生も、 その核は、ともに日常茶飯事と、そこに集まる人たちの中にあると思っています。
by palmarosak
| 2010-08-29 14:58
| アクションクッキング
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