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「健康支援者のための身だしなみセミナー」は、 2010年からはシリーズ開催することにしました。 公的な服装、アクセサリー、 コーディネート、プライベートのウエアなど、 いろいろのスキルを重ねてゆく必要を感じたからです。 1月は身だしなみ入門編として、 公的な場面で出番が多いジャケットのバリエーションを 実際に着ていただきました。 2月、3月は、実践編として、 数軒のブティックやお店に同行し お買いもののガイドをさせていただきました。 経験を重ねないと、 自分に似合うかどうかの判断ができないものですが、 第三者の目で評価してもらうことで、 自分を客観視できるようになります。 しかし、みなさんの衣服選びの現状を伺うと、 店員に声をかけられるのがいやで、 充分に物色もせずに、 「買い逃げ」とでもいうように、 さっさと買って、さっさとお店から離れるのだとか。 今回、購入したお洋服をお召しになった方の感想には あの服を着たら、 周囲の人からもおほめの言葉をいただいた……という ものもありました。 こうして「違いのわかる女」になっていくのでしょう。 4回シリーズ最後のこの日の課題の「ドレスコード」は、 以下のように参加者に直前にお示ししました。 (*注 「ドレスコード」とは集団やパーティなどの服装の規則) 設定: 高校時代の同期会に出席 日時:4月4日 午後1時~ 場所:「桜が見える丘公園」レストランカフェ 人数:120名 きょうの「課題」である服装について 発表していただきました。 毎回、身だしなみセミナーに参加する方の多くは、 ドレスコードに悩みます……と異口同音。 健康支援者にとってドレスコードといえば、 ほとんどが冠婚葬祭でしょうから……。 それでも、毎回この研修を繰り返すことで、 イザというときにはすでにスタンバイができていたので、 比較的、平常心で参加できたご様子。 今回で4回シリーズの1クールが終わりましたが、 身だしなみセミナーはこれからも 定期的に続けていく予定です。 改めて、「健康支援者のための身だしなみセミナー」 のコンセプトをあげておきましょう。 病院や保健所など、 限定された場所以外の、 社会のあらゆる場面での活動が多くなり、 それぞれにふさわしい服装が必要になってきた。 2.健康支援者は、人の人生を支える以上、 自分自身も人生を楽しみ、 輝いていることのお手本を示す必要がある。 さわやかな衣服は、ハッピーであること、 健康であることを示す 大きなメッセージを内包した記号として重要。 自分のモチベーションを高めることにもなる。 「衣服は自分に密着するいちばん身近な環境改善」であり、 自分のライフスタイルを改善するとともに、 社会に貢献する自分の意欲を社会に伝えることにもなる。 4.衣服は、周囲の人にとってもよりよい環境となり、 家庭、近所、職場、プライベートの場を明るくし、 よりよい人間関係をつくる基盤となる。 数十年後、洗練された「健康支援者」の間では 「昔は『身だしなみセミナー』なんていうのをやって、 健康支援者の社会性の強化を図っていたんだってね!?」 などと懐かしむ日が来ることでしょう
by palmarosak
| 2010-04-08 11:29
| 身だしなみ
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