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台風18号が関東に上陸するという情報の中、 1人の欠席者もなく、予定どおり、 栄養士・健康支援者の身だしなみセミナーを開催しました。 雨にも降られることなく、静かな1日でした。 テーマは、 わたしの「スタンダード」をつくる。 ――カジュアルからお出かけまで――。 講師 影山なお子 特別ゲスト 大橋禄郎先生 (大橋予暇研究所主宰 ロッコム文章・編集塾主宰) 会場 イギリス館 時間 10時30分~午後5時まで 今回の身だしなみセミナーは、 今まで開催した身だしなみセミナーとは 異なる視点でのアプローチ。 1.「スタンダード」とは。 2.なぜ自分のスタンダードをつくる必要があるのか。 3.きょうの身だしなみプレゼンテーション 4.カジュアルウェアのスタンダード(事例) 5.これだけは避けたいNG身だしなみ 6.シーン別 スタンダード 7.「香り」を身にまとう。 今回、「スタンダード」をメインテーマにしたのは、 ものにはなんでも基本があり、 その基本を押さえておくと、 安心感が維持できるし、 バリエーションを考えるうえでも楽。 「スタンダード」は「ベーシック」でもあり、 「定番」でもあり、「キメ服」でもあります。 社会的な「ベーシック」とは、 冠婚葬祭のときの服装でしょう。 黒を基調にした抑えた身だしなみ。 職場のユニフォーム、 就活中の人のスーツ姿、 子どもの入園・入学のときのスーツやワンピースなどなど。 ところが、近年は、クールビズが叫ばれるようになったり、 近くに親がいなかったりして、 なにをもって「ベーシック」とするか、 わかりにくくなっています。 健康支援者についていえば、 通勤服、職場での服装、職場からの外出服、 会議のときの服装、食事相談、 セミナーの受講、セミナーの講師、 出張、旅行などに加えて、 従来の冠婚葬祭や子どもの入学・卒業など、 少なからずのバリエーションがあります。 しかし、「スタンダード」を考える機会もなく、 通勤もご近所着も、セミナー受講も講師も、 区分ができなくなっている人が多いように思います。 いつの間にか「違いのわからない女(男)」になって しまっているようなところがあります。 「スタンダード」とは、 「こんなとき、こんなところへは……」という 「定番」の意味。 なにか衣服を選ぶとき、 選ぶ色に選択肢があるときは「オレンジ」と決めておく。 「しばらくはパンツの白、黒、ベージュでローテーションを」 などと決めておくと、身だしなみ計画が立てやすい。 そんなことをしていると、いつの間にか、 「オレンジ なお子」「ロッキーブルー」のように 色についての「定番」が自他ともに認めるところとなります。 食事についていえば 「1日に何をどれだけ食べるか」 という「四群点数法」の食生活の地図も 「一汁三菜」という献立の基本も まさしく「スタンダード」ということでしょう。 今回の身だしなみセミナーでは 社会的な「スタンダード」とは別に、 TPOに応じた「私流のスタンダード」が ありうること、それがあると、 身だしなみ計画が立てやすい、 というお話をさせていただきました。 活動シーンが多くなればなるほど シーン別のスタンダードも多くなってきます。 「食事相談のときはこれを基本にしよう」 「通勤はこれ、職場に着いたらこれに着替える」など。 「スタンダード」ということばがあると、 そこから変化を求める好奇心も生まれます。 最近は、セミナー中、ランチタイムには、 ちょっと服装を替える、という人も出てきました。 セミナー中よりも少し華やかに……。 その方は「ランチタイムのスタンダード」を 始めています。 「スタンダード」「基本」「定番」ということばがない状態は、 コンパスの軸足がないのと同じで、 円そのものを描くことができません。 それは人から見ると、どこへ向かって、 どう生きたいのかがわからない。 いえ、自分自身の方向性さえわからない。 「健康のカタチ」が自分にも、 人にも描けていない状態でしょうか。 今回、身だしなみセミナーにご参加いただくにあたり、 1つのテーマを課題にさせていただきました。 「私的な〝よそい着〟(お出かけ)の装いで いらしてください」と。 私的な外出とは、 食ジムなどの研修会に参加したり、 同窓会に参加したり、 立食パーティーに参加したりするときを イメージした服装でご参加をという意味です。 お召しになってこられた身だしなみについて お1人ずつプレゼンテーションを していただきました。 ある方は、 「オレンジ」という色をテーマにして 選んだとおっしゃいます。 白のベーシックなジャケットに、 ビタミンカラーのオレンジがさわやか。 ある方は、 「白」のジャケットと黒のワンピースが 一番のお気に入りで、どこに行くときにも これを着ると自信になるとおっしゃいます。 ある方は、 黒のシンプルなワンピースに 店員にすすめられたという 水玉のロングカーディガンでシックに。 ある方は、 「オペラ鑑賞をするようなエレガントなロングドレス」 ある方は、 「フリルがついた黒のブラウスに、 ストライプの綿のロングカーディガン、 深い青のパンツで……」。 大橋禄郎先生にゲスト講師としてお出でいただくのは 女子栄養大学出版部で 『栄養と料理』編集・編集長として 50年以上多くの栄養士と関わって こられたこらこそのアドバイスをいただくため。 「綿の柔らかな上着は家やご近所止まりですね」 「黒のブラウスと紺のパンツは効果的とはいえない」 「ロングのシャツやコートは、 こうして1日中着席している場合、 上半身だけしか見えないので、効果が充分発揮できない。 そいうのは、立食パーティなんかだと生きてくるのでは? ファッションプランは、そこまで考えたいですね」 「肯定的指摘は必要だけれど、 親しい仲間内では、ダメとイイの違いを指摘しないと ほんとうのイイはわからないものですよ」とも。 ある方は、黒のジャケット、黒のブラウスに黒のスカート。 1年前、私が主催する研修会に参加されたとき、 私や他の栄養士からもほめられたので 今回も同じコーディネートで参加したとのこと。 確かに1年前に拝見したときには すっきりしていてスマート、 洗練された印象であったことを覚えています。 ですが、表情が明るく、アクティブになられたいま、 上下が黒では、少し抑え過ぎ。 「黒と黒のコーディネートというのは いまの○○さんにとってシンプルすぎない? そのままお葬式にも行けるんじゃない?」と 大橋先生。 人間は成長や老化といった生物的変化とは別に、 私的にも社会的にも脱皮をするのだ、 ということを感じさせる事例でした。 同じ人でも、1年前と、1年後とでは、 お洋服は同じであっても中身が違う。 若さ、ハツラツさ、表情の多彩さは、 1年前の素敵な衣服を置き去りにして、 先へ先へと進化するということです。 そう考えると、 「一生着られる」「無難な服」という発想は、 自分の輝くべき人生にとっては 危険思想、危険感覚のようにも思えてくるのでした。 「これ学生時代に着ていたものよ」 「これ母のお下がり……」 アイテムや用途にもよるけれど、 うっかりすると自分の進化にブレーキを かけているかもしれないと思われます。 「衣服環境論」が今回も強調されました。 人間は環境を自分で作ったり改変したりすることができる。 そして、その環境に自分自身が適応する、 適応している自分自身がまた、 社会の環境の一部になる、 その視点を改めて学びました。 今回のセミナーでは、 香りについてもお話ししました。 「香りを身にまとう」というコトバがあるように、 もちろんこれも身だしなみの一部。 20世紀を代表するデザイナー、 ココ・シャネルは 「香りをつけない女に未来はない」 というコトバを残しています。 自分の環境を作ることができない人は 小ぢんまりした人生しか描けない、という意味でしょう。 栄養士はそれぞれの仕事の中で 「香り」を使うことには規制のある職業の1つともいえます。 しかし、オフの日、気分転換をするときになど、 自分の場での「スタンダード」を持っていたい。 「香りであなたとわかった」というようなスタンダードは 自分の個性の1つになるでしょう。 最近は、広義の香水の1つとして、 ボディークリーム、 ハンドクリーム、 ポプリ、 ルームフレグランス、 柔軟剤なども、 香水よりもやや手軽に利用している例として ご紹介させていただきました。 初めて身だしなみセミナーを開催してから 5年が経ちました。 栄養士が身だしなみについて 研修会を開いたり、参加したりという 企画は当時は反響も大きく、 栄養士の専門誌の編集者が 取材にお見えになったことを記憶しています。 今回は、 衣服のバリエーションを考えるよりも、 まずは「衣服を着ていく場をつくることがたいせつ」 ということを学びました。 遠くにいるファッションモデルを目指すのではなく、 近くにいる身近な人をモデルとしたほうが ゴールに近くなる……ということもあるでしょう。 「健康のカタチ」がまた一歩、前進。 社会の健康度は、 健康支援者の「スタンダード」の確定によって ずっと安定してくるように思います。
by palmarosak
| 2013-09-17 12:45
| 身だしなみ
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