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11月15日(土)~2026年2月16日(日)までに開催する、 研修会、イベントのご案内を以下にさせていただきました。 ご参加ご希望の方は、 影山なお子までご連絡ください。 ご参加、お待ちしています♬ ・11月15日(土) 《栄養士のための「美・ボディメイク」セミナー②》 主催 パルマローザ 講師 加納陽子さん (ウェイトリフティング競技者 管理栄養士) 時間 15時30分~17時30分 会場 かながわ労働プラザトレーニングルーム 対象 栄養士、健康支援者の方であればどなたでも。 ・11月16日(日) 《栄養士のための文章教室》 主催 ロッコム文章・編集塾 講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象 栄養士、健康支援者の方で、 「文章を学んだことがない」「文章表現力をスキルアップしたい」 と、思われた方、大歓迎。 詳細は、お尋ねください。 ・11月23日(日) 『食コーチング』輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象「食コーチング」にご関心をお持ちの方であれば どなたでもどうぞ♬ 詳細は、お尋ねください。 ・11月29日(土) 《人生100年時代における栄養士のあり方。 私の過去、現在、未来 ――「食コーチング」の視点から――》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 ゲスト講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~17時 会場 横浜開港記念会館 ・11月30日(日) 《アクションクッキング》 「ベーグル!! ベーグル!! ベーグル!! 」 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 New!! ・12月6日(土) 《アクションクッキング》 「スペシャル クリスマス料理」 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 ・12月13日(土) 《健康をカタチにする栄養士のための映画鑑賞会》 主催 食コーチングプログラムス ガイド 大橋 禄郎先生/影山なお子 時間 未定 会場 都内映画館を予定 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 ・12月14日(日) 「食ジム」第147回 《日本人の健康を支え続ける行政機関のこれだけの実績》 主催 食コーチングプログラムス 座長 みなきまゆみさん 時間 11時~18時 会場 かながわ労働プラザ 対象 「食ジム」にご関心をお持ちの方大歓迎。 詳細はお尋ねください。 ・12月30日(火) 《アクションクッキング》 「おせち料理をご一緒に手作りしませんか」 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 15時~18時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象 「今年こそ、おせち料理をつくってみたい」 と、思われた方、集合~♬ 詳細は、お尋ねください。 2026年 ・1月2日(金) 《新春ぶらパルマ》 主催 パルマローザ ガイド 大橋 禄郎先生 時間 11時~ 場所 都内予定 ★恒例の「新春ぶらパルマ」から2026年はスタートします。 詳細は、お尋ねください。 ・1月10日(土) 《パルマローザ新春セミナー》 「ヘルスコミュニケーション力」で支える ハッピー人生」 主催 パルマローザ 講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 場所 かながわ労働プラザ 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細はお尋ねください。 ★★大橋先生からいただいたメッセージ。 ↓↓ 【講話の目的】 現在、「ヘルスコミュニケーション」という概念は ほとんど一般化されてはいません。 しかし、日々のコミュニケーションの質と量は、 個々人の健康度を生涯にわたって左右します。 極論すれば、不運や不幸、成功や不成功、 そして寿命の長短の多くは コミュニケーションの質と量によって決まる、 とさえ言えます。 健康支援者として、このコトバを理解することは、 自分の使命を把握することであり、 自身の人生を豊かにするためにも、 不可欠のこと。 ほとんどの人が着目していないこのコトバを 2026年の年頭に、しっかりかみしめてみましょう。 ![]() ![]() ・1月11日(日) 「食ジム」第148回 《お正月が日本人の心身の健康をどのように支えているのか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 米澤 須美さん 時間 11時~18時 会場 かながわ労働プラザ 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細はお尋ねください。 ![]() ・1月17日(土) 韓国語 初級① 主催 パルマローザ 講師 ユ・イェイル先生 時間 11時~12時30分 会場 横浜韓国語スクール 対象 韓国語を話せるようになりたい、 と、お考えの栄養士の方。 詳細は、お尋ねください。 New!! ・1月18日(日) 《アクションクッキング》 《フルーツサンドイッチのある食卓》 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 ![]() ・1月20日(火) 《アクションクッキング》 「ティファニーでアフタヌーンティーを」 主催 アクションクッキング ガイド 影山なお子 時間 15時30分~17時30分 会場 ティファニー銀座店 ![]() ・1月24日(土) 《人生100年時代における栄養士のあり方。 私の過去、現在、未来 ――「食コーチング」の視点から――》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 ゲスト講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~17時 会場 横浜市内 ・1月25日(日) クライアントに、 どんな「問いかけ」をすればよいか。 《「問いかけ」100本ノック in 2026》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 対象 食事相談や健康相談、日常会話を もっと充実させたい、と、お考えの方はぜひ。 詳細はお尋ねください。 ・2月14日(土) 《栄養士のための身だしなみセミナー in 銀座》 主催 食コーチングプログラムス 講師 大橋 禄郎先生/影山なお子 時間 11時~17時 会場 ブティックアシダ銀座店 対象 「身だしなみを強化したい」とお考えの方、 お待ちしています。 ・2月15日(日) 「食ジム」第149回 《運動習慣を定着させるココロとアクション》 主催 食コーチングプログラムス 座長 加納 陽子さん 時間 11時~18時 会場 横浜市内 対象 「コミュニケーション力を強化したい」 と、お考えの方、大歓迎。 詳細は、お尋ねください。
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by palmarosaK
| 2025-11-10 04:09
| スケジュール
![]() パルマローザ主催の 《栄養士のための輪読会》を開催しました。 輪読会は、 2013年1月27日に、 第1回をスタートさせて以来、 12年間、ロングランで開催している パルマローザセミナーの人気イベントの1つ。 振り返ると、 第1回のテーマは、以下の内容で開催しました。 栄養士・健康支援者のための「輪読会」 ー「食品成分表」をフル活用しようー 「輪読会」は、今回で27回目。 講師・大橋禄郎先生のご紹介くださる 輪読会のテキストの多くが、 私たち栄養士がふだん手にとったり、 目にとまったりしないような 雑誌や新聞の記事からチョイスしてくださいます。 今回は、 『栄養士のためのライフデザインブック』の中から (P216~218 《人の健康を支える栄養士としては、 どのような「健康観」をもてばよいか》 P218~219 《栄養士の「健康観」を仕事をしていくうえで、 どのように活用すればよいか》) 上記ページと、以下の記事を輪読会のテキストとして ご紹介くださいました。 ・「最強の戦略思考 E・ルトワック」 《旧日本軍が教えてくれた「台湾完全防衛」》 『Hanada』 2025年11月号 ・《日本はいつも面白い話に溢れている》 著 カズオ・イシグロ 『文藝春秋』 2025年9月号 ・《失われた典雅な日本語》 著 藤原 正彦 『文藝春秋』 2025年9月号 ・《日本語という「奇天烈」》 著 大岡 玲(あきら) 『文藝春秋』 2025年9月号 まずは、『栄養士のためのライフデザインブック』 (以下、『ライフデザインブック』と略称)の 輪読会の様子から記しておきたいと思います。 2020年に、このご本を上梓して5年が経ちました。 お仕事でご一緒する上役や同僚、後輩たちが 仕事のことで悩んでいるときに、 「この本があったから今がある……」と、 思っていただけるような本にしたい(!!)と、 着手してから13年かかって生まれた本。 多くの方々の手にとっていただけるよう、 私たちもは、もっとアクションを起こさなくては……と、 思ってしまうほど、 ご参加いただく方々は、すでに、実践されていました。 同僚や上役、後輩の栄養士たちが 悩んでいるとき、 「こういう本があるんだけれど……」と、 本をいつも持ち歩いておられること。 また、学校給食に携わっておられる栄養士さんは、 実習期間中、学生たちに、『ライフデザインブック』 を、紹介くださったり、 学生を指導なさっておられる先生がたにも、 このご本をお送りしてくださったり……。 先生がたにも喜ばれているという話を伺うたびに、 心強い気持ちになります。 今回、P216の 《人の健康を支える栄養士としては、 どのような「健康観」をもてばよいか》では、 「健康観」と「健康法」は違うということ。 「健康観」とは、健康についての考え方であり、 思想を意味します。 このとき気をつけたいのが 「健康観」と「健康法」を区別するということ。 一定の健康観を持つ人でも、 健康法を実践していない人がいるし、 健康法を実行していても、 「健康観」といえるほどの考えをもっていない人はいる。 3年前の2022年3月6日にも、 このページを輪読しています。 3年後のいま、 本から受けるメッセージが今までとはちがったカタチで 私の心に響いています。 私の「健康観」や「健康法」を、 どなたにでも、魅力的に伝えられるよう、 トレーニングしなくては……。 次のページでは、 ・「健康」の要因を食品や食生活だけに求めない。 ちょっと昔に、 「赤ワインを飲む人は、飲まない人よりも……」とか、 「コーヒーを飲む人は、飲まない人よりも……」とかと こんなとき、 「赤ワインがいいんだ」とか 「コーヒーがからだにいいのだ」とかと ある特定の食材に飛びつくのではなく、 大橋先生は、「その背景を見よ」と、 おっしゃっているのだと理解しています。 「ワインを飲む人はどういう交友関係なのか」 「家族との関係はどうか」 「自宅で晩酌するということは、 家族との関係は良好と考えてもいいのでは?」とか。 お酒をまったく飲まなかった人たちが こうした記事に触発されて、 「アルコールは苦手だけれど、 健康のために、赤ワインを飲むようにした」 というエピソードが日本全国中に蔓延したことも、 記憶に新しいことの1つです。 1人ずつ、各章を読んでいくたびに、 「発見」があります。 「この『肯定的問いかけ」、いいんだけれど、 ベタボメしないこと」と、 随所に、大橋先生の解説が入ります。 各章、見開きで完結するスタイルのこの本。 「食コーチング」の「問いかけ」100本ノックさながら、 いろいろの事例が網羅されている!! あらためて、この本のすごさを実感した1日でした。 その他 『Hanada』で連載を持っている エドワード・ルトワック氏。 「台湾有事」を、 ルトワック氏ならではの視点で 紹介している。 とくに、旧日本軍が1944年に立案した 「台湾防衛計画」を参考にしていることに 驚きました。 ルトワック氏は、 日本が非常に短期間で準備した 台湾防衛計画は「実に驚くべきもの」と 称賛している。 サイパン陥落後、台湾上陸を検討していた米軍は、 作戦を断念し、沖縄上陸に方針を転換。 それほど、台湾有事に対する防衛計画は、 敵の進路変更をさせるほどの頭脳プレーだった。 もし、米軍が沖縄上陸ではなく、 台湾に上陸していたら、 中国も、台湾も、日本も別の歴史を歩んでいるはず。 ルトワック氏は、こうも言う。 「日本参謀本部の工夫が、皮肉にも、 共産中国の誕生を後押ししたのだ」。 現在の台湾の徴兵制度を輪読会で 知ることができたり、 大橋先生がおっしゃる 「日本は、一度も中国共産党と戦ったことはない」 したがって、中国が言う『戦勝80年はありえない』 という理由も、ご説明いただいたことでおおいに 納得しました。 その他、 イギリス在住の作家・カズオ・イシグロ氏の インタビュー記事を読みました。 《日本はいつも面白い話に溢れている》 4歳まで長崎で過ごし、両親とともに イギリスに渡ったイシグロ氏。 11月4日には、 チャーチル国王から、 芸術や科学、公務などでの功績をたたえる、 「コンパニオン・オブ・オナー勲章」を授与。 イシグロ氏が1982年に発表した作品 『遠い山なみ』がこの夏、 日本で映画化されたことで、 イシグロ氏がその心中を述べておられる。 小説の発表から40年が経って、 映画化のオファーがあったそう。 そのときのイシグロ氏の考え方が すばらしいことを、大橋先生のガイド(輪読)で 私たちは知ることができました。 イシグロ氏は、 「名作の映画化がうまくいかないときの理由の 98%は、映画制作者が原作に忠実すぎること」 と、指摘している。 また名作の映画化がうまくいかない理由の2つめに、 「原作に忠実になればなるほど、想像力を はたらかせることを怠ってしまうこと」。 イシグロ氏の記事を輪読しているうちに、 シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を 思い出しました。 世代を越えて受け継がれた物語であり、 日本では、「宝塚で」「帝劇で」などなど 多くの集団で上映されている。 その組織、その場所によって 原作が現代によみがえり、イキイキとした演出になり、 それらのちょっとした違いさえもが ファンにとってはうれしいもの。 海外から日本を温かい目で 見守っていただいているという満足感と 日本のこういうところが「すばらしいのだ」 ということを、イギリスも認める大作家が 「日本は計税的な衰退期にあると考える人もいますが、 そうは言っても、GDP世界第4位の国です。 とにかく世界における日本の文化的地位は 完全に変わりました。 誰もが日本を愛していますよ」 その理由として、イシグロ氏は、 「イギリスで最も翻訳されている外国文学は、 日本文学で今や翻訳小説の半分以上を占めている」 「日本は、カルチャーの国。 人々の頭に思い浮かぶのは、 宮崎駿やスタジオジブリの映画です」 「日本料理自体は、ヨーロッパ中で ヘルシーで洗練された料理として認知されている」 日本に住んでいるからといって、 日本のすばらしさをすべて知っている ことにはならないように、 異国・イギリスからご覧になった日本という国を、 こんなにも愛してくれていることにも うれしくなったきょうの輪読会でした。 大橋先生が私たちにいつも 「今度は、栄養士さんたちに、こんな本を紹介したい」 という気持ちで臨んでくださっているからこそ、 輪読会の開催を楽しみにしてくださっている方々が たくさんいらっしゃるのだと思います。 本を読むことは1人ででもできるけれど、 1行1行の字間・行間を読み込める方に ガイドしていただきながら読み続けると、 「見えなかったことが、見えるようになる」 ことを、この12年で体感しています。 現に、いま、私は、 大橋先生がご紹介くださる本はもちろんですが その本の内容をもっと深く知りたいと思うようになり、 毎日、本を読むようになりました。 それは、このブログでも ご紹介させていただいたように、 日本からイタリア(ローマ経由でフィレンツェ)までの 16時間の機内の中だったり、 沖縄・那覇から座間味島までの 2時間のフェリーの中だったり。 本を読みこむことで、 ちょっぴり自分が賢くなった気分を味わっています。 「専門分野のことしか知らない」という栄養士よりも、 「いろいろの教養を積むことを楽しんでいる」栄養士で あり続けたい……と、改めて思いました。 そして、これからも、 たくさんの本に出合って 自己研鑽に励みたいと考えています。
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by palmarosaK
| 2025-11-07 00:10
| 輪読会
2025年12月30日までに開催予定の イベントのご案内を以下にお示しさせていただきました。 ご参加ご希望の方は、 影山なお子までご連絡をお願いいたします。 詳細は、追って、ご連絡をさせていただきます。 ご参加、お待ちしています♬ ・8月9日(土) 『食コーチング』輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~16時(昼食込み) 場所 影山なお子 横浜中華街オフィス *『食コーチング』のご本をご持参ください。 対象 栄養士・健康支援者 *初めてご参加の方は、ご招待させていただきます。 詳細は、お尋ねください。 ・8月10日(日) 《栄養士のための身だしなみセミナー》 「ご近所で注目される身だしなみ。 小さなおしゃれ」 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 ゲスト講師 大橋禄郎先生 時間 11時~16時 場所 横浜開港記念会館 対象 栄養士以外の方々もご参加いただけます。 ・8月11日(月/祝) 個人サポート(非公開) 時間 11時~ 場所 影山なお子 横浜中華街オフィス ・8月15日(金) 《映画鑑賞会 YUKIKAZE》 主催 食コーチングプログラムス ガイド 大橋禄郎先生/影山なお子 場所 都内映画館を予定 詳細はお尋ねください。 対象 栄養士に限らず、映画が大好きな方であればどなたでも。 ・8月17日(日) 《映画鑑賞会》+《日本橋ぶらパルマ》 主催 食コーチングプログラムス ガイド 影山なお子 ゲスト講師 大橋禄郎先生 場所 日本橋を予定 集合時間 映画鑑賞会からご参加のかたは、午前10時30分~ 《ぶらパルマ》からご参加の方は、午後2時30分~ ・8月20日(水) 個人サポート(非公開) 時間 13時15分~ 場所 横浜市中区新高島 ・8月23日(土) 「食ジム」第143回 《旅をすればこそ見えてくる世界の食と健康。 高まるわがモチベーション》 主催 食コーチングプログラムス 座長 影山なお子 時間 11時~18時 会場 横浜市技能文化会館 ・8月25日(月) 《人生100年時代 「学校関係者」の食コミュニケーションとは? ――「食コーチング」の視点から――》 主催 千葉県教職員組合 栄養教職員部 講師 影山なお子 時間 13時30分~16時30分 会場 千葉県教育会館 2階 《アクションクッキング》 夏だから、羽つき餃子!! 豆乳担々麺 抹茶プリン 手作りジンジャエール 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時~ 会場 影山なお子横浜中華街オフィス 対象 どなたでもご参加いただけます。 詳細は、お尋ねください。 《栄養士のための歌唱研究会》 主催 パルマローザ ガイド 大橋 禄郎先生 集合時間 14時50分 集合場所 JR赤羽駅近く 詳細はお尋ねください。 ・9月3日(水)~11日(木) イタリア・ベネチア 食文化史 現地視察 「食コーチング」スキルアップ研修 《こう聞かれたら、こう答える100本ノック》 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時30分~16時30分 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス 《健康や食生活をもっと魅力的に語るには 文章力をこんなふうに磨こう》 主催 奈良県栄養士会 講師 大橋 禄郎先生 時間 14時50分~16時30分 《ぶらパルマ in 京都》 主催 パルマローザ ガイド 大橋 禄郎先生 対象 栄養士・健康支援者の方であればどなたでも。 内容 大橋先生とめぐる京都ツアー。 『栄養と料理』元編集長ならではの視点で、 京都の街を散策しましょう。 《スポーツコーチのための食事学》 主催 日本体操協会 講師 影山なお子 時間 12時~13時 会場 日本体育大学 「食ジム」第144回 《「さすが栄養士」といわれるライフスタイルとは?》 座長 三上 聡美さん 時間 11時~17時45分 会場 大佛次郎記念館 《沖縄・座間味 スノーケリング合宿》 主催 パルマローザ ガイド 大橋 禄郎先生 「食ジム」第145回 《栄養士が行きつけの飲食店を持つことの 意味とお店の選び方》 主催 食コーチングプログラムス 座長 岩田 博美さん 時間 11時~17時45分 会場 大佛次郎記念会館 *どなたでもご参加いただけます。 詳細はお尋ねください。 《栄養士のためのボディメイクセミナー》 主催 パルマローザ 講師 加納 陽子さん 時間 10時30分~12時30分 会場 かながわ労働プラザトレーニングルーム *どなたでもご参加いただけます。 トレーニングウェア(動きやすい服装)を ご持参いただくか、お召しになっておいでください。 更衣室ございます。 《アクションクッキング》 「メンソーレ 沖縄 2025」 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 14時~ 会場 影山なお子 横浜中華街オフィス New!! ・11月2日(日) 『栄養士のためのライフデザインブック』輪読会 主催 パルマローザ 講師 大橋 禄郎先生 会場 横浜開港記念会館 4号室 時間 11時~17時 《栄養士のための映画鑑賞会》 ・11月9日(日) 「食ジム」第146回 《大人の女性としてのバージョンアップ、 どこから、どう始めるか》 主催 食コーチングプログラムス 座長 池田 麻理さん ・11月15日(土) 《栄養士のためのボディメイクセミナー》 主催 パルマローザ 講師 加納 陽子さん 時間 15時30分~17時30分 会場 かながわ労働プラザトレーニングルーム ・11月16日(日) 《栄養士のための文章教室》 主催 ロッコム文章・編集塾 講師 大橋 禄郎先生 時間 11時~18時 会場 影山なお子横浜中華街オフィス New!! 《私の過去、現在、未来。 ー「食コーチング」の視点からー 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 New!! ・11月30日(日) 《アクションクッキング》 「私たち ベーグルが好き!! 」 主催 アクションクッキング 講師 影山なお子 時間 14時~17時 会場 影山なお子横浜中華街オフィス New!! ・12月6日(日) 《アクションクッキング》 《ハッピー ホリデー!! クリスマス料理をご紹介》 #
by palmarosaK
| 2025-10-31 01:33
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![]() 沖縄・那覇~座間味島(ざまみじま)に出かけていました。 この旅は、 私たちがいつもお世話になっている 大橋禄郎先生のバースデーツアーに、 私たち栄養士も同行させていただいている、 毎年恒例の沖縄合宿です。 昨年は、沖縄・那覇には行けたものの、 台風の余波で、 船舶が欠航となり、 座間味島には行くことができませんでした。 今年は、沖縄6日間滞在中、 すべて快晴。台風の気配がまったくなし、 という、珍しい年でした。 そのような年がどれだけ珍しいかを よく知っているので、 透き通った海、慶良間ブルーといわれる、 真っ青な空と海の色……。 貴重な沖縄での滞在1日1日が愛おしくなるほどでした。 とくに、 座間味島のメインビーチである 《古座間味ビーチ》(ふるざまみ)では、 「ずっと、海の中に入っていたい……」というくらい、 温泉浴をしているような感じになったほど。 何年か前、 このビーチで、 ゴーグルを流されたことがあったなんてことも、 初めてこのビーチにいらした方には、 理解されなかったでしょう。 「え? こんなに穏やかなビーチで?」と……。 2年ぶりのスノーケリングは、 以前ほどの数のお魚には出会うことはなかったのですが、 大橋先生は、そのことを、 こうおっしゃっていたのが印象に残りました。 「以前の座間味の魚たちとは違うね」 「なんだか緊張している感じ。魚たちが」 先生の推測では、 海水浴客に対して、 魚への餌づけを禁じているのか、 魚たちが、以前ほど人間に反応しなくなったのかも……。 そうはいっても、 座間味が初めての方は、 こうもおっしゃっていました。 「こんなに魚がいて驚きました。 かわいいというより、怖いくらい~」 そう言って、近づく魚を手で追い払ったりする人も……。 海には、初日、翌日、翌々日と、 4日間滞在中、3日間、 ずっと海にいました。 1週間いて、「1日も、海に行けなかった」 という経験もしていたので、 今回の旅は、最初から最後まですべてラッキーでした。 古座間味ビーチの「海の家」で 浮き輪などのレンタルをなさっている男性が、 「みなさん、どういう関係の方々なんですか」と、 聞いてくださったので、 「栄養士です。全員」と伝えると、 「え? ボクの彼女も栄養士です!! いまは、他県で、保育園の栄養士をしているのですが、 11月から、彼女も座間味にきて、 一緒にここで仕事をすることになるんです」 などという話になり、大盛り上がり。 島に1軒しかない、スーパーで買い出しをして、 夜遅くまで、おしゃべりをしながら、 また、次の日も海に……という生活は、 とてもぜいたくな気持ちにさせてくれました。 だからでしょうか。 この島には、 本州(東京や横浜、大阪)から移住される方も 少なくないとお聞きしました。 その座間味島にも 悲しい歴史がありました。 座間味村・座間味島では、 80年前の戦争で、 大勢の方々がお亡くなりになったそうです。 総務省による「座間味村における戦災の状況」によれば、 「1945年(昭和20年)3月26日、 猛烈な空襲と、四方八方の艦砲射撃が続く中、 午前8時04分に米軍が、阿嘉島に上陸。 これが、沖縄戦における、米軍上陸第一歩となった。 同日、8時25分に慶良間島(けらまじま)、 9時ちょうどに、座間味島、 午後1時45分に、屋嘉比島(やかびじま)へ、 圧倒的な戦力をもって わずか数日で島々を占拠。 米軍の上陸を知った住民は、次第に追い詰められ、 自決を余儀なくされた。 座間味島では、234人。慶良間島では、53人。 屋嘉比島では、2家族が『集団自決』の犠牲になった」 座間味島にある座間味小中学校の裏手にある、 「慰霊の塔」では、慶良間戦での犠牲者 軍人、民間人会わせて1200余柱が、 平和の守り神としてまつられている。 毎年、3月26日には、ここで慰霊祭が行なわれるとのこと。 たった80年前に、 そのような悲しい出来事があったことを、 この旅の主役である、 大橋先生に伺ったことが何度かあります。 大橋先生が50年前に座間味に初めていらしたとき、 座間味島のおばあたちから 「あの海を埋めつくすほどの米軍の軍艦の数に怖くなった」 という話をお聞きになったことがあるとか。 ダイビングやスノーケリングでご縁があった島が そんな歴史があったのだ……ということを、 これまでも経験したことがあります。(トラック島)。 自分1人では、行くチャンスがなかったであろう、 「座間味島」。 2年ぶりに伺えてほんとうにラッキーでした。 (晴れていたとしても、 波が少しでもあると、船が欠航になるため) 昔と「ちがう」と感じるところは、 ヨーロッパからの観光客が 以前も多かったけれど、さらに多くなっていること。 外国からいらした観光客のための「バー」が 複数できていたこと、 民宿だったところが、おしゃれなホテルに変化していること。 レストランが、以前より多くなっていること。 座間味島には3泊4日。 4日間、座間味をおおいに堪能しました。 私たちをご案内くださる大橋先生は、御年89歳。 ご体調がすぐれないときがあったとしても、 「海にくれば元気になる」先生。 89歳の現役のスノーケラーは、 全国でもそんなに多くいらっしゃらないのではないでしょうか。 参加者全員が栄養士というだけあって 宿の食事、お外でいただく食事、 スーパーでいただく中食、 すべてが、好奇心旺盛のお仲間との旅だったので とても楽しい沖縄ステイでした。 どの外食店に伺っても 「これってどういう料理なのかな? 食べてみようよ」 「おなかいっぱいだけれど、 この料理気になるから頼んでいい?」 などなど、 まだ出合ったことのない、未知の料理に みんな興味津々♬ 「食」に関する好奇心が全員一致しているので 「私、小食だから……」「糖質制限しているから食べない」 などという人がいないことも、さすが栄養士。 旅先での「食シーン」が、 自分の誇るべき記念になることを、 よくわかっておられるお仲間の旅は、 とても快適でした。 沖縄にはご縁があります。 航空会社時代、 ラストフライトのステイ先が沖縄でした。 そのとき、こう思ったものです。 「このフライトが終われば、沖縄に来ることはないかも……」 ところが、栄養士になってからは、 沖縄には毎年のように訪れている……。 30代の最後の歳の2005年に、 沖縄・座間味に初めて連れて行っていただき、 20年になりました。 あのとき、勇気を出してみて「よかった~」と、 思います。 「私もご一緒させていただけませんか。 先生がたとご一緒だったら、 きっと、私も楽しいと思えると思うんです。 私もお仲間に入れていただけないでしょうか」 沖縄本島までは、 自分1人でも行くチャンスはありましたが、 「座間味島」には、 誰かとご一緒でなければ、 伺うことはなかったでしょうし、 「座間味」という名前も知らないまま、 人生が過ぎていたことでしょう。 座間味島という島に出合えたこと、 座間味島に住む人たちに出会えたこと、 毎年伺うたびに、「影山さん、いらっしゃい」 と、名前で呼ばれる環境になれたこと、 スノーケリングやダイビングの楽しさを 教え続けてくれる大橋先生に出会えたこと、 そして、毎年、沖縄の旅をエンジョイできる 栄養士仲間たちに出会えたことに、 感謝した5泊6日でした。 沖縄滞在中、 大橋先生の89歳のバースデーを 座間味島と那覇市内の2か所でおこないました。 80代後半の人生に、いつものように、 淡々と、そしてチャーミングで謙虚な先生。 私の30年後の人生も「こうありたい……」と、 思わずにはいられません。 来年も、 大橋先生の90歳のバースデーを #
by palmarosaK
| 2025-10-27 00:11
| 座間味島
![]() 「食ジム」第145回を開催しました。 テーマは、 《栄養士が「行きつけの飲食店」を持つことの意味と お店の選び方》。 主催 食コーチングプログラムス 座長は、岩田博美さん。 アドバイザーは、大橋禄郎先生 会場 大佛(おさらぎ)次郎記念会館 時間 11時~18時 1.人に連れられて行った飲食店の中で、 「ここはステキ」と思ったところといえば……その理由。 (複数可。いま、そのお店は?) 2.私が1人で行ったり、人を連れて行ったりする、 お気に入りの飲食店、大公開♬ ――その理由、場所、料理、スタッフ、接客、雰囲気 インテリア、BGM、客層、その他……。 3.栄養士が「行きつけの飲食店」を持つことに、 どんな意味があるのか。 4.「さすが栄養士! 」といわれるような飲食店の選び方のコツ、 その秘策と、要注意事項を考える。 進行プロットの「1」の項目では、 ある方が、 食通だった義父と義母の行きつけのお店だっという 岐阜のレストラン「ハーモニー」をご紹介くださいました。 東京から岐阜まで1年に1回は通っているという そのレストランに、 嫁ぎ先の家族とともに、 結婚してから今も10年以上通っているそう。 食通だった義理のお父様が、 わざわざ東京から岐阜まで足を運ぶ理由が、 家族も、納得するくらいおいしいのだとか。 お料理は、シェフの「おまかせ料理」のみ。 親子で経営されているという森の中に佇む 木の温もりが感じられるそのレストラン。 お父様が故人となった今も、 義母、夫そして、子どももいっしょに 通い続けておられるとか。 その他、複数の方があげておられたのが 「横浜 うかい亭」。 結婚50周年に、子どもたち家族全員が お祝いの食事会を開いてくれたと、おっしゃった方。 何かのイベントのときには、「ここを使う」と、 おっしゃった方。 「鉄板料理は、今までいただいた中で、ここのお料理がいちばん好き」 などなどのご発言が。 「横浜 うかい亭」の外観は、 明治時代のオランダ貿易商の迎賓館をイメージして 造られたそうで、 お食事だけではなく、 「うかい亭」の入り口から中に入るまですべてが 「おいしさ」につながっていることを再認識させられました。 今から15年ほど前、 四ッ谷にあったフレンチの名店 「オテル・ドゥ・ミクニ」でセミナーを開催したときに、 三國シェフが、おっしゃったことを思い出しました。 「僕の店は、駅から遠い場所にあるけれど、 駅からこの店にいらっしゃる道のりまでもが 『前菜』だと考えているのです。 その『前菜』である風景を味わいながら、 ここまでいらしていただきたいと……」 そのとき同席しておられた栄養士さんたち全員が 三國シェフのこのセリフにノックアウトされたことでしょう。 その他、 たくさんのお店がみなさんからあがりました。 そのとき、大橋先生が 「ちょっと待って。ここは、もちろん『お店』ではあるけれど、 お店の紹介がメインではなく、 どなたに連れて行っていただいたかが大事。 その人がどんな人だったか、その人との関係性とか……」 参加者全員が、 ご自身の思い出のお店のエピソードを ご披露くださいました。 なかには、 ご披露いただいている途中で、 涙ぐむ方も……。 「築地で店を持っていた姉の夫が、 姉の妹である私が訪ねると、 いつも東銀座や銀座のお店で 食事をごちそうしてくれたんです。 天ぷら、オムライスのお店で……。 いまでも、その近くを通ると、 思わず、どこかの扉からお兄さんが出てくるような気がして……。 亡くなったずいぶん経ちますが……」 「食ジム」が終わった後、 その方は、私にメールで 「感極まって、ウルウルしてしまいました。 それも、『食ジム』の魅力なのでしょうか。 影山先生の目を見ていたら、いろいろのことを 言いたくなってしまいました」と連絡してくださいました。 まさに、「食ジム」は 座長の「問いかけ」に瞬時に過去にワープして、 いろいろのシーンを思いだし、それをコトバにして カタチにできる場所。 そのときは思い出せなかったとしても、 参加者たちがお話ししているそばから 「私も思い出しました」とおっしゃる方も。 2番の項目では、 私たちが1人で行く、行きつけのお店や 誰かを連れて行ったりするお店なども 発表しあいました。 うれしかったのは、 「栄養士だから外食はしないんです。 だから、そういうお店は知りません」 と、おっしゃる方は、いらっしゃらないこと。 外食は、栄養補給のために行く、 ということだけではなく、 同僚や知人友人、家族との 安らぎや情報の補給の場であり、 新しい「食」の発見の場であり、 同席している人たちとの懇親の場でもあります。 先日、栄養士のお仲間でご一緒した、 「奈良~京都の旅」で、ランチをした 京都の《長楽館》をあげられた方がいました。 「また行きたいと思わせてくれるお料理の数々。 私たちを含め3組の方々で ゆったりとした空間でいただけるフレンチのお料理。 スタッフのお声がけから始まり、 思いもかけなかったサプライズまで、 最後の最後まで感激し通しでした。 今度は、宿泊を兼ねてゆっくり伺いたい」と。 外食を温かい目でご覧になっているだけではなく、 ご自身も「外食を楽しんでいる栄養士」として、 ご披露されていたのが印象に残りました。 そのお店がいまは、なくなっているとしても、 なぜ、そのお店が行きつけだったのか、 なぜ、そのお店を人に紹介したくなるのかなどは、 一般的に栄養士の多くがおっしゃる 「野菜が多く食べられるから」「ヘルシーだから」 という理由ではありません。 いつ行っても、 店主があたたかく対応してくれたり、 連れにまでやさしく話しかけてくれたり……といった 居心地のよい雰囲気づくりが、 「また来たい」と思わせてくれるのだと 改めて思います。 昔とちがって今は、SNSでお店選びが簡単になりました。 しかし、不特定多数の人が「イイネ」という店が 果たして、自分にとって居心地がよいかは別もの。 アドバイザーの大橋先生は、 「ネットでよい評判だった」という人が 紹介する店は、「そうでもないことが多い」と指摘されます。 「自分の足で歩き、直感で『ここイイかも』と 思って入った店は、ほとんど失敗がない」 と、おっしゃいます。 二次情報は、あくまでも二次情報。 自分の足で歩き、そこに通い、お店の方々と 信頼関係ができた店は、その人にとっては「名店」であり、 その人の紹介があるとさらに「おいしさ」が倍増することも、 私たちは日常的に体験しています。 「さすが、栄養士!! 」とよばれる飲食店の選び方のコツ、 その秘策と、注意事項は、 「食事情に詳しい達人」と同行する機会をたくさんつくること。 そして、注意事項の一例として、 栄養士にありがちな、 「野菜たっぷりのメニューが多いお店ですよ」 「低カロリーのメニューが多いお店ですよ」 「旬の野菜やくだものが多いお店ですよ」 「油を使った料理をほとんど使わないお店ですよ」 などという常套文句は使わないこと。 「じゃあ、どうすればいいの?」 そう疑問に思った方は、 ぜひ、「食ジム」にいらしてください。 いつからでも、歓迎します。
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by palmarosaK
| 2025-10-15 23:55
| 食ジム
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