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2011年12月16日~18日の2泊3日、 韓国ソウルに旅行しました。 今回の韓国往きは3回目。 15年前は、夏季語学留学で。 3年前は、家族旅行で。 今回は、パルマローザのお仲間と。 冬の韓国は初めて。 マイナス10℃の世界を体験することができました。 ソウルの印象は初めて行ったときと比べると、 おしゃれなカフェが多くなっていました。 それまでは、「タバン」といって、年配の方がおもに利用する うす暗い店内に大きなソファ……、 といったような喫茶店が多かったように記憶しています。 今回はアメリカ大手ファストフード店以外にも、 韓国発のおしゃれなカフェを多くみかけました。 私たちは、日本でも大ヒットした韓国ドラマ 「コーヒープリンス1号店」や「パスタ」のロケ地である カフェやレストランにも行きましたが、 社会現象ともなったドラマであったため 周辺のレストランやカフェまで、 おしゃれにイメージチェンジしつつあるようです。 ミョンドンの大通りは、 韓国流の「完璧なニセモノアルヨ」 「ニセモノしか売ってません」 「ここを切るとシャ〇ルになるよ」 などと、声をかけてくる屋台のおじさんやお兄さんがいます。 その一方、 オーガニックを謳った化粧品や食品、 サプリメントのお店が以前よりも増えていました。 朝9時前にマンドゥーのお店で並びます。 日本でいえば、小さめの肉まんのこと。日本円で1個40円くらい。 肉まんの皮を手作りをし、それに餡をつめて ふかしたてをいただきます。 キムチマン、野菜マン、アンマン、そのどれもが長蛇の行列! 屋台で並ぶときは、地元の人が大勢並んでいるかで 人気がある、人気がないのがわかるようです。 その他にも、韓国といえば、 ホットク(ホットケーキのような生地を揚げたものの中に、 野菜や蜜、餡などをつめたもの)、 お餅を揚げたもの、 焼トースト(紙コップの中に入れてくれる。中身は、キャベツの千切り、卵、チーズなど)、 カルククス(手打ちうどん) ウドン(日本と同じ発音) トッポッキ(甘辛く炒めたお餅) ネンミョン、(冷麺) チヂミ、(韓国のお好み焼き) オデン(屋台で見かける、すりみをかまぼこ状にし、揚げたもの) などなどが有名です。 上記、オデン以外はすべて粉もの! 旅行中、私たちが「ご飯」そのものを食べたのは、 機内食で1回、鍋料理のときに出たご飯で1回、 計2回だったほど、粉もの食文化は、 韓国食文化には欠かせないものだと実感しました。 以前夏に行ったときよりも、今回のほうが 油を多く使ったものが多いように感じました。 これだけの寒さに耐えなければならないのですから、当然かもしれません。 屋台がずらりと並んでいます。 そこには、20代、30代の若い女性たちが 友達と話をしながら、あるいは、1人で黙々と食べています。 衛生上何かと問題があるかもしれませんが、 酒を飲まない、こうした屋台での食事は、 ここに集まる人たちのコミュニケーションの場になっているようです。 今回は、ミョンドン、カンナム、アプクジョン、カロスキルという場所に 出かけました。 韓国人が日本人に場所を紹介するときに よくこんなふうに教えてくれます。 「ミョンドンは日本でいえば新宿、カンナムは、渋谷松濤の高級住宅街、 アプクジョンは青山あたり、カロスキルは代官山あたり」。 確かに日本人の私たちにはイメージしやすい表現ですが、 韓国人に伝えるときはどのように伝えるのかを聞いてみたかったような気もします。 アメリカ大手カフェチェーンがあったり、 あちこちに、オリジナルのカフェができていたり、 韓国女性のメークに変化があったり、と、 ここにグローバル化が進んでいることを感じました。 韓国人女性に多かったように思います。 それがいまは、言われなければ 韓国人なのか日本人なのかわからないくらいナチュラルメイクになったように思います。 マイナス10℃からプラス10℃の世界へ帰ってくると、 旅行してきたという実感がわきます。 早くもマイナス10℃の世界にノスタルジーを感じています。 旅先が暑い国であっても寒い国であっても、 余韻はちょうどよいぬくもりのようです。
by palmarosak
| 2011-12-20 16:20
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