カテゴリ
全体 食コーチング アクションクッキング 文章教室 食ジム コミュニケーション研究会ひろしま 身だしなみ 写真教室 絵手紙 『エンパル』 歩コム チャーミングセール 日本体操祭 首里城 輪読会 日本国紀 ハウステンボス 人生100年時代 京都 食の地図 野毛山動物園 女子栄養大学 加計呂麻島 ターシャ・デューダ 影山なお子 連載 フェイス・ストレッチ 「講話力」強化セミナー 座間味島 国立劇場 日本病態栄養学会 リーダーシップゼミ 「給食だより」セミナー 食育 海からの贈り物 日本丸 メイクセミナー ディズニー・シー 横浜マリンタワー マラソンセミナー 開業栄養士 企業研修 嚥下障害 ハワイ パルマ キャリアアップ サロン 日本体育大学 栄養士のための話し方セミナー 落語・寄席 廣瀬淡窓 ダイビング 東畑朝子先生 映画鑑賞 亀石早智子先生 平塚らいてう 摂食障害 メタボリック・バスターズ パシフィックビーナス 英会話 商標登録 ストレスとモチベーション 大橋禄郎先生 歯医者さん 特定保健指導 坂東眞理子さん ANA パルマローザサークル 岡山県栄養士会 肯定的指摘、肯定的問いかけ 摂食障害 東京都栄養士会 保育園栄養士 東京療術学院 兵庫県姫路市 マライエ・フォーゲルサング 福岡県栄養士会 マイコーチ 九州女子大学 伊勢原市役所 三重県栄養士会 長崎県栄養士会 シェリロゼ 岡山県栄養士会 クリストファー先生 東京都 北区 日本女子大学 ライトシューズ ホテルニューグランド 山の手ロータリークラブ 一般体操指導員 横浜・元町 アンチエイジング 日本糖尿病学会 臨床検査技師のための「食コーチング」 青森県栄養士会 うさぎやのどら焼き NY 高知県栄養士会 愛知県栄養士会 林文子さん 日本栄養士会 PEACH 厚木 スポーツ栄養士 デパートで食事相談 岩波ホール 鷲尾絖一郎 糖尿病ネットワーク 魅力的な応え方100本ノック 影山なお子 研修会 日本橋 埼玉県栄養士会 アベックラーメン 三溪園 大阪府栄養士会 栄養士のためのライフデザイン 100円ショップの食コーチングマインド 本多京子先生 上野動物園 赤穂浪士 ホテル「トアロード」 フリマ 語学留学 読書 元町公園プール 自転車 熊本合宿 スケジュール 多摩動物園 聖マリアンナ東横病院 富士山 立ち居振る舞いセミナー ぶらパルマ 宗像伸子先生 「問いかけ」100本ノック 徹子の部屋 ホテルライフ ステイ・ホーム 神奈川県栄養士会 オンライン食事相談 mizutori 鷲尾絖一郎 ジョージア映画 デコパージュ ドナルド・キーン 映画鑑賞 食文化研究会 カハラ ウェスティン横浜 沖縄 以前の記事
2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 more... フォロー中のブログ
最新の記事
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
栄養士・健康支援者 非営利ネットワーク 《パルマローザ》と、 「食コーチング」プログラムスは、 それぞれに、 1月11日(土)は、 《パルマローザ》主催の新春スペシャルセミナー。 テーマは、 《"心の栄養補給”のサポートもする "人生100年時""の栄養士のカタチ》 講師は、大橋禄郎先生。 (『栄養と料理』元編集長、 大橋予暇研究所/ロッコム文章・編集塾主宰) 横浜市開港記念会館で 11時~18時まで開催しました。 新春セミナーとあって、 毎年この1年の初めてとなるセミナーは、 お着物でご参加いただく方、 晴れ着でご参加いただく方などがいらして、 いつもにも増して華やかな雰囲気。 コロナ禍の渦中でも、 この新春セミナーは休むことはありませんでした。 それは、まさに、今回のテーマにもなった、 「心の栄養補給」。 それが、みなさまの "新年の栄養補給始め”になることを ご存じだからではないでしょうか。 翌、12日(日)は、 「食ジム」第137回 《栄養士が社会と向き合う 「姿勢」とはどういうものか》 というテーマで、 11時~18時まで開催しました。 (座長 奧村 花子さん アドバイザー 大橋禄郎先生/影山 会場 横浜市技能文化会館) 新春セミナーの内容やご感想に関しては、 大橋禄郎先生や、 ご参加いただいた栄養士のみなさまの ページをご参照いただくとして、 今回は、 「食ジム」についてご紹介したいと思います。 「食ジム」は、 2011年10月30日(日)に、 第1回を開催して以来、 今回で137回目となります。 第1回目は、 《栄養士・健康支援者が 社会進出をするためのアクションとは》 というテーマで開催しました。 それから14年は経っているテーマですが いま、この14年間をふり返ってみても、 これまでのテーマが、どれ1つとして、 古びていないテーマであること、 言い換えれば、 いまも、じゅうぶん、これまでのテーマで、 話し合えるほど、奥が深く、話題は尽きない、 ということでしょう。 「食ジム」は、 1つのテーマで、1日中、 参加者がディスカッションをしてゆきます。 勝ち負けを決めるものではなく、 20人いれば、20通りの考え方があり、 それらを座長をはじめ、 ご参加いただいた方々が どのように料理(司会進行)をするかが 裏のテーマ。 そのため 座長によって そのテーマを論ずる角度やテンポが変わってきます。 参加者にとっては、 いろいろの考えるヒントが得られるので、 1日中話し合っても、 話題が尽きたり、疲れたりすることはなく、 楽しく過ごすことができます。 今回の座長、奧村花子さんは、 以下の内容で進行されました 1.わがライフスタイル-ここがポイント、大公開!! 私を支えてくれている座右の銘、憧れの生き方、 考えなど(人物、書物、映画、テレビ番組、広告……) 2.人生の反面教師となりうる、あの方、この方の、 生活習慣、身だしなみ、発言、仕事ぶり、クセ……。 3.栄養士の社会と向き合う姿勢にはこんな傾向が……。 4.栄養士として、社会と向き合う姿勢を向上させるための アクションプランを列挙してみよう。 1番は、全員が発表します。 人の話を聞きながら、 自身の遠い昔の記憶の糸をたどって、 ご披露する話題を見つけます。 そのことによって、 「私の行動の原点はそこにあったのだ」と気づくこともあります。 「食ジム」は、まさに、 全身の五感をフル回転して 自身の記憶をよみがえらせる機会となります。 今回も、みなさんの、そのような瞬間に 立ち会うことができました。 プログラム「1」の 「私を支えてくれる座右の銘、 憧れの生き方」の事例報告では、 こんな発言がありました。 *「憧れは、同級生のイチゴ農家のお父さん」 *「座右の銘は、 大橋先生から教えていただいた、 『栄養士は、食の窓から侵入する哲学者』であるというコトバ」 *「趣味の登山サークルでリーダーがおっしゃっていた、 『自然には謙虚になれ』が自分の座右の銘」 *「『エビデンスは、日常の延長にある』というコトバ」 *「『人生はお返しのためにある』という大橋先生のお言葉が 私の座右の銘」 *「『人には誰にもポジションがある』というコトバが 以降の私の人生を激動のものにしている」 *「まがったことをしない」 *「『みなきまゆみさんが私の憧れの人』」 *「『切り替え0秒』という、子どもがサッカーをしていたときの、 コーチのコトバ」 *「『当たり前ではない』幸せ」 *「『おかげさまで』というふうに毎日を過ごす」 *「『夢は薬、諦めは毒』」 「『社会のために還元する』」 *「結婚をするときある人からいただいたコトバ 『結婚は楽しいことが3倍になる。悲しいことは半分になる』」 *「結婚をするとき、悩んでいる自分に、ある人が 『結婚しても、独身時代と変わらないライフスタイルよ』 というコトバを聞いて安心して結婚できた」 大橋先生は、「座右の銘ではないけれど、 野球と一緒にアメリカから入ってきた「フェアプレイ」 というコトバをあげられました。 (野球は戦後の再輸入) ライフスタイルについては、 作家・吉川英治さんを例にあげ、 『宮本武蔵』という小説の中の 武芸者のスキのない自分 に厳しい生き方が染みついている、と。 私は、同じマンションに住む、88歳の中野ママを ご紹介させていただきました。 70代後半まで、 最寄り駅の近くで、 オーストラリア料理店・「オージー」の オーナーとしてご活躍だったママ。 そのお店には、 地元の外国人の方々が大勢出入りされていましたし、 地元の名士の方々も、こぞって ママに会うという名目でしばしばお出でになりました。 とてもフレンドリーなママさんで、 誰もがママの前では、肩書きを外し、 「素」の自分でふるまえる、 ステキなママさん。 人と人とをつなげるのも得意で、 私たち栄養士サークル「パルマローザ」でも、 英会話セミナーの講師・クリストファー先生を ご紹介くださったことも。 そのママは、いまはお仕事を引退されていますが、 私の住むマンションで、 人と人とをつなげる活動を、 いまもなさっておられます。 住民どうしを「もっと仲良く」するための、 サークル活動を複数立ち上げたり、 お正月はお餅つき大会、 クリスマスの点灯式をマンションのロビーで行なったり……。 マンション住人は、みんな 中野ママが大好き。 そういう私も、 「中野ママが住んでいるから、 このマンションに引っ越してきた」1人。 みなさんに紹介できたことも うれしいことでしたが、 ご参加の方々の 「座右の銘」をお聞きすることもできて、 「なるほど、しっかりなさっておられる方の礎には、 こういう座右の銘がある」のだと知りました。 おもしろかったことは、 ある大学の先生のご発言。 「『長く、細くつながっているように』と、 ある人から言われて、それを自分の座右の銘に している」とおっしゃったこと。 すかさず、 「細く長くではなく、太く長くではダメなの?」 という参加者からのご質問に、 その方は、 「では、きょうからそう変更します」と おっしゃったこと。 ずっと昔、仕事ができない人のたとえとして 「細く長く首の皮1枚でつながっている人生」 という言い方があることを聞いたことがありますが、 いま、目の前におられる方は、 抜群にあられる方が、 いまも、昔のコトバにしばられていることを知って、 ちょっぴり驚いたのも事実。 こうして話をしたことをきっかけに、 その方は、 「太く、長く充実した栄養士人生」を 送られるのだろうと、あらためて思いました。 2番の綱目では、 「人生の反面教師」となる、 私はまっさきに、 こうお話しさせていただきました。 その人に、たとえばお写真をさしあげたとします。 すると、その人は、いつもこうおっしゃいました。 「夫が喜んでいます」 正直、「え?」という反応にも、 その方は、お気づきにならなかったことでしょう。 「夫がとてもうれしいと言っています」 「夫に聞いてから、お返事します」 「夫がどういうかわからないので、保留にさせてください」 いまは、さすがに、 そのような口ぐせをなさる方は 少なくなりましたが、 10年前くらいまでは、 そのようなご家庭が多かったように思います。 その他 年齢を執拗に聞いてくる人、 誰かが発言していると、 その発言を横取りする人、 ご近所をルーズな格好で歩いている人、 仕事を退職すると、服装までもがルーズになる人、 オンラインの会議で、 ジャケットではなく、服装がカジュアルすぎる人……。 栄養士が社会と向き合う姿勢には、 まだまだ課題があることを、 みなさまからのご発言で浮き彫りになります。 どうしても、職業柄、 「この人をなんとかしたい」 「なんとかせねば……」 という、強い意識がありすぎるあまり、 社会全体を見る視点が、 これまで、養われていなかったのでは? という意見もあがりました。 社会情勢や政治にまったく無関心の 栄養士・健康支援者が 誰かの健康度に寄与できるのだろうか……。 この課題は、 この「食ジム」だけで解決する問題ではなく、 今後の、これからの日本の課題ともいえる 深いテーマだったように思います。 新春から 頭をフル回転しながら、 ご参加いただいたみなさま、 ありがとうございます。 この「食ジム」では、 昨年度 2024年度の皆勤賞の発表をおこないました。 昨年、2024年度に開催した「食ジム」すべての回に、 ご参加いただいた方は8名。 そのうちのお1人は、 第1期から今回まですべて皆勤賞の方。 あらためて、 8名のみなさまの 「皆勤」なさったライフスタイルに 敬意を表します。
#
by palmarosaK
| 2025-01-18 00:16
| 食コーチング
2025年1月2日(木)、 今年初めての《パルマローザ》のイベントを開催しました。 毎年1月2日は、 《新春ぶらパルマ》と称して、 地元の横浜はもちろん、 静岡県・熱海、 東京・お台場、 東京・江戸川区にある「葛西臨海公園」、 神奈川・江ノ島など、 パルマローザメンバー、そしてそのご家族の方々と ご一緒に、新年のイベントを開催しています。 今年は、 地元にある、 《三井アウトレットパーク》に出かけました。 ここは、1998年9月4日、 《横浜ベイサイドマリーナ ショップス&レストランツ》 として開業しました。 開業までの5年間で埋め立てたのだとか。 ここには何度か来ていますが、 今回、 10年以上ぶりに訪れることになりました。 とくにお正月期間ということもあって 車は大渋滞。 横浜駅からは無料でバスも出ているそうですが 私たちは電車で伺ったのでスムーズに到着。 開業して27年経った今も、 これだけの人を呼べる施設はすごい、 と、あらためて思います。 参加した一行は、 以下のお店でいろいろお買い物を楽しんだ様子。 LEGOショップで、車のプラモデル、 スポーツ用品店でスポーツウェアやスニーカーを、 フェイラーのエプロン、 リンツのチョコレート、 ル・クルーゼの菜箸、 ストウブの10㎝ココット……。 自由時間は約2時間。 行列に並ぶことも覚悟でしたが この時間では、 3店舗くらい見るのがやっとでした。 自宅から1時間もかからない場所なのだから もっと頻繁に来なくては、 と、あらためてこの場所のすばらしさを 実感しました。 お買いものが楽しいことはもちろんですが シーサイドでいただくスペイン料理には やっぱりテンションが上がります。 海はベタなぎ、 ぎっしりと停泊しているクルーザーは、 わずかに船艇を揺らしながら休眠しています。 まさに絵のようなのどかさ。 陽射しも温かく、 穏やかに1年のスタートをきることができました。 2025年、 みなさまどうぞよろしくお願いいたします。 #
by palmarosaK
| 2025-01-10 21:49
| 食コーチング
渋谷にある、宗像伸子先生のオフィス・ 《ヘルスプランニング・ムナカタ》に、 宗像先生と旧知の仲でいらした大橋先生と 《パルマローザ》メンバーで伺いました。 宗像先生は、コロナ禍が起こる前までは、 毎年12月に、 お仕事でお世話になった方々や プライベートで旧知の方々を招かれて、 ホームパーティーを開いていらっしゃいました。 何度かお伺いさせていただきましたが、 先生のオフィスには、 先生と関係のあった版元や放送関係の方、 大学の先生方、 かつてご勤務なされていた病院時代の 栄養士さんたち、 そしてプライベートでおつきあいがあった、 ゴルフ仲間まで、 たくさんの方々がお集まりになるのが恒例となっていました。 (先生は、《ムナカタ杯》というゴルフコンペを 長く主催されていたそうです) 今回、7年ぶりに宗像伸子先生のオフィスに伺いました。 久しぶりに伺っても、 なんとも言えず、ほっとする…… やさしい雰囲気のこの空間。 唯一、以前と異なるのは、 主催者の宗像先生がいらっしゃらないこと。 宗像先生は、 私たち栄養士にとっては、雲の上の存在の方。 ずっと昔、 栄養士が料理をつくり、その本を出版しても、 栄養士の名前では、本が世の中に出なかった時代に、 宗像伸子先生は、「管理栄養士 宗像伸子」の名前で、 たくさんの本を世の中に出されました。 「当時は、栄養士よりも、監修をした医師の名前で 本が出る世の中だった」と、 『栄養と料理』元編集長の大橋禄郎先生が、 そっと教えてくれました。 先生がお仕事で関わってこられた方の中には、 世界でも名を馳せられた方々が クライアントとして大勢いらしたことを、 後で伺ったことがあります。 クライアントが海外のお仕事にゆかれるときは、 栄養士として同行して、 ホテルのお部屋で料理をつくり、 召し上がっていただく……というスタイルもあったとか。 今では、スポーツ選手などの海外遠征などに 同行する栄養士……というふうに、 珍しくはないことですが、 当時は、知る人も少ない事例であったと伺いました。 先生が主催されるホームパーティーでは、 感心したことがたくさんあります。 その1つは、人脈の多彩さ。 なにしろゲストが多いので、 たくさんのお料理をご準備なさっておられます。 宗像先生が、大学を出て、 最初の職場(病院)でご一緒でいらした栄養士さん (現『ヘルスプランニング・ムナカタ」代表の山脇さん)や 今まで先生と関わってこられた栄養士の方々が、 この日のために集まって、 お手伝いをなさっておられること。 毎回、先生のご人望の高さが窺えるひととき。 2つめは、 参加者の方々に 感謝の気持ちを、こうしたパーティーというカタチで 還元なさっておられること。 3つめは、 全員が宗像先生のお知り合いのため、 参加者どうし、初めてであっても、 「宗像先生とどんなふうに知り合ったか」という話題などで お話がはずみ……、いつ伺っても、楽しそうな雰囲気。 宗像先生は、キッチンからちょくちょくお顔を出され、 「◎◎、おいしいのよ。召し上がって」 「これも、召し上がってみて」と、 参加者の方々に声をかけておられました。 とても意外だったことは、 宗像先生がゴルフをなさっておられたこと、 それだけではなく、ご自身の名前を冠した、 《ムナカタ杯》を主催なさっておられたこと。 どちらかというと、「静」の雰囲気……、 というイメージで拝察していた先生だったので 「ゴルフ」とお聞きしてびっくりしました。 実際、先生のオフィスでご紹介いただいた男性の 少なからずが「ゴルフ仲間です」と、 おっしゃっておられました。 栄養士にとって「雲の上の存在」である 宗像伸子先生とお仕事をご一緒したことがありました。 いろいろの企業が出展している場所で、 「食」のお話をされる……というイベント。 パルマローザからは5人の栄養士が 先生とご一緒させていただきました。 お仕事当日、 宗像先生が、大勢の方々の前でお話なさる様子を拝見して、 「穴があったら入りたい」という衝動にかられたことは、 私の栄養士人生を見直すきっかけにもなりました。 肩の力をぬいて、ゆったりとした口調で お話しなさる宗像先生のご講演は、 多くの参加者のハートをつかんでおられました。 料理をしながら話をするというスタイルでも、 慌てず、ゆったりと……。 当の私といえば……、 肩に力が入りすぎるくらい、ガッチガチ……。 そんな私に、先生は、アドバイスをくださったことは、 今でもありがたく、誇りにさえ感じています。 ときには、直接お電話をいただいたり、 アドバイスをいただいたりしたことで、 このような環境に身を置けることに 感謝の気持ちでいっぱいになりました。 そして、 先生がお亡くなりになった(2024年1月25日)後も、 《へルスプランニング・ムナカタ》が、 いまもしっかり時を刻み続け、 宗像先生のおやさしい雰囲気がそのままであることも 伺った私たち栄養士に心地よく感じました。 宗像先生がお亡くなりになった後、 ある行政の栄養士さんは、こうおっしゃっておられました。 「いまも、宗像先生のお料理のレシピを 地域の方々が対象の料理教室で 使わせていただいているんですよ」と。 また、栄養士養成大学でお勤めされている栄養士さんは、 「学生のテキストに、宗像先生のご本をつかっています」 先生がお亡くなりになった後も、 先生のご意志は、 スタッフの方々が引き継いでおられること、 そして、 先生が書かれたたくさんのお料理のレシピを、 いま、「写真で残しておこう」となさるメンバーで 撮影に入っておられることも、お聞きしました。 日本を代表する管理栄養士・宗像伸子先生。 宗像先生のおかげで、 栄養士の社会的地位が高くなり、 後に続く栄養士が働きやすくなったことは、 宗像先生の歴史が証明してくださることでしょう。 先生と直接お話しさせていただくチャンスがあったことは、 神様がくださった「ギフト」だったと 今、そう思っています。 手が届かない、憧れの存在が こんなに間近にいらっしゃるという体験ができたこと、 先生の立ち居振る舞い、身だしなみ、お仕事にかける情熱、 スタッフに対する姿勢……などなど。 すべてが学びでした。 栄養士人生の中でも、 先生とお知り合いになれたことは、 生涯忘れることはないでしょう。
#
by palmarosaK
| 2024-12-28 20:40
| 宗像伸子先生
《一流を目指す講話・講演力 これでもか100本ノック 講話・講演力強化のためのポイントα》を開催しています。 第1回、2回ともに、各地から、 のべ50名の方々にご参加いただきました。 この講演を開催しようと思った理由は多くありますが、 その中の1つに、 以前、お仕事でご縁をいただいた方々に 言われたこともきっかけとなっています。 「栄養士さんの話って、いつも、同じなんですよね」 いま、そのようなことを おっしゃる方がいらしたら 「いつも同じってどういうことですか」 「その栄養士さんは、どんなお話をなさったのですか」 「いつくらいのお話なんですか」 などと、その方に「問いかけ」て確認をしたはず。 まだ栄養士として駆け出しのときに 言われたそのコトバは、 いまでも、強烈に覚えています。 そこで、こう考えたのです。 「私たち栄養士は、人前で話す機会は多いものの、 講師としての『話力』は、誰に教わっているのだろう?」と。 私の主催している栄養士ネットワーク 《パルマローザ》や、《食コーチング》では、 定期的に、大橋禄郎先生から 「話力」をスキルアップするためのご指導をいただいています。 1回目と2回目(12月22日)のテキストは、 以下のように、先生は進行なさいました。 1.「講話」「講演」「講義」「スピーチ」のちがい。 2.日本人の「講話力」「講演力」の歴史と現状。 3.よい講演や講話は、依頼を受けたときから始まる。 ポイント① 自分の話すカテゴリー(講演なのかスピーチなのか)を認識する。 ポイント② 講話・講演を依頼を受けたときに確認しておく6項目。 ポイント③ オンラインだけの講演は断る。 ポイント④ テキストは必須のものと心得る。 ポイント⑤ 講演当日の遅刻を絶対避けるために……。 ポイント⑥ 当日の服装と持ち物チェックをしっかりと。 以下、続く……。 ★演習 次の条件を満たした自己紹介をしてください。 持ち時間は3分。 《条件》①氏名②現職③栄養士・健康支援者としての社会的使命 ④ご自分が健康であることの理由⑤その他 メモを見てもかまいません。ただし棒読みはダメ。 1回のご講義の時間は、11時~18時まで。 途中2時間程度のランチタイムをはさみますが、 それでも、1回の研修でこんなに長い時間をかける 栄養士のための研修は、そうそうないのではないでしょうか。 「聞く体力」も養われる研修……だと自負しています。 遠方からお出でいただく方も少なくないので、 ランチタイムは、懇親会を兼ねた貴重な情報共有タイム にもなっていることは、まちがいようです。 さて、私自身、こんな経験をしたことがあります。 確かに「講演を……」と依頼いただいたのですが、 会場に当日伺ったら、実は「講話」スタイルだった……、 ということがありました。(今、考えてみると) 経営者の方々で組織されている 伝統あるその団体は、 朝食あるいは昼食をいただいてから 30分程度の「講話」というのが、 もともとのご依頼でした。 きっと、依頼なさる側も なにも考えずに「講演を」と おっしゃったのでしょう。 だからこそ、 ご依頼をいただいたときに、 大橋先生がお示しくださった、 「この依頼は、どのカテゴリーになるのか」を、 確認する必要はあるのだと、おおいに納得しました。 「先生のお話を、もっと早く伺っていたら、 『当日伺って驚いた』という経験をする人が 少なくてすんだのでは?……」とあらためて思います。 印象に残ったお話の中には、 「オンラインだけの講演は断る」という項目。 いまや、いろいろの栄養士組織では コロナ禍以降も、 「定番」となりつつあるオンラインスタイル。 先生は、もちろん オンラインスタイルの講演の良さを認めつつも、 そのデメリットを私たちに教えてくださいます。 「オンラインでの研修は、 自宅で『ながらテレビ』を見るのと同じで、 『集中して聞けない』『頭に入ってこない』 という人がいるのは、よくわかる。 講演や講話は、 会場まで、時間と労力とお金を使って出かけてゆく…… そういう講堂があるからこそ、 五感をフルに活用することによって いろいろの体験ともども、 深く認識されるものだから。 楽をしていたら実益は得られません」 最近話題になった スェーデンでの取り組み、 (小学校でタブレットでの授業を廃止したという内容)について、 その理由をお話しいただきました。 大橋先生によれば、 「そんなこと、初めからわかっているのに」だそうです。 日本の教育界はどう対処するのでしょうか。 参加者の中には、大学を卒業して2年目……という 栄養士さんもいらっしゃいます。 その方は、私が母校で授業を担当していたときに お聞きくださった方の1人。 大学に入ってすぐにコロナ禍になり、 授業がほとんどオンラインになったとおっしゃるその方も、 「オンラインの授業ってほとんど頭に入ってこないんですよ」 実体験をお話しくださいました。 また、参加者のおひとりが 知人が講師をしている大学で、 授業を受けている学生に尋ねたことがあったと お話しくださいました。 「●●先生ってご存じ?」 2人いた学生のうち、1人は 「知らない先生です」。 するともう1人が、 「●●先生って、オンラインで授業を している先生じゃない?」と、 友人に話しかけていたといいます。 ライブと比較すると、 パソコンの画面越しの先生のお顔と内容は、 「記憶に残りにくい」ということなのでしょう。 今回、自己紹介の実習では、 ご発表の後に、 参加者数人、大橋先生、そして影山から フィードバックがありました。 マイクがあっても、なくても、 「腹式呼吸」で話す人の声は、遠くの人まで聞こえます。 今回驚いたことは、 以前こうした実習をしたときよりも、 「声をもっと大きく話してみて」と言われた人が ほとんどいなかったこと。 その他、それぞれの参加者のスピーチに対して、 大橋先生、影山、参加者からのコメントを以下に抜粋。 ・「知っている顔が多いのだから、 『●●●子と申します』と言わなくてもいいのでは?」 ・「堂々としたご発表。さすが」 ・「目線が、後ろだけにいきがちに。 前の人に(自分)目線が行き届いていなかった」 ・「いつもは目線が宙をご覧になって話していたけれど、 きょうは、目線が参加者のほうをご覧になっていた」 ・「『私の勤めている病院は、『まさに●●のロケ地に……』 の、『まさに』はいらない。そのドラマに興味を 持っておられる方がたばかりであればOK」 ・「ジャケットが、『さすが』と思わせてくれる」 ・「持っているメモの色とジャケットの色とコーディネート? そこまで気をつけている●●さんのセンスがステキ」 ・「『●●で学んでいたのですが、私は合わなかった……』 というマイナスの表現はいらないのでは? いま、●●を●●で学んでいますだけでもよいのでは?」 ・「いつもより声を少し低めになさったことで、 声が裏返ることがなかったのが◎」 ・「『《6大要素》が私が健康である理由です』という場合、 『健康の6大要素』とお伝えしたほうが相手に伝わりやすい」 講話セミナーでは、 大橋先生のオリジナルテキストを別にご用意くださいました。 当初いただいているテキストだけでも ボリュームたっぷりの大作ですのに、 今回も、ここでしか聞くことができない話題を 私たちは学ばせていただきました。 《人物紹介の話力/料理教室講師の話力》 ここでは、 人物を魅力的に紹介するスキルを 項目に沿って教えていただきました。 知人を第三者に魅力的に紹介できる人は、 知人からも、第三者からも 魅力的に映る……と個人的に考えています。 もし、知人と街を歩いていたとして、 会社の上役たちが話しかけてきたら……。 少なからずの人が、 知人をほっといて、 上役との会話だけで精一杯になるのではないでしょうか。 先生は、そうした1シーン1シーンまで 見逃すことなく、 テキストにアクションプランとして お示しくださいました。 これなら、 誰でも行動におこすことはまちがいないでしょう。 今回新たにいただいた、 先生のテキストの2項目目は、 《料理教室の講師としての「話力」》について。 大橋先生は、 「料理教室の目的」として、 以下の7項目をお示しくださいました ①仲間と食シーンを楽しんだり、新しい人と出会ったりするサロンである。 ②食材や料理、調理法、供食するときの演出法などを体験する場である。 ③食や健康の話題から学び、それを楽しむ場である。 ④料理のレパートリーを増やす機会とする。 ⑤講師のセンス、考え方を学ぶ。 ⑥飲食店とは異なる場で会食を楽しむ。 ⑦高齢者などに社会活動に参加する機会を与える……など。 ご自身が関わっている料理教室のことを 「サロン」と考えて臨んでおられる方は、 どれだけいらっしゃるのでしょうか。 もし、「サロン」という考え方で臨めば、 お料理教室の講師として、 身だしなみ、コトバ遣い、 行動までもに変化が現れることを、 先生のご講義で学ばせていただきました。 実際、私たち栄養士の多くが、 組織で、プライベートで 料理教室の講師として活動しています。 当日つくる料理のリハーサルは 何度もおこなうけれど、 当日の「話力」に関しては、 誰からもノーチェックというのは、不思議……。 大橋先生がお示しくださったテキストを 拝見すると、 料理教室の講師として 「教えすぎないこと」「話しすぎないこと」 というキーワードが見えてきます。 私たち栄養士の主催する料理教室に いらっしゃる方は、 調理のプロになるという思いでいらっしゃる方は ほとんどといっていらっしゃらないでしょう。 それよりも、 「料理は苦手だけど、◎◎先生の料理教室だから 参加したのよ」 「私は、作るより、いただくほうが好きなの」という方も いらっしゃるでしょう。 そのことを知っておかないと、 「料理の作り方に終始する栄養士の先生」 になってしまっていたことでしょう。 私の主催する料理教室《アクションクッキング》。 今年は12月30日の「おせち料理教室」がラスト。 さっそく、先生のお教えをここでも実践して参ります。 次回、3回目(最終回)は、 2025年2月2日(日)に、 横浜市技能文化会館で開催します。 みなさまのご参加をお待ちしています。
#
by palmarosaK
| 2024-12-25 00:58
| 「講話力」強化セミナー
広島で開催された、 《ひろしまコミュニケーション教室》に参加するために、 広島に2泊3日で伺いました。 《ひろしまコミュニケーション教室》の発足のきっかけは、 2008年2月に広島県栄養士会が主催した、 「食コーチング」研修にまでさかのぼります。 2008年から2012年まで 広島県栄養士会が連続して主催していた 「食コーチング」研修会に参加なさっていた有志が 2014年12月に 《コミュニケーション研究会ひろしま》として、 新規に立ち上げました。 講師は、大橋禄郎先生が中心となって、 おもに、 文章の書き方から写真の撮り方、 ときには、影山がゲスト講師として 「コミュニケーション」としてのメイク、 「栄養士のための身だしなみセミナー」を 担当させていただいたこともありました。 2020年からは、ネーミングを 《ひろしまコミュニケーション教室》として、 3か月に1回、広島県で開催なさっておられます。 主催者は、病院栄養士の高藤法子さん。 さて、今回、《ひろしまコミュニケーション教室》は、 高藤法子さんが代表となってから5回目の研修会でした。 大橋先生の、今回5回目となるご講義は、 《食と健康を魅力的に語る9つの心得》 以下の内容で進行なさいました。 0.イントロクエスチョン 1.「人生100年時代」の意味を理解する。 2.「健康の3大要素」から「健康の6大要素」へシフトする。 3.食事は、栄養補給だけが目的ではないことを深く認識する。 4.定義のはっきりしないコトバを使わない。 例)「胃にやさしい食材」「ヘルシーな食事」「安心・安全な食生活」 「地産地消」など多数。 以下、5……6……7……と続きます。 広島で開催されているコミュニケーション教室は、 横浜や、先生主宰の「ロッコム文章・編集塾」とは 内容が異なります。 3か月に1回の開催であること、 毎回参加者の顔ぶれが少しずつ変わることなどの理由で、 初めてご参加いただく方々をつねに頭に入れて、 テキストを構成なさっておられることがわかります。 今回は、『エンパル』52号を持参したこともあって、 先生が執筆された特集号 《「おいしさ」と「美味しさ」の味くらべ。 ――栄養士、健康支援者のための「用字用語」入門――》 にも、多くの栄養士さんが関心をもってくださいました。 栄養士として仕事をすると同時に、 人前で話したり、なにかに書いたり……ということは、 どの栄養士にもその可能性は大きいはず。 ちかごろは、 SNSを介して、誰もが、思ったことを 不特定多数の前で話したり(つぶやいたり)、 書いたりしたものが、 クリック1つで、瞬時に拡散できる世の中です。 その結果、 第三者のチェックがないまま、 不適切な用語や 怪しい情報を拡散させたりすることに……。 「食と健康を魅力的に語るため」には、 大橋先生のご講義によると、 たくさんの条件をクリアしなければなりません。 先生がお示しくださった 「人生100年時代における栄養士の社会的使命」を しっかりと理解して、コトバで確認することができたり、 「安心・安全な食生活」などという あいまいなコトバをなぜ使わないほうがよいのか、 という理解がしっかりできていたり……。 1つ1つの事項を 先生がお示しくださった足跡を追ってゆくだけでも、 私たちにも、魅力的に語るためのステップが 用意されているような気持ちになりました。 授業の後半では、 「箇条書き」についてのご講義がありました。 2015年5月18日のお授業でも、 先生には、 《表現法、思考法としての箇条書き》として、 ご講義いただいたことがあります。 9年後の今回は、 テキストも更新されており、 箇条書きの定義も、 当時のものと今回のものとは異なっており、 先生がたゆみなく、思考を更新されておられるからこそ、 あらたなテキストになっているのだと、驚きました。 箇条書きの利点は、たくさんありますが それを直接お教えくださった方は、 これまでには、いらっしゃいません。 先生は、 「箇条書きは、日常生活では、次のようなところで使われている」 と、おっしゃっておられます。 *法律や各種のルール、 *各種マニュアル、 *詩歌・歌詞、 *社訓、軍人訓、 *防備録やチェック票、 *料理のレシピ *交通機関の時刻表……などなど。 「思考法としての利点として、 箇条書きで考える思考ができると、 理路整然と話ができるようになったり、 必要事項の不備や欠落を抑止することができたり、 思考の精度を上げることができたり、 ひらめきや独創性を促すことができたり、 結果、心身の活性を保ち、生涯にわたって 「書き手にとっての利点としては、 伝えたいことを簡潔に示すことができる、 結果、アピール度を高めることができる。 重要度や事項の順序などを わかりやすく伝えることができる。 文脈の乱れ「です・ます体」と 「である体」の混用を抑制できる。 1度ならず、複数回、読んでもらえる可能性が高まる」 と、大橋先生はご講義の中で何度もおっしゃいました。 そのためのメモの活用法として、 (これは先生がずっと以前からおっしゃって おられることですが) 新しい紙を使わないこと。 広告の裏紙などでじゅうぶん。 (新しい紙だと、どこかで遠慮するそうで (頭が)、裏紙を使うほうがアイディアが多く浮かぶとのこと) こんなことまで 私たち栄養士に教えてくださる人は、 いらっしゃるのでしょうか。 広島でも大橋先生が 栄養士さんから大人気でいらっしゃるのは おおいに納得です。 ランチタイムでは、 主催者・高藤さんが 広島のおいしいパン屋さんで選んでくださった、 ランチをいただきました。 そのランチタイムで、 ご参加の方が 「『肯定的指摘』をもっと深く学びたい」 とおっしゃっておられる方がいらっしゃいました。 いろいろお尋ねしてみると、 職場の環境が変わり、悩んでおられるとのこと。 高藤さんが 「影山先生のところで『肯定的指摘」は学べますよ。 いっしょに行きませんか」と おっしゃってくださり、来年、実現しそう。 (大橋先生が研修の中で「肯定的指摘」について お話しなさったから、ランチタイムの話題として 以前から行ってみたかった ここは、海軍士官学校があった場所で 自衛隊の方々が、決まった時刻に、 90分間のガイドしてくださるセッションがあって、 これに参加したおかげで、 日本の海軍の歴史がたくさん詰まった展示物を拝見したり、 貴重なエピソードを伺えたりすることができました。 見学者の服装に関しての規則があって、 それによると、 ・ダメージジーンズ、ショートパンツ、 サンダル、露出の多い服装は不可、とのこと。 日清戦争、日露戦争、真珠湾攻撃……、 私たちは、歴史の本でしか知らなかったことを この海軍士官学校を訪ねたおかげで、 多くの資料によって、 多様な側面を教えていただきました。 90分では足りなかった……。 屋外には、海の特攻隊として使われた ちなみに、 戦艦大和は出撃するとき、 「燃えるものはすべて陸揚げ」したそうで、 机や椅子、紙ものはすべて呉市の病院で 保管されていたとか。 戦後、ここ、海軍兵学校に移送されたと伺いました。 (私たちは見ていませんが) ガイドの方が最初に、 「遺族の方はいらっしゃいませんか」と おっしゃったとき、 参加者のお1人が手をあげられました。 遺族の方には、 いろいろの書類のコピーなどを 郵送で届けてくださるようです。 明治時代、築地にあった、 海軍兵学校が移転してこの江田島にしたとのこと。 理由をガイドさんにお尋ねしてみたら、 「(東京の)築地にあると、 若い方々は、銀座とかで遊んでしまうからではないですかね。 江田島は、なんにもないから選ばれたのだと思います」 とのことでした。 私たちが伺った平日は、 この建物の中で学ばれている方々がおられるようで 中のようすを写真に残すことは、NGでした。 帰りのフェリーの時間を気にしながら、 駆け足でまわった江田島。 空襲がなかったことから、 街並みが当時のまま残っている江田島。 「もっと時間をかけて見てみたい」と、 思わずにはいられない広島の旅でした。 (後日談) 2025年2月4日~7日まで、 広島・呉(戦艦大和ミュージアム)から 広島・江田島まで、母を誘って、旅することになりました。
#
by palmarosaK
| 2024-12-14 00:03
| コミュニケーション研究会ひろしま
|
ファン申請 |
||