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2023年5月6日(土)と5月27日(土)の2日間、 ≪アクションクッキング≫を開催しました。 いつものアクションクッキングとは異なるのは、 講師が大橋禄郎先生ということ。 先生には、一昨年から アクションクッキングの講師として、 お出でいただくようになりました。 すると、ご参加いただく方々もふえました。 今回のテーマは、 「人生はバラエティ!! そうめんでメンタルヘルス」 こんなにユニークなテーマで開催している 料理教室は、他では見られないでしょう。 しかも、料理教室の講師は、 料理を専門とはしていない86歳の男性(!) 大橋先生とは、セミナーなどでお目にかかるたびに、 ご家族のためにお料理をなさっておられるお話を よく伺っています。 ご病気のご家族のために 毎日のお料理を作っている方は大勢いらっしゃいます。 が、大橋先生から伺うお話は、 悲壮感がまったくなく、 「きょうはこんな工夫をしてみた」 「あすは、仕事があって泊まりだから、 『かぼちゃのポタージュ』を作り置きしておいた」 「『にんじんのシリシリ』をつくったら、 ヘルパーさんに、『そのお料理初めて知りました』 『さっそく作ってみたら、娘が食べ過ぎてしまって おなかが痛い』なんて言われちゃった」と、楽しそう。 私たち栄養士は、 いろいろの組織から お料理教室の講師を依頼されて 出かけることも少なくありません。 そんなとき、 対象者がご高齢の方と伺うと、 それならば、 「簡単なお料理を教えてあげなければ」 「フレイル対策としての食事の話をしなくては」 「たんぱく質のとり方のお話をしてあげよう」などと、 自分のささやかなイメージでテーマを考えがちです。 そうしたイメージを払拭したくて、 大橋先生に講師をあえてお願いしています。 そんな私の判断が、 まちがっていなかったことを 今年も確信しました。 さて、大橋先生のお料理教室。 今年で3年目に入ったこともあり、 場はさらに和やかに♪ 大橋先生のご家族のために、 「食べやすいように」と、工夫された1品は、 おそうめんをつかった 1鉢に、第1群から第4群まで入っている 栄養バランスのとれたメニュー。 (奥様用には麺を半分に折ってゆでる) ご参加いただいた方からは、歓声が上がりました。 「大橋先生の奥様がうらやましぃ~」 「おそうめんにトマトやお刺身をトッピングって新鮮」 「おいしい~!!」 おそうめんは、 影山の実家・兵庫県の名産である 「揖保乃糸」。 そのおそうめんを、ゆでてザルにとって冷やし、 大橋先生オリジナルの甘めのタレに、 1群の「ポーチドエッグ」 2群の「ブリのお刺身」 (そのときどきで、ソーセージやローストポークなど) 3群の「湯むきして角切りにしたトマト」と 「にんじんのシリシリ」 あしらいとして、「メンマ」「青粉」をトッピング。 大橋先生は、これを「朝食」として 毎日召し上がっておられるのだとか。 (この日は、朝、昼ともにおそうめんに) 「ご家族のためにご朝食を用意されることは、 結果的に、自分の健康度をも向上させることになる」 「卵をかならずとるための、よい方法」 先生のお話からそうあらためて確信しました。 大橋先生のメインディッシュの他には、 以下のお料理をご提供させていただきました。 ・ウェルカムドリンク ・ステーキハウス「三田屋本店」風、 ニンジンドレッシング&ハム ・ナスの山椒揚げ ・カッサータ(デザート) 栄養士として、いつも 「教えてあげなければ」という姿勢ではなく、 「人生の先輩がたから学ぶことは、たくさんある」ということを、 今年も先生から直々にお教えいただけたことは、 私たちの人生の財産になります。 先生にお出でいただくアクションクッキング、 #
by palmarosaK
| 2023-05-29 23:58
| アクションクッキング
2023年5月28日(日)~8月27日(日)までに開催する、 研修会のご案内を以下にお示しさせていただきました。 どなたでもご参加いただけます。 ご参加ご希望の方は、影山なお子宛てに、 メールでお尋ねください。 palmarosa@yours.biglobe.ne.jp 折り返し、詳細をお送りさせていただきます。 パルマローザ主催 影山なお子 ・5月27日(土) ≪アクションクッキング≫ 「トッピングは人生のバラエティー!! そうめんでメンタルヘルス」 主催 アクションクッキング 講師 大橋禄郎先生 時間 14時30分~17時 会場 影山なお子横浜中華街オフィス ≪栄養士のための立ち居振る舞いセミナー≫ 主催 パルマローザ 講師 薗川貴子先生 時間 14時~16時30分 ・5月30日(火) 「食を魅力的にコーディネートするために」 主催 女子栄養大学 講師 影山なお子 時間 9時20分~ 対象 食文化栄養学科 食コーディネート論受講生 場所 女子栄養大学 坂戸校舎 ・6月4日(日) ≪いま、栄養士には どんな〝情報発信力〟が求められているか≫ 主催 パルマローザ 講師 大橋禄郎先生 時間 11時~18時 ・6月11日(日) 「食ジム」 ≪栄養士の社会貢献の手段として、 マスメディアに参加するとはどういうことか≫ 主催 食コーチングプログラムス 座長 佐藤由起子さん アドバイザー 大橋禄郎先生/影山なお子 時間 11時~18時 場所 かながわ労働プラザ ・6月18日(日) 健康をカタチにする栄養士のための「映画鑑賞会」。 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 9時~14時頃解散 場所 ジャックアンドベティ横浜 ・6月24日(土) 『食コーチング』輪読会 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 11時~17時 場所 影山なお子横浜中華街オフィス ・6月25日(日) ≪アクションクッキング≫ ≪サンドイッチ+スープフェスティバル≫ 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 時間 14時~17時 場所 影山なお子横浜中華街オフィス ・6月29日(木)~7月2日(日) ≪栄養士のための韓国・ソウル身だしなみセミナー≫ 主催 食コーチングプログラムス 講師 影山なお子 場所 韓国・ソウル ・7月9日(日) ≪ぶらパルマ in みなとみらい≫ 主催 パルマローザ ガイド 大橋禄郎先生 時間 13時~ 場所 横浜・みなとみらい ・7月16日(日) 「食ジム」第122回 ≪世間の「フードファディズム」を是正するには、 どんなアプローチが有効か≫ 主催 食コーチングプログラムス 座長 米澤 須美さん アドバイザー 大橋禄郎先生/影山なお子 時間 10時30分~17時30分 場所 横浜市技能文化会館 ・7月23日(日) パルマローザ会員講師セミナー ≪2024年、特定保健指導はココが変わる!≫ 主催 パルマローザ 座長 佐藤由起子さん 時間 14時~16時30分 場所 横浜市技能文化会館 ・7月30日(日) ≪栄養士のための浴衣着つけセミナー≫ 主催 パルマローザ 講師 堀之内文美さん 時間 10時30分~13時 場所 横浜市技能文化会館 「食ジム」第123回 ≪栄養士が人々の人生を支えるには、 どのようなアプローチがあるか≫ 主催 食コーチングプログラムス 座長 大橋禄郎先生 場所 横浜市技能文化会館 時間 10時30分~17時30分 #
by palmarosaK
| 2023-05-23 22:29
| スケジュール
2023年4月29日(土/祝)、 ≪栄養士のための写真教室≫では、 フォトコンテストを開催しました。 入選作品以外の作品のご講評も 大橋先生からいただきました。 そのご講評のご感想を 参加者のみなさまからお送りいただきましたので 以下、お示しさせていただきました。 (順不同) お目通しいただけましたら幸いです。 パルマローザ主催 影山なお子 初夏の道しるべ。 ご感想 佐藤由起子さん フォトコンテストにご入選されたみなさま、 おめでとうございます! 私は残念ながら、今回も惨敗……。
当初、私の写真に対するご講評がなく、 「講評もしていただけなかったか……」と、 ヒヤヒヤしたのですが、 まずは、ご講評をいただけたことで、ホッ。
ご講評の中の 「絵をつくりすぎていて、構図も類型的」 というご指摘で、 「ありきたりの写真だったのか……」と、理解いたしました。
「輪郭の樹木の重さ」……たしかに「初夏」には合いません。 ご参加のみなさまのお写真は、明るく、楽しそう。 なにより、美しい。 じつは根暗な性格がバレたかもしれません。
来年は、もうちょっと進歩していたいと思います。 そのためにも、写真を日常に。 努力してゆきたいと思います。
大橋禄郎先生、ご講評、ありがとうございます。 ・鯉のぼりへの思いを国旗にも。 ![]() ご感想 深津 惠子さん 4月29日写真教室に参加したフォトコンテスト。 今年も見事に落選……トホホ。 フォトコンテストのご講評を ありがとうございます。 写真教室では大橋先生の後について 大橋先生が写された後を 同じように撮るようにしています。 なぜならまず、感覚で切り取り方を覚えたいから。 自分ではどう切り取っていいのか、 ISOやホワイトバランスでさえも まだ完璧に習得していないため、 正直、まだまだ楽しむ余裕がございません。 カメラの調整にまだまだ精いっぱい……。 写真を撮ったら、まずは、 大橋先生にすぐご覧いただき、 その都度講評をいただくようにしています。 大橋先生のご講評はピリ辛の中にも 少しでも良い点を見つけてくださっており、 今度こそは……と、モチベーションが上がります。 大橋先生に 「この写真、すごくイイネ」と、 おっしゃっていただけるようになりたい!! 木陰でひと休み。 ![]() ご感想 山同 紀子さん 今年もフォトコンテストは残念ながら選外となりました。 ここ数年は、ほぼ毎年、写真教室には参加していますが、 入選したのは1回だけ。 その後、写真の技術は停滞(後退?)しており、 「ああ、私って才能ないんだわ~」 と、あきらめていたのですが、 大橋先生のお1人、お1人の作品に対しての ご講評がとてもわかりやすく、 ご講評までもがすべて 「写真教室に参加した者の財産」だと、 あらためて感じています。 そして、気づいたことは、 「写真は才能や運ではなく、 主体的に写真を「撮りに行く」ことなのだと思いました。 撮ったら、すぐに先生にご指導いただくことで、 的確なアドバイスをいただけるのですが、 しかし、私はそれをしていなかった……!! 今回、最大の失敗は、 「カメラが旧くなっていたのにも関わらず、 更新せずに、そのままそのカメラで撮っていた」こと。 当然ながら、モチベーションは上がらず、 ただただ、目に入ったものを漫然と 遠くから撮っていたように思います。 フォトコンテストに参加させていただくことで、 どの写真をエントリーするか、 写真にどんなタイトルをつけるか、 難しいながらも、 これがとっても楽しかったんです。 写真がとても奥深く、楽しいものであることを あらためて知りました。 大橋先生のブログ「ロッキーロード」で、 「写真は認知機能を高める効果もある」と理解しました。 さっそくカメラは更新♪ 来年は「もっとよい写真が撮れるよう」 できれば入選したい♪ と思っています。 ふたごのひなたぼっこ。 ![]() ご感想 つのだ みほさん 今回の作品は、 被写体(夏みかん)が私有地のために近づけず、 遠くから撮りました。 いくつか撮りましたが、 このみかん同士の微妙な距離を表現したく、 この位置としました。 人工物ではなく、自然の中で、 同じようにぶら下がる夏みかんが、 なんともおもしろかったのですが……。 夏みかんが、「何を思っているのか」 と思わせる初夏の日差しを浴びて、 のほほんと見えました。 さらに、羨ましくも。
大橋先生がおっしゃるように、 撮影意図がわかりにくい作品になってしまいました。 このような場合、どのように捉えたらよいのか……。 悩みながら、それ以上にこの夏みかんへの執着が捨てきれず、 この作品をフォトコンに提出いたしました。 やはり、カメラの能力か。 しかし、ものをじっくり観て、カメラを向ける。 ここ数年、忘れていました。 改めてステキな時間をありがとうございます。 踊るDNA ![]() ご感想 奥村 花子さん 撮影したお写真のよい点も悪い点も、 どうしてそうなのかを、 ていねいにコトバでお示しいただけるのは、 この機会以外にはありません。
1枚の写真をとおしてですが、 私の写真を見返してみますと、 それ以外の写真についても、 同様のご指摘がぴったりというものが少なくありません。
絵がバラバラで、だれが、どこで、 どう踊っているかがわかりにくく、 撮影者の意図が伝わらない。 遠くから漫然と撮ると、こういうまとまりの悪い絵になる。 「DNA」の意味も、ますますわからない。
写真撮影の癖は、 写真だけでではなくて、 私の場合は文章、思考、人生にも……、 同じような傾向があるように思えます。
入選されたみなさんのお写真のように、 明確な意図や目的のあるお写真が 撮れるようになりたい。
それには、 入賞のみなさまの撮影されるときに 近くから画角などを拝見したり、 ご一緒に撮影させていただいたり、 お写真を拝見したりして、 切り取り方を学ばせていただくこと。
全身を使って、 意図を明確に目的をもって シャッターをきること。
そして、できる限りご評価をいただくこと。
シャッターチャンスも、 人生のチャンスも逃さないように、 この1年をすごします。 来年こそは入賞をめざします。 ・汽笛が鳴るとき。 ![]() ご感想 髙橋 寿江さん (神奈川県 特別養護老人ホーム 「食コーチング」第8期修了) フォトコン、ご入選のみなさま、 あらためまして、おめでとうございます。 さて、選外の作品ではありますが、 私の作品もご講評いただきました。 大橋先生から 「手前の花をここまでぼかしてはいけない」 とご指摘いただき、 遠近感を出すときの撮り方や お手本となるお写真もお示しいただきました。 (小学生でご参加の奥村春弥君のお写真) フォトコンすべての作品のご講評は、 写真教室が終わったいまも、 学ぶべきものが多い……と実感しています。 写真は、「一瞬を切り取る」もの。 そのスキルやセンスがたいせつ。 「スキルやセンスは生まれつきのものではない」と、 お教えいただいたのも、大橋先生だからこそ。 ただ漠然と写真を撮って提出……ではなく、 写真を撮ったら、まずすぐに、 先生やお仲間に見せてその場でアドバイスをいただくこと。 そうすることで、 フォトコン入選が夢の夢ではなくなるのだと みなさまの作品を拝見していてそう思いました。 大橋先生、ご講評ありがとうございます。 影山先生、ご一緒させていただきましたみなさま、 ありがとうございます。 #
by palmarosaK
| 2023-05-22 22:59
| 写真教室
栄養士・健康支援者ネットワーク≪パルマローザ≫では、 メンバーの栄養士さんが会員講師となって、 セミナーを担当していただく機会を設けています。 最近では、 ≪パルマローザ キャリアアップサロン≫と称して、 各分野でご活躍でいらっしゃるメンバーの方々に、 ご登壇いただいたき、 各ご専門の分野のお話をしていただいてりしています。 これまでのテーマは、このようなもの。 「栄養士のためのZOOM」セミナー、 「栄養士のためのデコパージュ」セミナー、 「『栄養士の料理はおいしい!!』セミナー」。 ≪栄養士のセンスが光る「お取り寄せ」セミナー≫を 開催しています。 今回は、その3回目。 影山が講師を担当させていただきました。 このセミナーを開催した理由は、 「栄養士さんの料理は健康的かもしれないけれど、 おいしくない」 「栄養士さんの料理は、味がしない。 『やさしい味つけ』ともいえるかな」 などと言われることがあるから。 栄養士の料理に対するこうした評価は いまや定着しつつあるのに、 それに反論する栄養士は少ない、 悲しくも、許せない状況が続いています。 一方、SNSなどで人気の料理研究家が 「資格を手にしたい」と言う理由で、 管理栄養士の資格にチャレンジする、 というケースも昔から珍しくありません。 一定のファンを持つ料理研究家が、 栄養の知識や理論を持つことで、 お仕事の幅も広がってくるのでしょう。 さて、今回、このテーマでおこなうにあたり、 それぞれの参加者が経験した 「センスが光る」お料理、お取り寄せ あるいは、お取り寄せ失敗事例など、 みなさんのご体験を発表していただきました。 ・数年前、製薬会社さんから差し入れていただいたお弁当が 豪華で、おいしくって今でも思い出す。 ドクターが講師の勉強会だったからなのか。 もし、栄養士が注文するお弁当だったら、 このようにいっただろうか、と考えさせられた。 ・ある栄養士組織の会議や研修会では お弁当には決まって「シュウマイ弁当」。 「もう、あれはやめてほしい」とみんな内心思っているけれど 誰もそれを言い出せない状態が続いている。 ・ある施設では、高齢者や子どもに合わせて、 「食べやすい大きさ」に小さくカットするのが常。 ところが、一般の方を対象にするときは、その逆。 大きくカットすることが、「おいしさの条件」 カットのサイズが、ここまでおいしさを左右する、 そのことを痛感したことがある。 「井の中の蛙」にならないように。 ・事務系のアルバイトをしていたときは、 お昼は外食やお弁当。 2人1組でお昼に出かけるのだが、 お相手が「食」にまったく興味がない人のときは 本当に辛かった。 せっかくランチをしに行くのだから、 「おいしい店で」と考える人と、 「コンビニで買えばいい」という人との違い。 私の事例として、2年前に体験したときのことを ご紹介させていただきました。 ・『栄養士のためのライフデザインブック』の執筆時、 出版社に1日、ずっとこもって数週間仕事をしていたとき、 出版社がご用意くださったお弁当がとにかくおいしかった。 1日中、部屋の中にこもっている仕事をしている身にとって、 すごくモチベーションになった。 ご一緒していた仲間もみんな同じ気持ちだったようで、 ご担当いただいた編集部の方が 毎日差し入れてくださるお弁当やスイーツに、 さらにやる気になったことを覚えています。 そのとき、大橋先生がおっしゃいました。 「この版元は、ドクターを相手に仕事をすることが多いので、 伝統的にお弁当が充実している理由でしょう」 お弁当ひとつでも、その人、その組織の 「食のセンス」がはっきりと出る。 「お取り寄せ」にもトレーニングが必要。 そう考えたとき、 ≪栄養士のセンスが光る「お取り寄せ」セミナー≫は、 栄養士の腕の見せ所にもなるのだと思いました。 巷では、いろいろの雑誌に、 「◎◎さんのお取り寄せ ベスト10」などがありますし、 実際、『栄養と料理』の編集長でいらした、 岸 朝子さんの数あるご著書の1つに、 『おいしいお取り寄せ』があります。 栄養士としてというよりも、 『料理の鉄人』に出た、料理記者歴60年という 肩書が、紹介する「食」をさらにおいしくさせたのは、 いうまでもないでしょう。 実際、いま、それらを拝見しても、 「私自身、いまも通い続けている大好きなお店」がたくさん。 決して、「情報」は古びていないことも確認できました。 さあ、栄養士の場合はどうでしょう? 「もし、あなたのお取り寄せ、紹介して」と言われたら……。 ・「インターネットで『お取り寄せナンバー1』だった」 ・「世界チャンピョオンがつくる○○」 ・「テレビ番組で、タレントさんがとてもおいしそうに食べていた」 ・「1分間に〇〇個注文が入る◎◎」 などというように、 SNSをはじめとしたメディアの情報は、 興味をひくようなキャッチで視聴者をひきつけます。 「食」のプロフェッショナルとしての栄養士は、 こうした「食情報」に頼らずに、 自分の体験から生まれた蘊蓄(うんちく)を語れるようになっていたい。 それも、栄養士の社会的使命の1つではないでしょうか。 だからこそ、 「流行を追いかけすぎない」、 顔の見えない不特定の「イイネ」より、 信頼のおける、身近な方がおすすめされる「食」は、 まわりをも安心させるでしょう。 そのためには、 まず、生活圏から選ぶこと、 をご提案させていただきました。 1.デパ地下、スーパー、コンビニなどから選ぶ。 牛乳1つをとっても、いろいろの種類がある。 どのブランドがどんな味なのかを知るチャンスでもある。 自分が体験していない「食」をおススメしない。 2.ネットで検索したものだけを紹介しない。 (自分の価値が下がる) 3.センスがいい友人、知人と出かける頻度をふやす。 4.街の料理教室に参加してみる。 (センスのよいお仲間と知り合えるチャンスも) 5.街の料理教室に出かけるときはもちろん、 地元でお買い物をするときも身だしなみを整えて。 今回、私が、ご紹介させていただいたものは、 以下のお品たち。 ホストが手間暇をかけなくても、 すぐにいただけるものをチョイスしてみました。 1.ウェルカムドリンク フレッシュミックスハーブティー (静岡県 落合ハーブ園さん) 2.荒井屋本店 特製すき焼き弁当 (横浜の老舗3大牛鍋専門店のお弁当) 3.揚げなすの味噌汁(広島県 アマノフーズ) 4.なんじゃこら大福(宮崎県 お菓子の「日高」) 1は、都内のカフェで何度もいただいたことがある 大好きなハーブティーにとても近い味。 このハーブティーに出会えた私を褒めてあげたい。 1回で2日間~3日間はおいしく煮出すことができます。 最後は、お風呂に入れて、ハーバルライフを楽しんで♪ 2.横浜の老舗3大牛鍋専門店の1つ。荒井屋本店。 こちらのお弁当を、会議などでいただけると、 参加者のテンションが上がります。 3.広島にお仕事で何度か伺ったとき、 広島の栄養士さんたちが、 地元の企業のこのお味噌汁を誇りをもって ご紹介されていたのが印象的。 なかでも「揚げなすの味噌汁」がいちばん人気だとか。 地元の栄養士さんご推薦の「食」を たくさんお教えいただき、 いまも、お味噌をはじめ調味料、米など、 ときどき、地元でも買えるときは購入しています。 「アマノフーズ」さんのお品物は、 海外からの観光客にも大人気だそうで、 フリーズドライの技術は世界に誇るものなのだとか。 4.「なんじゃこら大福」 ANAのCAとして働いていたとき、 宮崎ステイのたびに、 先輩に教えられて、 宮崎の名物「チーズ饅頭」を買い求めていました。 あるとき、「なんじゃこら大福」なる 筆文字を発見して以来、大ファンになって、 毎回ステイがつくたびに購入していました。 「なんじゃ~こら~」と言いながら、 大福をカットして、その中身に毎回驚いてしまう。 ちなみに、 「なんじゃこら大福」今年、35歳になるのだそう。 栄養士・健康支援者ネットワーク≪パルマローザ≫では、 会員講師によるいろいろのセミナーを開催しています。 6月、7月は、 「特定保健指導はこう変わる」 「栄養士のための浴衣着つけセミナー」を開催します。 どなたでもご参加いただけます。 ご興味、ご関心をお持ちのかたはぜひ、ご連絡お待ちしています。
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by palmarosaK
| 2023-05-18 23:35
| アクションクッキング
2023年4月29日(土/祝)に開催した、 栄養士・健康支援者のための「写真教室」で、 今年もフォトコンテストをおこないました。 以下、入選した方々の「喜びの声」を お示しさせていただきました。 お目通しいただけましたら幸いです。 【銀賞】 港の香り。 撮影 甲斐 和恵さん ![]() 「銀賞」をいただき嬉しゅうございます。 午前の訪問食事相談のお仕事が終わり、ドトールで 影山先生のホームページを確認。 「やった~!」と、思わず大きな声が出てしまいました。 大橋先生、ありがとうございます。 「金賞にはユニークさが必要」との ご指摘を、肝に銘じます。 でも、そのユニークさが難しい……。 今回選んだショットは 山下公園のバラと豪華客船。 昨年、入選した作品は、マリンタワー 今回も危うく同じパターンのショットを 選びそうになりましたが、 影山先生から、 「昨年入選された写真と同じテイストなんですね」と、 ご指摘いただいたことから、別の写真に変更。 おかげさまで賞をいただくことができました。 大橋先生のおっしゃるように、 「見慣れた風景をどう切り取るか」 その中に意表を突くユニークさを 見いだすことができるか。 これからの課題になりました。 今後は、「意表を突くユニークさ」と 「雰囲気に飲まれない体力、気力」をつけて 来年の写真教室に臨みます。 「金賞」を目指して頑張ります。 ![]() 【銅賞】 ハマでバーガーコミュニケーション。 撮影 三上 聡美さん ![]() 写真教室への参加は、実に、10年ぶり……。 本当にうれしい受賞。ありがとうございます。 ![]() 大橋禄郎先生とご一緒させていただくと、 魅力的なモデルを見かけると 「お写真いいですか」と、 先生は、いつも迷わずお声がけをなさっておられる。 カメラを向けると 「いいね~、その表情~」 など、相手を和ませるお声がけをされながら、 サッとシャッターを切っておられる。 それがモデルの表情をやわらげ、 時間をかけないことで、 すてきな表情を写真に残す 要素になることを 学ばせていただいております。 インターナショナルスクールの フードフェアで、 モデルになっていただいたお2人に出会ったとき、 そんな大橋先生のお姿を 思い出しながら撮った1枚でした。 撮影後は、 撮ったお写真をお見せしながら、 出身地を伺ったり、 おふたりの関係をお聞きしたりもしたのですが、 その情報までをネーミングに反映させる難しいこと! 写真教室は朝から夜までの持久戦。 11時に、石川町の駅の改札に集合して、 洋館の写真撮影をしながら、 山手のインターナショナルスクールから 元町を経て、 港の見える丘公園と歩き、 夕方ごろの私は完全に集中力が切れておりました。 帰りの駅に向かう途中、 最後の最後まで、 港の見える丘公園で、 マリンタワーを背景に 咲きほこるバラのお写真を撮影されていらっしゃる 参加者の体力といったら!! 来年は持久力も整えて、 ことし以上の作品をとれるように、 この1年を過ごします。 ![]() 【佳作】 フードフェアの人気者。 撮影 三奈木麻弓さん ![]() 2023年4月29日(土/祝)の写真教室の フォトコンでの入選、 うれしゅうございます。 ありがとうございます。 家族みんなで「やったね〜!!」と 祝賀会・たこ焼きパーティーをしました♪ 毎年、提出するお写真に悩みます。 「見慣れた景観のなかから ユニークな作品を生み出す」ことを もっと意識して、写真教室だけでなく 日々の生活を過ごしたいと モチベーションアップさせていただける 貴重な機会となっております。 今回の作品は 中華街でよく見かける「いちご飴」が フードフェアで販売されていたので それを食べる子どもをモチーフにしました。 はじめは撮られるのを嫌がっていた子が 口を開けて食べる瞬間をとらえられました。 そして、後ろの男の子が、 「僕もいちご飴食べたい!!」 という顔で 大きな口を開けて 写真に入り込んでくれました。 「いちご飴」はお昼すぎには 売り切れて、人気なのだと感じ タイトルを 「フードフェアの人気者」 としたのですが まるで、わが子を自画自賛するような、 意味の伝わらないタイトルになってしまいました。 タイトルのつけ方を ぜひ学ばせていただきたいと感じております。 大橋禄郎先生、影山なお子先生 ご一緒させていただいたみなさま ありがとうございます。 今後もがんばります!! ![]() 【佳作】 笑顔はじける。 撮影 小梅幸枝さん ![]() 2023年4月29日(土/祝)に開催された 写真教室でのフォトコン入選、夢のようです。 当日は、フードフェアの会場で 太鼓の演舞の方々のはつらつとした 笑顔に「これだ!」とテーマを決めました。 目で見るのと違い、観衆が雑然と見えたり、 最高の表情のタイミングを逃したりと 苦戦いたしました。 大橋先生からコンテストでは、 以下の3つがたいせつとお話しいただきました。 ・ヨコハマらしさ ・ユニークな視点 ・タイトル そこでヨコハマらしさを出すために あえてインターナショナルな観衆を 入れ込んだものを選びました。 タイトルは、もっとひねりの効いた センスのあるものをつけられるように したいと思います。 大橋禄郎先生、影山なお子先生、 ご一緒させていただきましたみなさま ありがとうございます。 フードフェア、山下公園を存分に楽しみました。 娑婆の空気を胸いっぱいに吸い込んで 幸せいっぱいです。 ![]() 【佳作】 横浜マリンタワーは私のもの。 撮影 影山なお子 ![]() 2007年4月29日からスタートした写真教室から 毎年休まず参加しています。 16年前に、この写真教室のために購入したデジカメは、 この16年間で6回買い換えました。 昔の私だったら信じられないこと……。 大橋先生にご指導いただかなければ、 16年間、なんにも考えないで、 同じカメラを使い続けたかもしれません。 今回の先生のご講評を拝読して、 「はっ」としました。 「あれも、これも、それもいれて撮るクセがある」と。 もっと被写体(モデル)に近よって 写真を撮ること。 肝に銘じます。 この課題を持って、 来年も写真教室に参加いたします。 昨年に続き、今年も奥村花子さんに モデルになっていただきました。 花子さんの「ヨガポーズ」がなければ、 入選していなかったと思います。 モデル、花子さんにも感謝申し上げます。 【佳作】 太鼓の音と満面の笑顔 撮影 三奈木博文さん ![]() 毎年、ご講評をありがとうございます。 大橋先生からいただくご指摘が大変勉強になります。 まだまだ写真の構図が甘いこと、よく理解できました。 来年も参加いたします!! よろしくお願いいたします。 ![]() #
by palmarosaK
| 2023-05-10 14:31
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