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![]() この映画に強く引き寄せられた一番の理由は、 シャーリー・マクレーンが大好きな女優さんだったこと。 シャーリー・マクレーンと初対面したのは 20年前の銀座の映画館。 「アパートの鍵貸します」という クリスマスイブのデートにふさわしい映画でした。 2番目の理由はシャネルという女性の生き方に興味があったから。 シャネルというデザイナーが出る以前のフランスでは、 男の好みの衣服で装い、 夫の許しがなければ服を買うことができない時代。 女性がアクティブに活動するためにデザインされた 服はほとんどなかったといいます。 ![]() 孤児院で育ったシャネルが、どんなふうにして トップに上り詰め、世界のシャネルになっていくのかという プロセスを映像でも知りたいと思っていました。 映画は71歳のシャネルのコレクション発表会から始まります。 15年ぶりの復帰コレクションを酷評されたシャネルが 次のコレクションで成功するまでの半生が描かれています。 ![]() シャネルは、孤児院から洋裁店に住み込みで勤め そこである将校と恋に落ちます。 店主たちは反対します。 「遊ばれているのよ。目を覚ましなさい」と。 自分の気持ちに正直に生き、 傷ついたとしても、それは自分の責任。 「恋」する相手を通じて、上流階級の人々と交流し シャネルは視野を広げ、それらがすべて シャネルの服作り、物作りの原点になったそうです。 ![]() 黒、白、カメリア、シャネルスーツ、 ツィード、シャネルNo5…が頭に浮かびます。 総花的なファッションであった時代のなかで シャネルの黒、白色は強烈なイメージカラーになったことでしょう。 その他の功績としてシャネルは、 ジャージを労働着というイメージから、 街着へとシフトさせました。 当時フランスでは、ジャージは上流階級の人が 着る素材ではなかったといいます。 それでも、経済的で着心地がよいという理由から シャネルは、さらにデザインや機能性にもこだわり、 コルセットを開放された、 上流階級の人たちから圧倒的な支持を得たといいます。
![]() 「女は男のためではなく、自分たちのために装うべきだ」 「香水を選べない女に未来はない」 「人間は成功ではなく失敗で強くなるの。 私は逆流を遡って強くなった」 「美しさは女の『武器』であり、装いは『知恵』であり、 謙虚さは『エレガンス』である」 「流行は色褪せるが、スタイルは普遍である」 「かけがえのない人になるためには、つねに 他人とは違っていなければならない」 シャネル語録は、世界を極めたシャネルだけに 重みがあり、38年たった今でも色褪せていません。 ![]() シャネルの考え方、生き方にも共感しておられるからなのでしょう。 それは洋服だけではなく、 物づくりすべてに共通しているように思います。 70歳の復帰コレクションが失敗し、 「シャネルは過去の人になった」と酷評されたとき、 周囲は引退するように勧めたり、シャネルの名前を 他に売る計画を持ち出したこともあったようです。 ![]() 時代を生き抜いてきた人の言葉には説得力があります。 お金もない、コネもない、育ちは孤児院という環境から シャネルという名前を冠したブランドを育ててきた、 ココ・シャネルという女性の生き方を映画館で少しでも 共有できたことがうれしい、昼下がりの横浜でした。
by palmarosak
| 2009-10-16 14:42
| 映画鑑賞
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