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2024年8月は、 食コーチングプログラムス主催の
「魅力的な健康相談・食事相談をおこなうための 『食コーチング』スキルアップ研修を 3回シリーズとして開催しました。 第1回の8月4日は、 《問いかけ 100本ノック》 ――「問いかけの目的と実践」―― 会場 かながわ労働プラザ 講師 影山なお子 第2回、8月18日(日)は、 《栄養士・センス・アップ企画》第2弾 「話し方、立ち居振る舞い、身だしなみなど、 パルマローザ、食コーチング22年の歴史をふり返る」 会場 横浜開港記念会館 講師 影山なお子 第3回、8月31日(土)は、 「『肯定的指摘』&『肯定的問いかけ』100本ノック」 会場 横浜開港記念会館 講師 影山なお子 8月18日の 《栄養士・センス・アップ企画セミナー》以外は、 いずれも2年ぶりの開催となりました。 「問いかけ」のスキルは、 「食コーチング」の大きな特徴の1つ。 従来の栄養指導では、 「質問」あるいは「質問表」というコトバで クライアントの既往歴や生活習慣、食習慣を 質問するということがメインでした。 「食コーチング」では、 もちろん、上記の「質問」もしますが、 クライアントの「ライフスタイル」についても 時間が許す限り、 同時進行で問いかけます。 ライフスタイルに関しては、 「私だって、クライアントのライフスタイルにそって 相談をおこなっている」と、 おっしゃる方がいらっしゃいます。 そこで、「ライフスタイルとは?」と伺うと、 目を白黒されて、 「生活習慣のことでしょ?」とのお答え。 いつからかは、はっきりしませんが、 食事相談や健康相談の世界では、 「ライフスタイル」を「生活習慣」と同じ意味で 使い続けています。 ネイティブの方に伺うまでもなく、 日本語、英語の辞書ともに、 「ライフスタイル」を 「生活様式。特に趣味・交際などを含めた、 その人の個性を表すような生き方。」(広辞苑) と、定義しています。 つまり、「何時に朝食をとる「何時に通勤電車に乗る」 「休日はサッカーをする」というような日課のことではなくて、 「生き方」「生き様(いきざま)」のこと。 日本語でいう「人生観」や「価値観」をも含みます。 アメリカ出身のテレビタレントが、 あるテレビ番組で言っていましたが、 「日本人は、『あの人、スタイルがいい』などと 言うけれど、 アメリカ人の場合、 スタイルといえば、生きる姿勢のこと。 姿カタチのことは、プロポーションがいい、と言います」 と語っていました。 「食コーチング」では、以前から 「ライフスタイル」を「生活習慣」の意味で使うことは避け、 本来の「生きる姿勢」という意味で使っています。 したがって、 ときには、こんな問いかけをします。 「夏休みのご予定は?」 「海外旅行のご経験は?」 「職場では、同僚の方と健康法などについて 話題にすることはあるのですか」 「その体型は、スポーツで鍛えたのでしょうか」 一見、食や健康に関係のない問いかけのように見えても、 そこには、ライフスタイルの一端、 言い換えれば、「生きる方向性」が現われていて、 以降のお話し合いがスムーズになります。 確かに、食卓上だけの話題に比べると、 頭も時間も使いますが、 1つでも、そんな問いかけを挟むと、 クライアントの表情が輝いてきたりして、 セッションに活気が出るものです。 「食コーチング」を提唱して22年になりますが、 「問いかけ」という名詞は、 実は、『広辞苑』にも収載されていないことを 最近知りました。 「問い掛ける」という動詞は収載されていても、 「問いかけ」という名詞は一般化されていないからでしょうか。 それはともかく、 「食コーチング」スキルアップセミナー・ 《「問いかけ」100本ノック》の研修には、 毎回、リピーターの方が少なくありません。 その方々がおっしゃるには、 「問いかけ」を食事相談という仕事の場面だけではなく、 日常会話で活用することで、 人間関係がスムーズになったり、 組織から評価をされたり、昇進したり……と。 「問いかけ」は、けっしてワンパターンではなく、 少なくとも16種類に分類できます。 その一部を……。 *「親近感」を示す問いかけ。 「こんにちは」「お元気?」 「あら、お出かけですか」「その笑顔、いいことあった?」 (「こんにちは」が「今日はご機嫌いかがですか」 「こんにちは、よいお天気ですが……」など、 日中のあいさつの問いかけがルーツであることを 忘れている人が多いのが現状ですが) *「確認」の問いかけ。 「鍵、締めた?」「おつり、合ってました?」 「こういう食事法、続けられそうですか」 「もう少し食べられるんじゃない?」 *モチベーションを高める問いかけ。 「この成績だったら、クラスで一番でしょ?」 「1秒でも早く結果を知らせていただける?」 「ご家族の期待も大きいのでしょうね?」 *もちろん普通の「質問」の問いかけ。 「この近くにコンビニはありますか」 「『SDGS』ってなにですか」 「アラートってなに? 英語ですかね?」 *ときには、「詰問、抗議」「当てこすり」も。 「前回も言いましたよね?」 「それって私に対して言っていること?」 「30歳では、まだ子どもって、おっしゃりたいの?」 「食コーチング」では、 日頃から自分の発するコトバ1つ1つを 解剖、分析して、よりよいコトバがないかと つねに努力し続けています。 なにげない日常会話がをその人を元気にさせたり、 不健康にさせたりするのであれば、 その「元」を確認する必要があります。 初めてご参加いただいた、 組織ではベテランクラスの栄養士さんが こんなふうにおっしゃっていたのが印象的でした。 「毎日いろいろの人にお仕事としておこなっているのに、 ここで、いざ『問いかけ』をといわれると、 コトバが出てこないのです……」と。 このブログ「スタンバイスマイル」を ご覧いただいた方で 「問いかけ100本ノックに参加してみたい」 と思ってくださった方へ。 9月15日に、同じ内容で開催します。 「食コーチング」が初めての方、 ずっと昔に「食コーチング」研修会に参加したことがある方、 大歓迎です。 ご参加ご希望の方は、お尋ねください。 詳細は、追って、ご案内をさせていただきます。 日程が合わない、 あるいは、時間が合わないという方は、 影山までお尋ねください。 マンツーマンでの対応もおこなっています。 「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」に関しては また別の機会にこのブログで ご紹介させていただく予定です。 #
by palmarosaK
| 2024-09-11 02:51
| 食コーチング
2024年11月24日から3回にわたり、 以下のセミナーを開催することになりました。 《一流を目指す講話力。 これでもか特訓――100本ノック》 第1回 2024年11月24日(日) 主催 食コーチングプログラムス 会場 横浜開港記念会館 講師 大橋禄郎先生 時間 11時~18時 対象 栄養士・健康支援者 第2回 2024年12月22日(日) 主催 食コーチングプログラムス 会場 横浜市内(近日中に発表いたします) 講師 大橋禄郎先生 時間 11時~18時 対象 栄養士・健康支援者 第3回 2025年2月2日(日) 主催 食コーチングプログラムス 会場 横浜市内 時間 11時~18時 対象 栄養士・健康支援者 以下、3回シリ-ズを ご担当いただく、 講師・大橋禄郎先生が この3回シリーズの趣旨を以下に お示しくださいました。 ご一読いただけますようお願いいたします。 ご参加ご希望の方は、 主催者 影山なお子宛に、 メールでご連絡をお願いいたします。 その際、 ①お名前 ②住所 ③ご連絡先(お電話番号) ④所属 ⑤ご受講の動機(理由) を、明記のうえ、ご連絡いただけますようお願いいたします。 追って、こちらから詳細をお送りさせていただきます。 ご不明な点などございましたらなんなりとお尋ねください。 みなさまのご参加、お待ちしています。 一流を目指す講話力。 これでもか特訓――100本ノック。 (3回シリーズ)
【内容】 「講話とは、複数の人(2人から)の前で、 一定の目的、テーマのある話をすること」と 大橋は定義します。(辞書の定義はまちまち)
*職場などでのミーティングのあいさつ (朝礼。会議冒頭に招集係として。)、 会合での自己紹介。結婚式の祝辞。 イベント終了時の感想などのスピーチ。 テーマのある1時間以内の話(講話)。 1時間を超え、人数も10人を超えるあたりから「講演」と 呼びます(確たる基準はありません)。 また、学生や勉強・研修目的の場合は「講義」と言いますが、 「講演」との区別も明確ではありません。 施設のオープン時や葬儀における弔辞などは、 ある程度の格式が求められる「スピーチ」と言えます。 文章を読みあげ、原稿を祭壇に捧げる場合もあります。 一方、おもに政治家や各種リーダーが行なう、 あるべき思想や心情を説くものを「演説」と呼びます。 *日本人には、講話を苦手とする傾向があります。 序列を重んじる文化が長く続いたため、 人前で話すのは地位のある人と決まっていました。 その人たちとしても、講話のトレーニングを受ける機会はなく、 先輩たちから見よう見まねで学んできました。 その結果として、格調重視で、形式的、類型的の、 おもしろくも、おかしくもない、四角張ったスタイルが定着しました。 民主主義社会になって79年たっても、 このスタイルは変わっていません。 講演時間を1時間、長くて1時間半などという短い設定も、 低い講話力の先例から生まれた慣習でしょう。
*講話力は、社会の活気、協調性、知性、感性などに 大きな影響を及ぼします。アメリカのエイブラハム・リンカーン、 ジョン・F・ケネディ、キング牧師の演説は、 いまも語り継がれていますが、 日本には、そういう人が存在するのでしょうか。 講話の重要性、対象者のニーズを洞察すれば、 日本人にとっても、講話は、 けっして絶望的に遠いところにあるスキルではありません。 *どんな小さな会でも、講話を求められたときは、 ピカッと光るフレーズ、内容を発話しましょう。 それには準備性が大事。 そして、しっかりとしたテキストづくり。 (「レジュメ」やパワーポイントのコピーを使っているような講師からは 学ぶことはまったくありません) *健康、食生活情報には、まだ練り上げられていないところが あまりにも多い。これは絶望ではなく、チャンスです。 どれくらい身につくものなのか、 演習によって、徹底的に哲学とスキルを引き出しませんか。 #
by palmarosaK
| 2024-08-30 00:03
| 食コーチング
2024年7月27日(土)~9月29日(日)までに開催する 研修会およびイベントのご案内を以下にお示ししました。 ご参加ご希望の方は、 主催者 影山なお子までお知らせくださいますように。 詳細をご連絡させていただきます。 以下のセミナーは、 どなたでもご参加いただけます。 ご不明な点などございましたら なんなりとお知らせくださいますように。 ・2024年7月27日(土)new!! 《人生100年時代の「食事相談」のカタチ ――「食コーチング」の視点から――》 主催 奈良県栄養士会 講師 影山なお子 時間 13時~14時30分 会場 帝塚山大学 ・影山なお子から、ひとこと♬ 4年前、奈良県栄養士会から 講演会の講師としてご依頼をいただいておりました。 コロナ禍のため、講演延期になり このたび、ご縁をいただくことになりました。 みなさまにお役にたてるよう努めて参ります。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 ・2024年7月28日(日)~29日(月) 《ぶらパルマ in 京都》new!! 主催 パルマローザ ガイド 大橋禄郎先生 時間 11時~ 会場 京都市内 詳細はお尋ねください。 日帰りの方も大歓迎。 「ぶらパルマシリーズ」は、 これまでにも、各地で開催しています。 今回の舞台は、「夏の京都」。 京都のガイドをご担当くださるのは、 『栄養と料理』元編集長、 女子栄養大学 特別講師の大橋禄郎先生。 先生のガイドくださる京都は、格別。 自分たちの足で歩いて、調べて、見て、いただいて、 ・8月4日(日)new!! 《『問いかけ』100本ノック!! 「食コーチング」スキルアップセミナー》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 会場 かながわ労働プラザ ・影山なお子からひとこと♬ 「食コーチング」は、 「問いかけ」コミュニケーションを、その特徴の1つとしています。 「問いかけ」の中に、「質問」「確認」「誘導」……などが 含まれています。 このセミナーでは、食事相談、健康相談で、必要な 「問いかけ」スキルを演習(100本ノック)を通して、 ご自身のものにしていただきます。 どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 ・8月10日(土)new!! 《栄養士のための浴衣着つけセミナー》 主催 パルマローザ 講師 掘之内文美さん 会場 かながわ労働プラザ 時間 10時~12時30分 ・影山なお子からひとこと♬ 昨年からご担当いただいている、 パルマローザ会員の掘之内文美先生による 「浴衣着つけセミナー」。 掘之内先生のセミナーにご参加いただいたことで お着物に目覚める方が続出。 最低でも3回、浴衣を着て、脱いで……と繰り返します。 ・8月10日(土)new!! 《栄養士のための映画鑑賞会》 主催 食コーチングプログラムス ガイド 影山なお子 会場 横浜市内の映画館 時間 14時~ ・影山なお子からひとこと♬ 「映画鑑賞会」は、 2022年12月からスタートしました。 「栄養士として鑑賞しておきたい映画」を ピックアップして、ご紹介させていただいています。 お楽しみに♬ ・8月11日(日)new!! 「食ジム」第132回 《「食と健康」に関して活躍した先輩たちから何を学び、 何を是正し、それらをどう継承していけばよいか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 影山なお子 アドバイザー 大橋禄郎先生 会場 横浜開港記念会館 時間 11時~18時 *1つのテーマで、1日掘り下げてゆくセミナーは、 日本広しといえど、そうそうないのではないでしょうか。 「食ジム」に参加し続けることで、 栄養士としての話力、話題力が磨かれるのはもちろんのこと、 あなたの人生に、この「食ジム」が加わることで、 あなたのコミュニケーション力はますます強化されるでしょう。 どなたでもご参加いただけます♬ ・8月17日(土)new!! 《アクションクッキング ――横浜・アフタヌーンティー――》 主催 アクションクッキング ガイド 影山なお子 会場 ウェスティン横浜 時間 15時30分~ ・8月18日(日)アンコール企画!! 《栄養士のセンス・アップ企画セミナー》 《話し方、立ち居振る舞い、身だしなみセミナーなど パルマローザ、食コーチング22年の歴史をふり返る》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 横浜開港記念会館 時間 10時30分~17時 《パルマローザ》サークルは、今年で創設23年目になりました。 23年間開催してきた内容を、 1日でギュギュッとまとめ、ご紹介させていただきます。 「こんなときどうしたらいい?」 という項目でいっぱいのセミナー。 あなたのお役にたてるよう努めさせていただきますね。 ・8月24日(土)new!! 《栄養士のためのボディメイクセミナー》 主催 パルマローザ 会場 かながわ労働プラザ 時間 15時~17時30分 ・影山なお子からひとこと パルマローザ会員講師によるセミナー。 加納先生は、 ウェイトリフティング世界チャンピョンであり、管理栄養士。 その先生が長年かけて培った、 ボディメイクのスキルを 私たちに伝授していただきます。 《栄養士のための文章教室》 主催 ロッコム文章・編集塾 講師 大橋 禄郎先生 会場 横浜開港記念会館 時間 11時~18時 ・影山なお子からひとこと。 2008年から開催し続けている、 栄養士のための文章教室。 このクラスは、大橋先生のご自宅に通えない、 遠方にお住まいの方々を対象としたクラス。 東は、青森県から、 西は、山口県から、栄養士さんたちが 3か月に1回、横浜まで通っておいでです。 ご一緒に学んでいる栄養士さんたちは 結束力も高く、いろいろの情報交換もなさっておられます。 ぜひ、あなたもごいっしょに、私たちと学んでみませんか。 体験クラスもございます。 詳細はお尋ねください。 ・8月31日(日)アンコール企画!! 《「肯定的指摘」「肯定的問いかけ」100本ノック ――「食コーチング」スキルアップセミナー 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 横浜開港記念会館 時間 10時30分~17時 ・影山なお子からひとこと。 「肯定的指摘「肯定的問いかけ」ってなに? と、疑問に思われた方は、ぜひ♬ 「食コーチング」の代表的なスキルの1つ。 「100本ノック」の演習を通して、 ご自身のものにしていただけるよう努めます。 ・9月5日(木)new!! 《栄養士のための文章教室》 主催 ロッコム文章・編集塾 ガイド 大橋 禄郎先生 時間 19時~21時 会場 東京・北区・赤羽 詳細はお尋ねください。 ・影山なお子からひとこと。 大橋先生が主催なさっておられる文章教室。 それぞれの仕事が終わった後、 19時~21時まで、先生のご自宅で学んでいます。 ご参加ご希望の方は、お尋ねくださいね。 (写真は、文章教室の仲間と納涼会のときのもの) ・9月7日(土)new!! 《ぶら パルマ 六本木》 主催 パルマローザ ガイド 大橋 禄郎先生 時間 13時~ 会場 東京・六本木 詳細はお尋ねください。 ・影山なお子からひとこと。 大人気《ぶらパルマ》シリーズ。 今回は、六本木に出没します。 ・9月8日(日)new!! 『食コーチング』輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 会場 横浜開港記念会館 時間 10時30分~17時 *影山なお子からひとこと。 久しぶりに開催する『食コーチング』輪読会。 ご参加いただくみなさまと輪読してまいります。 『食コーチング』のご本をご持参ください。 詳細はお尋ねくださいませ。 ・9月14日(土)new!! 《栄養士のための韓国語レッスン(中級)》 主催 パルマローザ 会場 横浜韓国語スクール 時間 11時30分~12時30分 講師 横浜韓国語スクール代表・ユ先生 ・9月14日(土)new!! 《栄養士のためのボディメイクセミナー》 主催 パルマローザ 会場 かながわ労働プラザ 時間 15時~17時30分 講師 加納 陽子さん ・9月15日(日)new!! 《魅力的な健康相談・食事相談をおこなうための 「問いかけ」100本ノック》 主催 食コーチングプログラムス 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 時間 11時~17時頃を予定 詳細は、お尋ねください。 ・9月16日(月/祝)new!! 《アクションクッキング ――横浜・アフタヌーンティー――》 主催 アクションクッキング ガイド 影山なお子 会場 ザ・カハラ・横浜 時間 16時~ ・9月21日(土)new!! 《『ライフデザインブック』輪読会》 主催 パルマローザ 講師 大橋 禄郎先生 会場 横浜開港記念会館 2号室 時間 11時~18時 ・9月22日(日)new!! 「食ジム」第133回 《日本の食育は、今後、 どういう方向に展開させていけばよいか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 永野 幸枝さん アドバイザー 大橋禄郎先生 会場 横浜近代文学館 時間 11時~18時 ・影山なお子からひとこと。 (以下、2011年8月14日「食ジム」説明会の資料より抜粋) 同じ空間を共有する複数の人が、 ある事柄について説明し、あるいは「問いかけ」、 あるいは「話し合い」の筋道を適宜考え、 その展開を予測しつつ話し合いを進めるという、 この形式のコミュニケーションスタイルをとる目的として 次の5つの点が上げられます。 1.話し合いを通じて、個人または複数の人に共通する問題点を見つけ、 深く分析すること、より適切な問題解決への道を探ること。 2.各々の思考力、コミュニケーション力、思考的瞬発力などを強化すること。 3.健康支援者としてのあるべき意識、備えておきたい知識を高める。 4.話し手の態度、姿勢、身だしなみ、表情、話しぶり、 コトバづかい、論理、説明のしかた、整理や要約の仕方を向上させること。 5.これらの話し合いを促進、進行する能力を強化する。 ・9月28日(土)new!! 「Gymnastics for All 指導員」養成講習会 主催 日本体操協会 講師 影山なお子 会場 日本体育大学世田谷キャンパス 時間 12時~13時 ・9月29日(日)new!! 学童保護者、小学生対象の「食育」講演会 主催 パルマローザ 講師 米澤 須美さん 会場 横浜開港記念会館 5号室 時間 13時30分~16時30分 ・影山なお子からひとこと。 パルマローザ会員であり、副会長の米澤須美さん。 本業は、「食育」専門家としてご活躍なさっておられます。 今回は、ご自身が実際にご講演をなさった内容と同じ内容を 私たち栄養士にご披露いただきます。 ご興味、ご関心をお持ちのかたはぜひいらしてくださいね。 #
by palmarosaK
| 2024-08-22 23:38
| スケジュール
2024年7月27日(土)~8月11日(日)までに 開催された、および開催した研修会やイベントを まとめておきたいと思います。 7月27日(土)は、 奈良県栄養士会主催の研修会の講師を担当しました。 奈良県で研修会を担当させていただくのは、 2009年に伺って以来。 前回のテーマは、 《「食コーチング」が考える「食育」とは》。 今回のテーマは、 《人生100年時代の食事相談のカタチ。 ――「食コーチング」の視点から――》 今回は、以下の内容で 90分間、お話しさせていただきました。 0.自己紹介 1.なぜ、いま、「食コーチング」なのか。 2.「健康」の定義は変わってきている。 ――栄養士がおさえておきたい「健康」の概念―― 3.健康支援者が理解しておきたい「食」の意味。 4.自ら「健康」をカタチとして示す。 表情、声、身だしなみ。 5.「指導」から「相談」にシフトしよう。(問いかけ) (1)基本的な「問いかけ」の分類。 (2)食事相談、健康相談に関係の深い「問いかけ」のバリエーション。 6.「栄養素士」にならない。 7ーⅠ.「フードファディズム」とはどういうものか。 7-Ⅱ.「フードファディズム」を流布させないための注意点。 ご参加いただいた方がたのほとんどが 「食コーチング」というコトバを耳にするのは初めてとのこと。 私としても、初心に帰ってお話しさせていただきました。 講演が終わり、 数人の方からご感想、ご質問があがりました。 そのお1人は、 「栄養ケアステーション」を立ち上げたという方。 いっしょに働く同僚の栄養士を30人くらい ネットワークされているとおっしゃいます。 「質問ではないのですが……. きょうの先生の講演の中で 『健康をカタチにする』というお話がありましたよね? 実は、私、きょう、ここに来るまでの電車の中で 影山先生とご一緒の電車だったのです。 最初、きょうの講師の先生だとは知らずに、 一緒に乗っていた娘に、 『あの人のバッグ、かっこいいよね?』 『あの人の立ち姿、かっこいいわ』 『あの人は、奈良の人ではないよね?』と、 言っていたんです。 駅に降りたら、その方が同じ方向に歩いていくではないですか。 まさか、きょうの講師の先生だったなんて!!! 影山先生のおっしゃる『健康をカタチにする』とは、 こういうことなんです。 まだ先生とは知らずにいた私が、 ずっと先生に目が釘づけだったのです」 ……そうおっしゃってくださったその方の、 講演を聴いてくださる姿勢や 身だしなみなどを拝見していて、 私も、「この人はただ者ではないな」 と感じていたのでした。 別のお1人のご質問は、 「影山先生のホームページをよく拝見しています。 先生のおっしゃる"売り”についてなんですが、 私は自分の"売り”ってなんなのか、わからないんです」 私が主催している栄養士ネットワーク・ 《パルマローザ》のサークルでは、 日頃から、 お互いに、相手の"売り”を指摘し合ったり、 問いかけたりしているので、 みなさん、ご自身の“売り”について ある程度、わかっていらっしゃいます。 確かに、その方のご質問のとおり、 自分の"売り”を自覚したり、 人に話したりする機会は、 「ない」のが普通かもしれません。 もちろん、この場面では、 ご質問にお答えする前に、 いくつか、「問いかけ」をさせていただきました。 「いま、どういうお仕事をなさっておられるのですか」 「そこは、お勤めになって長くていらっしゃるのですか」 「10数年そこにご勤務なさっておられるということは、 もう、その継続力そのものも、"売り”の1つに ならないのでしょうか」 「きょう、ここで私に、 『私の売りって?』と問いかけてくださったように、 職場で、同僚の方に、そのようにお聞きしてみる ということはできるのでしょうか」 「信頼のおける第三者に、 ご自身の"売り"や"強み"などについて 問いかけてみることで、 意外な展開になった……という方もいらっしゃいますよ」 「『自分では自分のよいところが見えない』という方も、 他人から見た自分……という視点なら納得できるという 方もいらっしゃいましたよ」 所属なさっている組織では、 ベテランとよばれるキャリアの栄養士さん。 うっすら涙をうかべておられたお姿が 印象に残っています。 話が少し変わりますが、 ご縁あって、今年の7月から 地元の小学校でお仕事をさせていただいています。 小学生の子どもたちに、 「大きくなったら何になりたい?」 と、できるかぎり「問いかけ」るようにしています。 Mちゃんは、「総理大臣!」 影「どうして総理大臣なの?」 M「いろいろのことができるから」 Yちゃんは、 「さかなクンになりたい!!」 影「どうしてさかなクンなの?」 小「ヒラメが海のどこに住んでいるかとか、 詳しいんだよ。さかなクンは……。 さかなクンのように、お魚に詳しくなりたい」 Rちゃんは、 「アナウンサー」 影「どうしてアナウンサーなの?」 R「ママが昔テレビ局にいたことも関係があるけれど、 アナウンサーという仕事は、なんでも伝えられるでしょ? だから、なりたいの」 問いかけられた子どもたちは、 とってもうれしそう。 うれしそうに答えてくれるお友達を見て、 また次のお友達が、 私にいろいろ話をしてくれる。 「問いかけ」られたくて……。 「問いかけられる」環境がある人は 幸せな環境なのだと、あらためてそう思います。 もし、「私の職場は、問いかけてくれる人がいない」と 思ったら、そのときは、 そう思っていた人が、だれかに「問いかける」。 奈良県での研修会は、 翌日から京都でのお仕事を控えておられる 恩師の大橋禄郎先生にも、 奈良までご同行いただいたこともあって 先生の自説「健康の6大要素」「食の意味」の部分を 奈良県栄養士会の研修会にいらしていただいた方々の前で ご自身に、お話しいただきました。 ライブでお出でいただいた方々からは 「大橋先生にお目にかかれてとてもラッキーでした」 というお声をたくさんいただきました。 今回のご縁で、 来年の奈良県での研修会には、 大橋禄郎先生がご登壇されることになったそうです。 翌日28日~29日は、 パルマローザ主催のイベント 《ぶらパルマ京都1泊2日》を開催しました。 今までも「京都」には、 栄養士メンバーと何度も伺っていますが、 夏の京都は久しぶり。 今回も、京都での街歩きを楽しみにしていました。 初日、 京都のホテルに集合後、 新京極(しんきょうごく)までタクシーで移動。 (猛暑のため、炎天下歩くのは危険) 新京極といえば、 私たちは大橋先生のガイドで 毎回《田丸印房》さんに伺っています。 ここにしかない印章、 ユニークで個性的なものがたくさん!! 住所印はもちろんのこと、 毎回新作が出るので、 買わずにはいられません。 今回私がゲットしたものは、 スケジュール管理にあると便利なグッズたち。 スケジュール帳を開くたびに、 京都の思い出がよみがえる……。 旅行中はもちろん、旅行後も 楽しみが持続するのが、お土産モチベーション。 今回もいろいろ購入しました。 新京極は、 前回、桜の季節に伺ったころよりも 大勢の外国人の方々で賑わっていました。 驚いたことの1つは、 錦市場は、様変わりしていたこと。 食べ歩きがしやすいようにと、 だし巻き卵の天ぷらや、 カニカマの天ぷら、 そしてなんと、ビーフステーキ(数千円! )までも、 食べ歩き用に、串に刺して売っているのでした。 昔ながらのお店がなくなったことは 寂しい反面、 今まで見たことがない新しいジャンルのお店が 賑わっていました。 今までの京都散策と大きく異なったことは、 宿泊したホテルが 京都駅から嵯峨野線で1駅という 「梅小路京都西駅」だったこと。 そのため、今までとは異なるルートで京都を観光できました。 まずは、 ホテルの2階から渡り廊下で無料で見学できる、 京都中央市場を見学できたこと。 競りは午前5時~6時まで。 その他 ホテルから徒歩10分以内のところにある、 《京都水族館》に行けたこと。 ここは、 ペンギンとオオサンショウウオが人気のようで、 お土産グッズにも、 ぬいぐるみがたくさん鎮座していました。 ホテルからの距離が近いというだけで、 「行ってみよう」となるのですから 常宿のホテルももちろん快適ではありますが いろいろのホテルに泊ることで まだまだ知らない京都に出会えることを体感できました。 京都の「食」は、 京都中央市場から近いということもあって お寿司屋さんのお寿司がおいしくて 一同感激しました。 とくに、ランチは、 1000円くらいですごいボリューム。 「ここのお寿司を食べにまた行きたい」と 思わせてくれたお寿司たち。 その他は、 八坂神社を抜けて、円山公園の中にある、 明治時代の立派な建物《長楽館》。 お部屋が6室しかないこのホテルは 今回もココでランチをいただきました。 長楽館に伺うと、心底、「ほっ」としてしまうほど、 この空間に身を置ける自分を 褒めてあげたくなります。 そして、ココでは、 「ステーキサンドイッチ」を 毎回頼んでしまいます。 そして……毎回、期待以上においしい……。 ステーキをややレアで焼いて、食パンでサンド。 一見シンプルですが パンとステーキのバランスがとても難しいと思います。 が、そのどちらもおいしい。 参加したメンバーたちは、 毎回、お互いを見つめながら 「うん、うん、コレ、コレ」と 頷きあいながら、いただいています。 前回伺った桜の季節のときは、 コロナ禍が始まった直後のころ。 私たちが宿泊した翌日に、 円山公園の桜のライトアップが中止になったり、 ホテルの営業も中止になったりしたとお聞きしました。 今回は、 オーナーが変わり、 今まで個人の所属だったものが 会社組織に変更になったとのことで、 支配人がご挨拶くださいました。 「オーナーは変わりましたが、 スタッフは全員同じですからご安心ください」。 テイクアウトのカフェのコーナーでは、 長楽館のオリジナルのクッキー缶が販売されており、 もちろん、即購入。 (後日、仕事先の方々といっしょにいただきました。 おいしいバターや小麦の香ばしい香り……、 あとをひくおいしさで、勤務先の人たちからも、 このお土産は、たいそう喜ばれました)。 京都の甘味処はやっぱり抹茶。 1860年、京都・宇治で創業された、 「辻利(つじり)」が経営する 茶房・「都路里(つじり)」祇園本店でいただきました。 「都路里」は、1978年創業とのこと。 「辻利のお茶をより広く知っていただきたい、 そのために、手軽にお茶をたのしめる場所を……」 との想いを、五代目社長が実現されたそう。 いつもは大行列のこのお店に入れたのも、 この猛暑で並ぶ人が少なかったからか……、 実は京都でこちらのお店に伺えたのは初めてでした。 以前は、 「銀座シックス」地下にも支店があったのですが コロナ禍でなくなってしまい、 それ以来、いただいていませんでした。 抹茶のかき氷、抹茶のわらび餅、 抹茶パフェ、ほうじ茶パフェ、 いろいろオーダーをして楽しみました。 その他、 錦市場では、黒豆の「北尾」さんでカフェタイム。 暑いので、何度も冷をとる必要があります♬ 北尾さんでは、 何度かランチを楽しんだことはありますが カフェタイムに伺ったのは初めて。 2階に上がり、 それぞれ、黒豆を使ったパフェやかき氷をいただきました。 個人的に、北尾さんの白花豆が大好きで こちらのお豆を購入して 毎年、初夏に柏餅のみそ餡をつくっています。 (近所のスーパー「元町ユニオン」にも、北尾さんのお豆が 販売されています) 北尾さんの豆に、京都の本多みそさんの白みそでつくる、 最強のコラボレ―ション・柏餅のみそ餡。 毎年、《アクションクッキング》で リクエストを何度もいただく柏餅の白みそ餡。 最後は、前回もうかがった、 京都の壁画絵師・木村英輝氏がオーナーの 「キーヤン・アートスタジオ」祇園店。 以前、《青蓮院(しょうれいいん)》を見学したとき、 そこのふすま絵の個性に衝撃を受けました。 そのふすま絵を手がけたのが木村氏。 還暦を過ぎてから 壁画絵師としてご活躍されているのだそう。 木村氏の名前を知らずに、 「長楽館」の宿泊棟のエレベーターの壁画のクジャクも 木村氏の作品であったことを後から知りました。 それ以来、京都土産の1つに、 木村氏の作品を少しずつ集めています。 故 樹木希林さんも、木村氏のファンだったそうで ご自宅のふすま絵を木村氏が手がけられていることが 知られています。 木村氏のお土産としての作品は、 私の住む、横浜中華街の中にある セレクトショップでも扱っていますが、 やっぱり、京都のお店は品数がちがう。 これを見るだけでも興奮してしまいます。 いつもの京都と、 いつもと異なるルートでまわった京都。 いつもの京都にいるという安心感と、 まだまだ知らなかった京都を たくさん発見できたという満足感でいっぱいの私たち。 京都から帰って日常生活がスタートしていますが いまも旅の余韻を楽しんでいます。 フォトブックでふり返り、 このブログでふり返り、 2度、3度……人生を楽しんでいるかのような余韻に
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by palmarosaK
| 2024-08-16 19:47
| 影山なお子 研修会
2024年6月2日(日)と7月14日(日)に開催した 「食ジム」は、2回続けて、 以下のテーマで開催しました。 第130回、第131回「食ジム」 《各種栄養士会が、活性化しないのはなぜか。 その分析と対策を考える》 座長 大橋禄郎先生 会場 横浜開港記念会館 時間 11時~18時 このテーマは、前回、第130回において 話し合われましたが、発言が活発におこなわれたため、 後半は、改めて、今回、131回として 話し合うことになりました。 1回で終了できなかったのは、 「食ジム」史上、初めて。 座長の大橋先生は、以下のように進行されました。 そのうち、 「1」「2」については、 前回、話し合われているので そのときの感想。 1.各種栄養士会や栄養士サークルが開催するイベントに 参加して感じたこと。 ――「ここがよかった」「ここが△○□だった」 2.パルマローザや食コーチングのイベントに 初めて参加したころ、まず感じたことと言えば……。 3.私は、日本・地域の栄養士会の会員で「ある」or「ない」 その理由。 そして、学会誌についての感想。(読む/読まない/ほか) 4.「栄養士」としての拠り所(バックボーン)、 職業意識、社会的使命、プライドとはどういうものか。 5.日本の栄養士の職業意識や活力を高めるためには、 どのようなアクションプランがあるか。 以下は、皆さんのご発言要旨。 ●「栄養士会のセミナーは、 『必要があって参加している』 あるいは『職場で勧められて参加している』ので、 終わったら、さっさと帰るというスタイル」 ●「一方、『パルマローザ』のセミナーは、 興味があるテーマなので、自らの意志で参加しているのがちがう」 ●「パルマローザのセミナーでは、 かならずといっていいほど、誰かから感想を求められるのに 驚いた。正直、最初は、それが苦痛だったときも……」 ●「パルマローザのセミナーは、終わると、 主宰者の影山先生から、 『この後、ご参加の方々とお茶をご一緒するのですが いらっしゃいませんか』と、誘われたのがうれしかった。 それ以来、通い続けている」 「パルマローザのセミナーに参加して驚いたことの1つは、 ほとんどの人が他では見たことがないような 魅力的な名刺を持っていた(る)こと」 上記の内容については、 主宰者の私自身が気をつけていることの1つ1つであると、 あらためて気がつくことができました。 23年目に入ったパルマローザでは、 初めてご参加いただいた方には、 無言でお帰りになられることがないように、 そして、 不安な気持ちでご参加いただいていると思われる方には、 コミュニケーションに長けている方々に 『○○さんのこと、よろしくお願いしますね』 と、お願いするようにしています。 また、表情がカタめ(?)……と、 感じられる方に対しても、 ベテラン級の方に、 お声かけや問いかけなどで ご対応いただくように心がけています。 そうすることで、 「楽しかった~」「また参加したい」 と、思っていただければ、 「私の居場所がココにある」 と、誰もが温かい気持ちになるのではないかと考え、 いまでは、それが私の、私たちのスタイルになっています。 大橋先生は、大学生時代に通っておられた 「YMCA」を例にしてお話しくださいました。 「いまから60年前のYMCAは、年下の人にも 呼び捨てにしないで、また「●●君」ではなく、 『○○さん』という敬称を使っていた」 「『初めて来た人にはかならず声をかける』 そのときのYMCAでの方針が、 50年後、YMCAとは関係のない栄養士サークルに 根づいていたことに驚いた」 話が少し変わりますが、 先日、わが家で開催している「アクションクッキング」に ご参加いただいた、 元広島県栄養士会長の松原知子先生のお話を みなさまにご紹介させていただきました。 今年4月に開催した写真教室にお出でいただいた先生に、 そのとき撮影したお写真を1冊のフォトブックにして プレゼントさせていただきました。 そのフォトブックの最後のページには、 15年前、 広島県栄養士会で担当させていただいたときの 研修会の後の懇親会で撮影した集合写真も載せて……。 それをご覧になった松原先生が 「差しあげる人によって フォトブックの内容は異なるの?」 と、驚かれ、 「だから、影山先生のまわりには人が集まるのよね……」と。 2008年からお仕事をご依頼いただいたことがきっかけで いまもこうしておつきあいをさせていただける幸せに、 あらためて感謝したことを、 ご参加いただいたみなさまにもご紹介させていただきました。 さて、「食ジム」に戻って、 おもしろいご意見も出ました。 「普段は、誰とも話さず、パッと帰る、というスタイルの 研修会に参加していたので、 ここ、パルマローザに参加したとき、 温かいものを感じた。 『なんでみんなこんなにやさしいの?』って」 私のCA時代の先輩がたは、 退職後も、 それぞれの人生を進んでいる同期、後輩たちに、 惜しみなく、先輩がたの人脈やお仕事を紹介してくださったり、 困っているときに、相談にのってくれたりしていたことを いま、このエピソードを書いている途中に思い出しました。 今回、参加者20名のうち、 「栄養士会」に入っている人、入っていない人では、 「入っていない人」のほうが、 「入っている人」よりも若干多い印象。 「入っている」という人の理由は、 ●仕事に必要な情報が得られるから。 ●職場で「入っていること」が、暗黙のルール。 ●入っていないと研修を受けることができないから。 ●どうして入ったのか、まったく覚えていない。 (年会費だけは払っている状況) ●栄養士会から請け負う仕事を引き受けることが多いから。 ●クライアントの税理士さんから 組織に入ることのたいせつさを説かれたことがあったから。 一方、 「入っていない」という人の理由で多かったのが、 ●「参加したい研修会がない」 (病態に関する研修会が多いので、 いまの自分の仕事には関係がないものが多い) ●「学校栄養士として、他にも、 学校関係のネットワークに所属しているので、 栄養士会に入る意味を感じない。 ●以前は入っていたけれど、 とくに、続ける意味を見いだせなかった。 ●その他 参加者の中には、 栄養士会の役員をなさっておられる方もいらっしゃいます。 その方々は、 「いま、私たちが栄養士として活動できるのは 先人の先輩たちが、栄養士の知名度を上げようと 努力なさってこられたからこそ」 「だから、いま、会のメリットが感じられないとしても、 『会に入っている』ということは、 これから活躍なさる栄養士さんたちに 今より、もっとお仕事をしやすい環境を整えて 目の前のメリットだけを見がちになることも多い私たちですが、 先人たちが今まで努力してくださった結果、 「今がある」……というお話に、 「なるほど……」と思われた方も多いように感じました。 4.の項目である 《「栄養士」としての拠り所、職業意識、 社会的使命、プライドとはどういうものか》では、 学校の栄養士さんからは、 『私の存在が、生徒はもちろん、まわりの人たちの健康度を 上げるのだ……』と思って、 身だしなみに気をつけ、心地よいあいさつを心がけるように、 日々努力しています」 一同、拍手。 その他、 行政の栄養士さんからはこのような発言がありました。 「私の拠り所にしているのは、 『食コーチング』で学んだ『問いかけ』。 今までは、何を話そうか……と、 相談されたときには、いつも身構えていた自分が、 でも、ここで学んだ『問いかけ』を鍛えてきたことで、 どのようなクライアントにも、 自信を持って、対応できるようになった。 恐れ多いことですが 「栄養士としての拠り所」に、 「食コーチング」をあげてくださった方もいらっしゃいました。 ここでの学びが みなさまの「拠り所」になっているのであれば、 その拠り所である場所・横浜の基盤を もっと強化しなくては……と感じた瞬間でもありました。 さて、影山の「栄養士としての拠り所」の1つは、 《健康の6大要素》、そして《食の持つ意味(29項目)》。 大橋先生が提唱なさっておられる 《健康の6大要素》《食の持つ意味》を 20年前にうかがったとき、 とてもとても興奮したことを覚えています。 《健康の6大要素) ・栄養・休養・運動(従来の《健康の3大要素》) +3要素 ・ストレス緩和・よい人間関係・生きがい(モチベーション) 今まで、 どこででも聞いたことがない先生のお話の1つ1つが、 とても興味深く、 栄養士になってあらたに悩んでいたことのすべてが 先生のお話で、そのほとんどが解決していました。 そして、 あらためて、 「食コーチング」は、 相手のモチベーションを高め 食生活を楽しみ、人生を楽しむためのアクションを 私たち栄養士がカタチにすることの必要性を感じました。 参加者の方のなかには、 「身だしなみについて、 自分もまわりも元気になるような色を身につけたり、 定期的に衣服を更新していること」を アクションプランでおっしゃった方がいらっしゃいます。 大橋先生は、すぐさま 「『人は外見より中身です』という人がいるけれど、 『外見は、その人の中身を現わしているんですよ」 と、おっしゃったことも、 一同、忘れることはないでしょう。 「ファッションは知性です。そして、味覚も知性です。 美意識というのも、 社会的には、感性というより知性ではないでしょうか」 1つのテーマを2回の「食ジム」で開催したのは 今回が初めて。 大橋先生が座長でいらしたので、 参加者の発言をたくさん引き出してくださった……ことに尽きます。 次回は、影山が久しぶりに座長を務めます。 8月11日(日)、
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by palmarosaK
| 2024-07-19 23:03
| 食ジム
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