↑アメリカ合衆国の使節ペリーを江戸幕府がもてなしたとする「本膳料理」本膳料理は300人、2000両(約1億3000万)をかけて100を超える料理が並んだそうです。8月3日、横浜山手でお料理教室を主宰される
石川百合子先生主催のイベントに参加しました。
この日は、横浜開港150周年のイベントの一環で
アメリカ合衆国ペリーをもてなしたとされる
日本料理「本膳料理」を再現したお料理を
ホテルニューグランド内、
「京料理 熊魚庵 たん熊北店」でいただきました。
以下、いただいたご案内から抜粋。
1853年7月、アメリカ合衆国の使節ペリーが
黒船四隻を率いて浦賀沖に現れました。
翌年二月、再来航したペリーは横浜で幕府と交渉を始めます。
三月には日米和親条約が結ばれるまでの間、
まずアメリカ側が船上でフランス料理をふるまい、
その応饗として横浜の応対所で日本側が純日本料理
「本膳料理」でもてなすなど、料理を利用した駆け引きもあったとされる。横浜では、イベントの一環で
このペリー来航時のお料理をいただける
場所がホテルをはじめいろいろのところであるとうかがっています。
150年前のお料理が再現できるのも
本来は京料理が専門のお店が、
ペリー来航時のお料理を作ることができるのも
その当時の記録が残っているからでしょう。
当時のお料理をいただきながら
いま、栄養士として活動しているすべての足跡を
残していく必要をここでも感じました。